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いまさらツイッターを始めてみてわかったこと

つぶやかないのか、
つぶやけないのか、
ツイッターってのは。
つぶやくためのもんですのにな。
せっかく始めてはみたものの、
なにもつぶやかない自分に疑問がわきました。
こっちのブログでは、
こんだけアホほど長い文章を書いているのに、
たった140文字の短文が浮かばないとは。
なんなんやろうか。
最初の一歩

なかなか出ませんね。
ツイッターを始めたのは1か月前の5月10日、
これは、
子会社を設立した日なので忘れません。
1回だけツイートして、
ひとりだけフォローしました。
最初にフォローしたのは心屋仁之助って人、
すごく人気のある心理カウンセラーさんなんですが、
ごぞんじですかな?
わたくし
宗之内喜久造

別に、
心屋仁之助さんのマネなんかした覚えはこれっぽっちもないんですが、
過去にいちどまちがわれたことがあったんです。
あちらさんの講演会の宣伝を見た人が
>キクゾウさんが講演されるのかと思ってました
とかって。
あのね、
わたしはそんな有名人じゃないし、
本も出してないですよ。
それで何年かまえから名前は知ってたんですが、
ゴールデンウィーク中に開かれた高校の同窓会で、
この人が元クラスメイトの弟だという話題が出た。
かなりびっくりしました。
あちらさんはプロの心理カウンセラーで、
>潜在意識で性格を変える
みたいなことをおっしゃってますんで、
わたしがパクってなくても内容が似てる部分はあるでしょうが、
まさかその人が、
元クラスメイトの弟で、
つまり同じ兵庫県加西市の出身とはw(゚o゚)w
なんせ普通科の高校がひとつしかない、
人口5万人足らずの小さい町ですからな、
同郷人だというだけで親近感がわいてしまい、
その勢いでフォローしてみた。
それだけ。
それからあとは、
誰かにフォローされたという通知が来たら、
その人をフォローしてるだけのくりかえし。
いまだに、
つぶやかない、つぶやけない。
なんのためのツイッターか、
目的があいまいなのは確かですが、
それにしても自由じゃない感覚に気がつきました。
なんだこの言論弾圧もどきな感じは?
フェイスブックでは、
会ったことない人とは友達にならないことにしてるので、
一定の歯止めはあるんですが、
ツイッターでは逆に、
知らない人ばっかりとつながろうとしているからでしょうか。
やっかいなことに巻きこまれそうな、
責められそうな、叱られそうな、追いかけまわされそうな、
不気味な圧力をジメッと感じる。
うかつにしゃべってめっちゃ叱られることが
しょっちゅうありましたからねぇ‥‥
若かりしころは特に、
ですね。
さすがに寛大な日本国憲法も、
オレにかぎっては、
言論の自由なんか保証してくれてないよなっ
‥‥みたいな。
これ、
なんのトラウマ??
いや、だって、
他人のことにゴチャゴチャ口出しして、
名を名乗って正面から打ちこんでくるならまだしも、
事実無根の誹謗中傷とか陰口とか、
めんどくさいのもあるでしょ。
あなたは‥‥?
SNSとかブログとかYouTubeで動画とか、
ネット上でどういう情報発信されてるか知りませんけど、
こんな優柔不断で自意識過剰なジジイを笑える?
パーンと威勢よく、
伝えたいこと伝えられてる?
あたりさわりのないことは、
わざわざ発信する意味もないわけで。
なにかこう、
届けたいメッセージがあるからこそ声を上げるわけで。
聞いてほしいから、
注意を引くためには目立たないかんでっていう思いもあるし。
シラッと素通りされるくらいなら、
ギョッとして立ち止まってもらったほうがうれしいこともあるわけで。
スベるよりはウケたいわけで。
駆け出しの芸人が、
ステージでパンツ脱いだりするのに近い心理もあるわけで。
短い文章だからこそ、
凝ろうとすればするほどむずかしい。
なんか、
どうしようもなくつまらないことをつぶやいてしまいそうな不安が
ぞわっ
と、
心をよぎります。
言葉をきれいに使いたいから?
っていうのも少しはあるかもしれませんが、
それともどうもちがう。
わたしがいま感じている、
この無言の圧力は、
昨今の不謹慎狩りと無関係ではないでしょうな。
何の気なしに発したひとことが、
不謹慎だ、取り消せ、謝罪しろ‥‥の嵐に見舞われる。
バッシングの標的は芸能人や政治家だけとはかぎりませんしね。
身近なところで気の毒なのは‥‥
小学校の先生かな?
授業中の発言がいちいち親の耳に入り、
けしからん、ふざけるなと吊し上げられて、
気の弱い新米教師はおちおち冗談も言えない感じ。
モンスターペアレント対応マニュアルみたいなもんが整備されて、
問題が表面化することは減ったのかもしれませんが、
教師が小学生にナメられっぱなしでは教育現場の荒廃は止まらないでしょうね。
不謹慎狩り、バッシングは、
ネット上の情報流通特性によって必然的に増えているものですから、
これから先も減ることはありません。
ある知りあい(男性)が、
子どもが生まれたことをフェイスブックで報告した。
正確には、
その子が生まれる前から、
胎内にいる赤ちゃんのエコー写真を投稿したりして舞い上がっていた。
やっぱりこういうのは、
子宝に恵まれない方たちにとっては、
いくぶんか神経を逆なでされるもの。
それを正面から批判するコメントはありませんでしたが、
オフラインの陰口が怖かった。
わたし自身、
長女が生まれるまでの道のりが平坦ではなかったので、
古傷をほじくられる想いがよぎります。
>合格しましたーっ!
って、
喜んでいる人の影では、
落ちちゃった人が泣いてますね。
>退院しましたーっ!
は、
おめでたいんですけど、
同じフロアの別の病室に、
検査結果が思わしくない人がいませんでしたか。
>ボーナスでPRADA買っちゃいましたーっ!
──いやいや、
ボーナス出ない派遣社員もうじゃうじゃいてますやん。
>決勝進出ーっ!
──ケガで今期絶望の人がいます。
>夢のマイホーム購入ーっ!
──震災で自宅が全壊、
仮設住宅暮らしのままって人が大勢います。
‥‥みたいな。
しあわせだしあわせだと浮かれる気分の反対側には、
いちいちそこに共感できない人たちがいます。
ITで、
不特定多数に向かって一斉に発信できる環境になったということは、
どこで、どんな境遇の人が、どういう想いで、
それを受け取るかわからんってことですよね。
つまり、
ハラスメントが予測不能ってことなんです。
‥‥もうね、
しゃべれませんで。
あなたがしあわせそうな笑顔をふりまいてるだけで、
しあわせになれない人をますます不幸にしてるっていうんですからな。
笑顔が世界をしあわせにする
だなんて、
冗談も休みやすみ言え!
って話ですよ。
ただ無神経なだけなんですからな、
とっても嫉妬深い人たちの立場も考えないとね。
あなたが美人だったりイケメンだったりするだけで、
箸が転んでもモテてしまうんで、
獲物を横取りされた感のブサイク系は憤怒にまみれるんですからな。
抜け駆けみたいに自分だけしあわせヨって浮かれていると、
刺されてしまう世の中です。
じゃあ‥‥
不特定多数を相手に、
こんだけ長文のメッセージをたれ流しているわたしは、
どんだけ無神経で無防備なのか?
受ける側の感情を傷つけないように
っていう配慮は薄い。
長文で伝えるときは、
わりとじっくり考えてから公開するわけで、
そこに毒が入ってたとしたら、
確信犯的に意図的に
>こいつは許さん!
と、
判断してるってことでしょう。
>つい口がすべりました。
とか、
言い訳できないってことですよ。
でもツイッターなら、
そういうことが大いにありえる
と、
思います。
140文字くらいが、
伝えたいことを伝えるのに最適なんですって?
そうかなあ?
文章が短いってことは、
言葉足らずですいませんってことですやん?
軽はずみな言動では、
ほんまによう叱られてきましたからナ。
ホンネとタテマエの使い分けとか、
ようわかりませんしね。
はじめに謝っといたほうがいいかもですか(ё_ё)?
めんどくさいなぁIT
あなたは、
不特定多数に向かって発信するデジタルな言葉と、
目の前の、
肌がふれあえる距離感の相手に向かって語りかける言葉と、
どっちが多いですか?
どっちに長い時間をかけているか

きいたほうがいいかな。
人の温度、
肌ざわりを忘れてしまうくらい、
ネットに関わってるのはいかがなものかと思いますよ。
w(☆o◎)w
──年寄りじみたこと言いました、
すんまへん。
よっぽどやりたくないのかなツイッター‥‥
なんせ、 めんどくさがり屋ですからな。
新しいことを始めるのは特におっくうなもん。
ブログの宣伝するくらいしか、
使い道が浮かばないし。
向いてないのかツイッター‥‥
誰か教えてくれよツイッター‥‥
気が散るだけならすぐにやめたいぞツイッター‥‥

若ゾウ対談──うつ病になるまえにIT業界と縁を切る

点線の引いてある語句に注意を払いながら読みすすめてみてください
仕事、
辞めることにしました。
もう限界です。

限界?
うーん‥‥やっぱりあれか、
この業界特有の多重下請け構造の悲劇か。

ええ、まあ‥‥
それだけじゃないですけど。
たまりにたまってって感じで。

たまりにたまっていよいよ‥‥か。
何年いたんだっけ?
いまの会社。

12年です。
2003年に入りましたから。

おー、
うちの娘が生まれた年じゃないか。
ずいぶん長いな。

はい。
いい経験をさせてもらいました。
社長にも、会社にも、
とても感謝してます。
ぜんぜん恨みとかないです。
これはもう
日本のIT産業の構造の問題だと思いますから。
ただ‥‥もう限界なんです。

惜しいな。
おまえほどの腕がありながらな。
才能あるのにな。

やめてください。
どうせ上から丸投げで降ってきた仕事を
下に丸投げするだけなんですから。
才能なんてぜんぜん関係ないんですから。
ITベンダーはもうつくづくうんざりです。
潮時なんです。
辞めるしかないんです。

潮時‥‥か。
すんなり辞めさせてもらえそうなのか?

知りませんよ
もう自分がぼろぼろなんで、
あとの仲間のことを考える余裕ないです。
ぼくが辞めても辞めなくても、
いつものデスマーチが続くだけですよ。

でもそのキツい環境に
10年以上適応してきたんだろう。

労働条件だけで考えるなら、
いまよりもっとキツいこともありましたよ。
それでもやっていけるつもりでした。
あいつがくるまでは‥‥ね。

あいつ‥‥ってどいつ‥‥?
あぁ、
もしかして例のイケメンのコンサルタントか。
西山とかいう‥‥。

キクゾウさんに向かってこんなこと言いたくないんですけどね、
ぼくはね、
コンサルタントっていう人種が大嫌いなんですよ。

ああ知ってるよ。
別にわたしも好きでコンサルタントを名乗ってるわけじゃないけどな。
他に言い様がないっていうか‥‥。

わかってます。
コンサルタントが悪いわけじゃないですから。
だいたいウチの社長は、
ITのことなんてよくわかりもしないのに、
世話になった人の紹介だからっていう理由だけで、
素人同然のコンサルを三顧の礼で迎え入れる。
それで過去に何回もひどい目にあってるっていうのに、
まだ懲りないんですからどうかしてます

耳の痛い話だ。

いまさら変われないんですよ、ウチは。
コンサルタントがどんな正論を吐いたって、
無理なもんは無理なんです。

この展開はわたしが予言したとおりだろう。
キミんとこの会社は、
ユーザーから言われたとおりのものを言われるがままに作ることで、
工数に比例して請負金額が膨らんで安定的な売上高を保つモデルだった。
日本のITベンダーにありがちなパターンだな。

そのとおりです。
創造性のカケラもない
会社が人財教育にお金をかけることもないし、
新しい技術を学ぶ場も時間もない
請負っていったって実態は派遣ですよ。
入社していきなり九州や四国に何か月も滞在させられる
中国と日本を行ったり来たりさせられるヤツもいます。
先端技術どころかとんでもないガラパゴスで、
労働集約型産業の見本みたいになってしまってる。
そりゃ辞めますよ。

ああ‥‥、
長いあいだご苦労さんってとこかな。

辞めるなって言わないんですか。

言わない。
IT業界で12年は長い。
もっと早く辞めたほうがよかったと思うくらいだ。
先進的な技術と独自性を激しく競うクリエイティブな現場は、
もっと人財の流動性が高まらないと活性化しない。

まったくですよ。
この国じゃ、
会社が簡単に社員をクビにできないとわかってるから、
開発者のプライドも失って保身に走る年寄りが増えてきて、
イノベーションを起こすなんてできっこないんですよ。
‥‥あ、
すいません。
人のこと言えませんでした、ぼくも。

眠れてないんだな。

え?‥‥ええ。
いまのプロジェクトに関わりはじめてから、
眠れなくなりました。
帰りが遅くて寝る時間がないのは昔っからですか、
ベッドに入っても気が立ってて‥‥

それはいつごろからかな?

もう半年近くになります。
お正月も休めなかったのははっきり覚えてますし、
それよりもっと以前からなので。

だったらその職場からは
もう逃げ出してもいい。
収入の心配はあるだろうけど、
メンタルがやられてしまったら元も子もないからな。
眠れない期間が長引いているならゲームオーバー。
退場命令だ。

ありがとうございます。
さらに吹っ切れます。

キミの会社はもう何年も、
新しいサービスを生み出していないよな。

ウチだけじゃないでしょ。
日本じゅうのITベンダーがみんなそうです。
遅かれ早かれ天罰が下りますよ。
新しいサービスどころか、
ほとんど実質的な価値を生み出してない。
旧態依然とした間接業務のメンテばっかりで、
世界から置いてきぼりを食らってるんです。

ま、たしかにな、
グローバル競争では日本は劣勢だ。

そんな状況で、
西山が2年前に取ってきたプロジェクトが
とどめを刺すことになったんです。

とどめ‥‥ねぇ。
‥‥あーわかった。
官公庁か。
額の大きい役所の案件を元請から引っぱってきたんだな。

お察しのとおりで‥‥最悪のパターンです。
役人は誰も責任を取らないくせに
納期は厳守させられるし、
要件定義になかった仕様は押しつけられる
一時的に売上高はボンと上がるでしょうけど、
現場はむちゃくちゃなことになってます。

要件定義の本番はカットオーバーの当日からはじまる
って、
笑えない名言もあるそうだからな。

デバッグの本番も同じ日からはじまるんですよ。

‥‥
うつ病が続発してるだろ。

ええ、まあ。
はじめからうつ病の予備軍が送りこまれてくるようなもんですから、
続発して当然なんです。
名前は出せませんが省庁関係の現場ですよ。
何日もカンヅメで帰れないんですから、
心は折れるし頭の線は切れるし‥‥

よかったよウチは。
めんどくさがり屋なおかげで、
公共のお仕事にありつけたためしがない。

キクゾウさんの会社は奇跡です。
規模は小さいけど下請けは一切やってないんでしょ。
おまけに公共の案件に手を出さないなんて殿様商売ですよ。
最上流のSIerじゃないですか。
ありえませんよ、
ふつう。

どうも毒のあるほめ方だな。
たしかに上流工程かもしれんけど、
そのかわりドブさらいまでやっとるがな。

ユーザーともめることはないんですか?

いまはもうほとんどないな。
あったとしても謝って許してもらえるレベルだし。
うちの社員はみんな明るくて面倒見がいいのでね。

ITの仕事やってて明るい会社なんて珍しすぎです。
うつ病なんかには縁がないんでしょうね。

メンタルなケアには万全の配慮を心がけてる。
しかも年々充実させてきてる。
それでも一触即発、
つねに意識してないと油断は禁物だな。
デジタルよりメンタルなんだ、
ウチは。

デジタルよりメンタルですか。
なんかそれも時代の先取りって感じですね。

デジタルからメンタルへ、かな?
近ごろの若ゾウは心の折れ方がハンパじゃないからな。
早い、深い、なかなか戻らない。

わたしもそれに当てはまるんでしょうね。
このごろ明らかに変なんで。
突然「わーっ!」とね、
大きな声を出したくなったり、
家にじっとしてられなくなって飛び出していったり、
飛び出しても行くあてもないから夜中に電話かけまわったり、
心が変調を来しているのがわかります。

じっとしていられない。

はい。
統合失調症かもしれません。
すごく不安です。

メンタルな不調にもいろいろあるからな。
これからもときどきこうやってメシ食おうか。

いや、でも、
キクゾウさん、お忙しいんじゃないですか。

さっきも言ったろ、
デジタルよりメンタルって。

あぁ、
わたしは観察の材料ですか。
お手柔らかに願いますよ。

だいじょうぶ。
ブラックなように見せかけて、
ほんとうはめちゃめちゃホワイトだからね(≡^∇^≡)

 彼のこの思考、このボキャブラリー。どこかあなたに似ていませんか?あなたは、だいじょうぶですか?
 ネガティブな若者とのホープレスな会話です。日本のIT業界の体質がにじみ出ていますので、そこも感じ取っていただきたいのですが、ネガティブな環境に折れて心が下を向いてしまった人が、無自覚にどんな言葉を発しているかを、よく観察してください。点線の引いてある箇所が消極的な言葉です。「毒」です。こんな言葉を使っていると心がますます消極的になり、人生はますます暗転します。ネガティブな言葉を使う人が引き寄せるのは、同じようにネガティブな言葉を使うネガティブな仲間です。不幸な境遇です。使うなとはいいません。せめて気づいていてください。
 この国のITベンダーによく見られる傾向として、構造的に労働集約型で革新的なチャレンジ精神は失せています。多重下請け構造は如何ともしがたく、開発業務は上から下へ丸投げされるパターンが常態化。メンタルヘルスにダメージを与えるブラックな要因が多いのも否めない事実でしょう。景気変動によって業績が悪化すれば真っ先に切り捨てられるのは末端の下請けです。
 システムの料金は、能力よりも開発に要した時間(一人が一月にこなす量)で決められる人月計算のため、仕事がヘビーな割に、やりがいが見出しにくい側面もあります。今回の若者は、偏差値の高い、一流大学を出たエリート技術者です。退職を機に180度の心機転換を図ってもらいたいものです。ただし、うつ病は決して会社や業界のせいでなるものではありません。

アスペルガー

>あなたが人間関係でいつも失敗するのは、
アスペルガー症候群のせいですよ。

と、
もしも20代に教えてもらっていたら、
状況は改善していたかな?
ひとつのことに異常にのめりこんでペース配分ができず、
決まり事に反発して団体行動になじめず、
まわりが傷つくようなことも平気で言ってしまう。
>それって典型的なアスペルガーなんですよ。
>広い意味では自閉症に含まれる、
>発達障害の一種なんです。

とかなんとか言われていたとしても、
ふつうにベラベラしゃべれてたわけだし、
スポーツも活発にやってたし、
学校の成績も優秀だったんだから、
大きなお世話ですよって感じだったでしょうけどね。
>いえいえ、
アスペルガーは知的障害を伴わない自閉症なんです。
>なので学校の成績は関係ありません。
>ほっとくと強迫性障害や社会不安障害、うつ病といった
>二次障害を併発してしまうから要注意ですよ。

へ~っ、
そうなんですか ┐(-。-;)┌
変わったヤツだとか自分勝手でわがままだとか、
コミュニケーションが下手だとか、
そういうのはもう、
うんざりするほど言われ続けてましたけど、
だからってそれが障害ってことになるとどうでしょう?
アスペルガー度がいちばん高かったのは、
10代後半から20代にかけてだったと思いますが、
いまからもう30年もまえのことでして、
当時はまだ日本にそんな言葉すら入ってきてなかった。
もっとも今後は
アスペルガー症候群という名称もなくなって、
自閉症スペクトラム

ひとまとめにされるようなんですけど、
もし、いま、
そんなふうに診断されたら‥‥
もう少し自分を客観的に見て、
こういう傾向があるから人より注意しないとダメだなとか、
まわりに不快感を与えることになるからこれはやめとこうとか、
お利口さんな大人の対応ができるかもしれませんね。
協調性がないのを障害のせいにして、
言い訳に使ってしまうかもしれませんがなあ‥‥

人間関係ってもんが、
とにかくめんどくさかった。


群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い‥‥
って、
これじゃ米倉涼子「ドクターX」ですけど、
まあそんな感じ。
まわりに合わせられないんだから団体行動できません。
寄ると触ると波風が立つ。
神経クタクタの人間アレルギー
誰のお世話になんかならなくったって、
ひとりで生きていけますから、
お願いですからほっといてちょうだいよ。

──そう言いたくもなる。
しかも、
きちんとしているのは自分で、
まわりのほうがアホでちゃらんぽらんに見えているんですから、
これは始末が悪いんですよね。
アスペルガーのきわだった特徴のひとつに「過集中」があります。
文字どおり集中しすぎるってことなんですけど、
興味のあるものにいったんスイッチが入ると、
何時間もぶっ続けで同じことにのめり込むんです。
トイレに行くのもメシを食うのも忘れてとにかく没入してしまう。
休憩も取らず人に話しかけられても上の空で時間の感覚も麻痺。
だから、
常人に真似のできない天才的な作品を創り出すこともできる
という意味では、
たとえ病的な特徴であっても悪い面ばかりではない。
が、
本人の目に映るまわりの人間は、
適当なところで物事を投げ出してしまう人たちですから、
許せない気持ちになって攻撃的になりがちです。
かなり危険ですよね。

パソコンというものを
初めて触ったのは28歳。
いきなりどっぷりハマりました。
これで事務処理効率を何倍にも高めることができたら、
人としゃべらなくて済むじゃないか。
必然的に、
そういうワークスタイルに惹かれていきました。
1989年。
ITという略語もまだなかったころの話です。
インターネットもありません。
ケータイもまだ使ってません。
パソコン仕事が儲かることなのかどうか、
まだぜんぜんわかってません。
でも、よかった。
それで食っていける可能性があるなら、
他に何もしたくなかった。
誰ともつきあいたくないくせに、
恋愛だけはナシで済ませられなかったので
よけいややこしかったけど。
これは後天的に可変なメンタル以前の問題、
性格というよりも、
脳が志向しているもんだから逆らえない。
自分の遺伝子と闘ってもしょうがないし。
まわりのみんなが楽しいと楽しいといって浮かれていることが、
ちっとも楽しくないってこと、
あなたにもありますよね?
また反対に、
まわりのみんなが難しい難しいといって嫌がっていることが、
自分にとってはちっとも苦にならない。
それどころかむしろ快感だってこともありますよね?
人はジグソーパズルのピースみたいなもんだっていうでしょ。
そんなふうに凸と凹が組み合わさるからおもしろい。
この歳になると、
そんなこともだいぶ理解できるようになってくるので、
人間関係も楽しめる。
ちゃらんぽらんでだらしなく、
どうしようもないヤツだと若いころには切り捨てていた相手が、
いまは上得意のお客さんになるんですからね。
まわりの人が苦手なことで自分が得意なこと、
それが仕事になってる。
自分には簡単にできることが、
バカじゃないかと思うくらい下手クソな人がお客さんになる。
ありがたいことです。
こんなこともわからなかった若いころの自分が
なんだか憐れです。
若いっていったってもう30近いええ大人だったんですが、
それでも当時は人間関係がめんどくさいっていうだけのことで、
とにかく変態的なまでにパソコンに取り憑かれた。
MS-DOSの愛想ない真っ黒な画面でしたけど、
プログラムを書くことにのめりこんだ。
ヤバかった。
人間とちがってきちんと命令したとおりに動く。
その爽快感が鮮烈でした。
一から十まで自分ひとりで書くことにこだわりました。
プログラムがまちがったらコンピュータは動かない。
それは100%自分のまちがい。
白黒はっきりしたことしか受けつけない脳には、
この潔さが快感でした。
「マッキントッシュ」
また別の方向でヤバかった。
PhotoshopIllusrator というアプリ、
いまでもある定番ですが、
それをフロッピーディスクでインストールしていた時代でした。
1992年。
喉から手が出るほど欲しかった、
Quadra(クアドラ)っていう当時の最上位シリーズ。
車が買えるくらい高価だったし、
だれでもかれでも所有できるものではありません。
生涯最高に思いきった一世一代の買い物です。
だからこそでしょうか、
もう優越感に浸りまくりで狂喜乱舞のエクスタシー。
ギーコガーコと音をたて、
ゆっくりのそのそと動いてましたけど、
ギザギザのないなめらかな曲線(ベジェ曲線)が描ける。
その技術に最初に触れたときの驚愕は
凄まじかったな。
いちばんハマったのは PageMaker(ページメーカー)っていうDTPソフト。
(のちにアドビに買収されるアルダス社の製品で、
いまの InDesign。)
Illustrator で描いたイラストや Photoshop で加工した写真がページに貼りつけられて、
テキストのまわりこみも簡単でレイアウトが自由自在。
血管が破裂するくらい興奮しました。
しかし残念ながらデザインの才能はイマイチだったため、
この夢のようなマッキントッシュを仕事に活かすことはできず。
だから仕事としては業務プログラムを書き、
趣味としてミニコミ誌をつくることにしました。

ここでちょっと脱線──
わたしがマッキントッシュでつくっていたミニコミ誌は、
不定期発行でたった300~500部くらいのもんでしたが、
シーナ&ロケッツのシーナさんと鮎川誠さんに
インタビューさせていただいたことがあったんです。
1995年、
ローリングストーンズの初来日記念特集号でした。
ある地方の小ホールでのライブ前でしたが、
リハーサルで「サティスファクション」をやってくれました。
ぐちゃぐちゃにかっこええギターとボーカルでした。
そのシーナさん(本名・鮎川悦子さん)がつい先日、
子宮頸がんのためお亡くなりになりました。
ローリングストーンズのステージにひとり日本人ギタリストがゲストとしてプレイするなら、
そこは心情として鮎川誠さんであってほしかったんですけども。
ご冥福をお祈りいたします。

ま、
どっちにしろ
寝ても覚めてもパソコン生活だったわけですね。
いったんパソコンのまえにすわったら、
朝から晩まで、
晩から朝まで、
止められない止まらない。
どうしてもこれが自分の職業でなければおかしいと、
思いこむまでに至りました。
そんなある日の明け方のことです。
>おまえはパソコンと心中しなさい。
と、
神の声が聞こえました。
もちろん幻聴でしょうけどね、
パソコン浸りで睡眠不足だったので。
しかしそれからもわたしの過集中癖は続き、
プログラムを書くことが職業となり、
ついに会社設立に至ります。
さらに会社設立から10年後、
デザインスタジオを開設(名ばかりですが)し、
三流デザイナーとしてホームページ制作も事業化しました。
会社は現在18期、
わたしたちのお客さんになっていただける人っていうのはどんな人なのか、
だいたいわかってきました。
えてして、
他人から見た自分の短所をひっくりかえしたところに
好ましい顧客ターゲットがあるもんです。
短所と長所は表裏一体であるともいえますね。
たとえばわたしはイベントなどで、
次々と気を利かせて準備をしたり片づけものをしたりすることが苦手です。
椅子を並べる、飲み物を買ってくる、
ゲストの方を案内する、
空調を確認する、配布物を揃える‥‥等々。
まわりの人がテキパキと動いている中でひとり、
ボーッと突っ立って眺めてるヤツがいたらどうです?
邪魔でしょ。
自分も手伝おうっていう気持ちはあるけど、
おろおろするばっかりで何をしたらいいかさっぱりわからない。
若かりしころはこれが苦痛で、
だから団体行動全般から自分を遠ざけていたわけですが、
いまはもうそういうキャラクターだってことにしてある。
えらそうにふんぞりかえりたくってそうしているわけじゃないんだけども、
まわりからそんなふうに見えてしまうならしかたない。
そういうことにしといてくれたらいい。
それが楽なんだからそれがいい。
アスペルガー的な性癖が多分にあるとしても、
それはそのまま強みとして活かす。
あなたが簡単にできることが
わたしにはできないが、
あなたにとって苦痛でしかないことが、
わたしには快感だってことが必ずありますから、
それが見つかるまで視点をずらしながら探します。
わたしの脳は、
本人の意図とは関係なく、
生まれもった器質として情報処理と相性がよいらしい。
もっと突きつめていうと、
正規化
です。
データベースの正規化っていう作業に関して、
脳が本領を発揮する。
好きっていう表現が合っているかどうかわかりません。
勝手に反応するもんなんで。
データベースを見たら正規化したがる。
これは、
テーブルの上に乗ったナイフやフォークやお皿を、
きちんと並べないと気が済まないのと似ています。
その角度や幅に
変態的なこだわりがある。
美しく正規化されていないデータベースは気持ちが悪い。
と、これはもう
情報処理における潔癖症といっていい。
複雑に入り組んだデータベースに鋭いメスを入れ‥‥
あ、
これもどっかで聞いたフレーズですが、
さまざまな謎や疑問を徹底的に究明し、
もつれにもつれた糸をほぐしてほどいていくことに
奇妙な快楽を感じてしまうヤツなので、
究極的にめんどくさいERPもどきのシステムを開発することが
生き甲斐になったのは必然の流れ。
顧客のニーズを超えて潔癖ですから、
そこまできれいに磨けと頼まれたわけでもないのに、
ピカピカに磨いて等間隔に揃えて並べてしまう。
病気だとしてもいいじゃないですか。
社会に役立てるように使えるならば、ね。
むかしから
バカとハサミは使いよう
っていうでしょ。
自閉症スペクトラムだってなんだっていいじゃないですか。
健常者じゃなくったっていい。
逆に、
その人にしかできない強みがあるはずです。
あなただって、
きっとどっか病んでるでしょ?
わたしにはわたしの並べたナイフとフォークとお皿の配置が、
いちばん美しく見えるんです。
ただの1ミリも動かしてもらっちゃ困る。
──ところがお客さんはそうじゃない。
きちんと並んでるかどうかは問題じゃない。
自分たちがいつも使ってる箸をそこに置けという。
創業初期はこれでお客さんとずいぶん揉めましたね。
お箸の長さも柄もみんなバラバラ。
角度や幅や色合いに無頓着で寛容なそういう方々こそが、
わたしに仕事を依頼してくださってるんですから。
ジグソーパズルの凸と凹ですからねぇ‥‥(ё_ё)
どういうタイプの経営者が自分を求めているか、
相性が読めるようになって、
ようやく社会に気楽な居場所が見つかった感じです。
情報処理技術をビジネスモデルに組みこめる経営コンサルタントとして、
特異な価値を発揮しながら成長し続けている。
20年まえに書いたプログラムが、
まだ稼いでくれてる。
反対に、
天敵も察知できます。
場の空気が読めなくて人の何倍も叱られてきたおかげで、
アンテナが敏感になってるんです。
正義漢ぶってえらそうに、
>なんだその態度は!
って、
上から目線で見下してくるタイプ。
>常識をわきまえろよ
っていう威圧感ね、
言葉で注意されなくても目つきでわかります。
中途半端なエリート層で、
公務員に多いタイプです。
大企業の中間管理職にも多い。
枠からはみ出している人間性をリスペクトできない、
常識人っぽい方々ですね。
なんせわたしは態度が悪いんですって。
すんませんなあ。
自分を見下すそういう人種を避けているうちに、
おおらかな中小企業ばっかりを相手に仕事するようになったんでしょうけど、
いくら中小企業でもそこそこ立派な規模になってきますと、
天敵があらわれる率が高くなります。
くわばらくわばら。
アウトロー扱いされて迫害を受けるか、
天才だと称讃されるかの紙一重。
きわどいサバイバルレースだったかもしれませんが、
それもむかしの話。
いまはとても穏やかでハッピーです。
排除する意図がなくても、
自然と居心地のいい人たちが集まってくれるようになってきて。
なんかムカつくしめんどくさい天敵みたいなヤツは、
まだ3年にひとりくらい現れますけどね。
これって多いですか?
>こいつ、
>めんどくさいしムカつくから、
>もう抹消してしまおう。

ってヤツね。
すっきり記憶から抹消したくっても目の前でウロチョロされることもあって、
やっぱりめんどくさいんで、
ほんとうははじめから出会わないのがいいんですけども。
まだそこまで自分のステージが上がってないってことは修行不足ですね。
反省しましょう。
これからもわたしは、
情報の3S5Sが苦手なお客さまを大歓迎します。
ルーズでちゃらんぽらんで慈悲深いみなさんを愛してます。
わがままで不器用な社長さん、
大好きです。
目くばり気くばりが行き届き、
おもてなしの心であとかたづけのできるあなたを大尊敬します。

情報の5S

2週間まえの夜から、
きょうまで、
ひさしぶりに問題解決のために思考を使いました。
たいした成果はありませんでしたが、
それでもいいんです。
この原稿を書くために、
わざわざそうしたようなもんですから。
ぐるぐるまわる堂々めぐりの思考って、
どんなもんだったか‥‥
わたしはふだん、
なるべく自分の思考を問題解決のために使わないことにしています。
問題が起こったときには、
それを解決しようとするのではなく、
直接的な意識をそこから離して、
結果として問題が勝手に解決してしまうように、
潜在意識に向かって問いかけだけは発しておいて、
あとはひたすら心のほうを整える感じです。
問題は急いで解決しようとしないことが
習慣になっているんです。
そうするとえらいもんで、
ほんとうに問題が勝手に解決してくれるっていうか、
ちゃんと答が降ってくるっていうか、
あたかも
忘れているあいだになくなってしまっている
感じになって、
いろんなことがずいぶん楽にかたづくようになりました。
だから今回は、
わざわざ問題を解決しようとしてみた‥‥
というような
変な言いまわしになるわけなんです。
折しもわたしの会社では4月下旬から、
手痛い解約が何件か重なって業績が下降気味
ただ数字が悪いだけじゃなく、
長年お世話になった方とのお取引が終了するという、
精神的に重苦しい事件も重なって、
解決すべき問題がどすーんと目の前に横たわってます。
問題解決思考は15日めに入りましたが、
いったんはじまると泥沼化、
ぬかるみは底なしです。
これは困ったことになったぞ‥‥
っていう波動に支配されて、
考えれば考えるほど、
ますます悪化していく気がして焦りが高まります。
もがいてももがいても出口は見えず‥‥
これはいつもの自分じゃないヨ。
たまたま今回は試しに問題解決をやってみているだけだヨ。
若いころの思考回路を思い出して
遊んでるだけなんだヨ。

──と、
自分の思考を客観的に眺めることに慣れているわたしでも、
いったん走り出した思考にブレーキをかけるのは骨が折れます。
疲れました。
たいへんなエネルギー消費量。
その大半は情報収集に費やされます。
かなり苦しいです。
20代、30代は、
ずっとこんなことやってたんですよね、
強迫的なまでに‥‥ですね。
問題がたくさんありまして、
それら山積する問題の解決のために、
思考が大忙し。
生活全体が、
問題解決のスピードレースのようでした。
思考中毒だったのかも。
どれだけ思考を重ねても答が出せなかったのが20代。
30代になると、
いろんなことが思考で決着していきましたが、
人間関係と心の問題は未解決。
パズルが解けるみたいに、
すべての問題がかたづいて消えていったのは、
思考の取り扱い方を覚えた40代。
50歳を過ぎると、
さらに思考から遠ざかり、
30代のころの100分の1くらいか、
あるいはもっと減ったのではないかなと思います。
皮肉なことのようでもありますが、
いまわたしの日常の中でいちばん思考を使うのが、
このサイトのために原稿を書くときだったりします。
(ё_ё)
これ以外のことで、
左脳をヘビーに使うことはなくなりました。
だからこの2週間の問題解決思考は、
ほんとうにひさしぶりの荒行だったわけです。
10年間に及ぶダイエットを破って、
昼夜問わず何日も暴飲暴食を続けたような‥‥
2週間で5キロも太っちまいました!!
──みたいな。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
そりゃあ下痢もするっちゅう話ですよね。
あ~しんどε=( ̄。 ̄;)
話は変わりますが、
わたしがはじめてパソコンを買ったのは27歳のとき。
エプソンの286UXっていうね、
フロッピーディスクは2枚挿入できたけど、
ハードディスクはついてなかったやつ。
そこからずっぽりプログラマの道に入りこんだのは、
ちょっとでも思考を楽にしたかったからでしょうね。
大量の情報が、
デジタルなメディアに記録できてコピーできて、
上書きや削除もできる。
それだけで感激でした。
表計算ソフトにいたっては、
数字と数式をセットしただけで、
自動的に足し算や掛け算してくれて、
その表が印刷できる。
むちゃむちゃコーフンしました。
コーフン、コーフン、大興奮。
これで思考がもっと自由に使えて、
もっともっとクリエイティブなことに時間を振り向けることができる

狂喜しました。
わたしにとって初期のITは、
思考の促進補助ツールにすぎなかったわけです。
情報の3S

手段であり目的でした。
よっぽど当時は
アタマが忙しかったんでしょう。
情報をプログラムできれいに並べて、
足し算や掛け算をコンピュータにやらせるだけで、
思考が効率化して時間が浮いた。
もう、
それだけでよかったんですよね。
思考にとって大切なのは、
時間とヒント。
アタマに自由が必要だったんです。
時間とヒントを与えらた思考は、
心を苦しみから救うことができます。
たとえば失恋したとしましょう。
弱っちい心は傷ついて寂しくなります。
すると思考はその問題を解決するために、
次の恋人をどこでどんなふうに見つけたらいいか、
誰に紹介してもらうのがいちばん早くて確実か、
必死で答を探します。
あ、そうか!

希望に満ちた答が見つかると、
まだ新しい恋人ができたわけでもないのに、
心の苦しさが晴れてしまうことがあります。
こんなふうに、
心がしんどいとき、
思考は心を救いだそうと全力で回転するんです。
あ、もちろん、
考えるまえに行動するタイプの人も大勢いますけど、
けっこういろんな心の悩みが、
アタマだけで解決できるのは確かなこと。
だから、
いつでもアマタの自由を確保しときたかったんです。
タイムカード(当時はまだ文字どおり紙)で残業時間を計算して、
給料計算ソフトに入力し直すとか、
日報(これも紙)から各現場の生産高を書き写して合計するとか、
納品書を発行する際に、
1行ずつ品名と単価と数量と金額をタイプするとか、
そういう単純な事務処理に思考を煩わされるのがとにかくイヤでした。
内勤のスタッフさんたちが一日中そんなことのために
壁際に置かれたオフコンに向かっているのを見るだけもイヤでしたから、
自分がさせられた日にゃあ拷問のようでした。
(T△T)
むかしむかしどこかの国の牢獄で、
石を運ばせる刑があったそうな。
ひとつずつ拾って運んで積み上げて、
積み終わったらそれをまた元に戻す。
一切の生産性がない単純作業のくりかえし。
この刑を執行された囚人は、
たいてい発狂してしまうそうな。

「ベント ~堕ちた饗宴~」(97年/日英合作)
っていう
第二次世界大戦中のナチス収容所を舞台にした映画では、
ゲシュタポに捕まって収容所送りになった同性愛者の2人が、
石運びの作業を強制されたあげく悲壮な死を遂げます。
めちゃめちゃ暗すぎる話でした。
ミックジャガーが女装して特別出演してるっていう以外、
映画館に足を運ぶ動機が浮かびません。
──あーあー、
またまた脱線が長くなってしまいましたが‥‥
こっちの帳面からあっちのファイルへ、
数字を書き写すだけの
転記
みたいな単純反復作業を
つまらなさそうに続けている事務員さんを見ると、
わたしはいつも、
この「石を運ばせる」を思い出すんです。
なんのために人間には創造力が与えられているのか。
人間たるもの
思考に石を運ばせてはいかんじゃないか。
──そのときのわたしにできることっていうのが、
プログラムを書くことだったんですね。
思考を解放して自由にしてやろう
ってことを、
自分のミッションとして選んだ経緯はそんな感じ。
魔王の雲

そのための道具です。
解放されて自由になった思考に、
もっと創造的な仕事をさせてあげられることを、
わたしはいまでも願っています。
──以上、
ここまでが3Sについての話です。
きょうはそこに
あと2つのを足しまして、
情報の5S

話をします。
3Sまでは製造業の活動と同じで、
整理・整頓・清掃

指していました。
が、
5Sのほうは
清潔・躾
を足すのではなく、
わたしのオリジナルでいきます。
(ё_ё)
4つめの
静止
──情報を遮断して止めてしまうこと。
デジタルな情報だけではなく、
アタマの中で行き来する情報を止めてしまう。
脳内の情報処理を止めるってことはすなわち
思考を止める
ことに他なりません。
ぜんぶ止めてしまうのが無理なら、
制限
でもいいでしょう。
思考を強制終了するためのもっとも強力な手段として、
瞑想がおすすめなのはくりかえすまでもありません。
そして最後の
静観
──アタマの中で情報が処理される様子
を、
それ自体が自分だと思わず、
思考の動きのゾーンから外へ逃れて、
その動きを客観的に視ることです。
見えているものは扱いやすいのです。
自分が考えている
のではなく
考えているのが自分
なのでもなく
自分の思考があのへんに浮いてる
って感じ
です。
見るもの、聞くもの、
浮かぶもの、感じるもの、
味がするものも、臭うものも、
──すべて情報。
整理・整頓・清掃

静止・静観
5S
で、
徹底的にアタマをクリアにしてみられてはいかがでしょう。

SEOでページビュー数だけ伸ばしても‥‥

さて、
これはいったいなんのグラフでしょうや?
アナリティクス
わからん人にはさっぱりわからないが、
気になる人はもういきなり目つきがピラニアみたいになるっていう‥‥
コワいコワい。
サイトのアクセスを分析するツールはいろいろありますが、
その中でも定番中の定番といえるのが、
グーグルの「アナリティクス」ってやつですね。
アナルセックスと似てるけど別物ですからまちがえないように。
こんなのなかったころは、
アクセス解析ツールだけで何億と売り上げてた仲間がいてたもんですが、
彼らはどこに消えてしまったんでしょう?
コワいです。
キクゾウは、
自称三流デザイナーとして
ホームページ制作のお手伝い

自称二流マーケターとして
ネットショップ運営のお手伝い
なども
仕事の一部としてやっていますので、
いわゆるSEO(検索エンジン最適化/Search Engine Optimization)
無関係ではいられません。
類似の技術として、
LPO(Landing Page Optimization)

SEM(Search Engine Marketing)
っていうのもありますが、
要するに、
自分のサイトに人を呼びこむための手段です。
ちなみにわたし、
関西デジタルコンテンツ事業協同組合(通称「カンデジ」
っていうとこの理事もやってるんですが、
この組合に入ってもうかれこれ10年になります。
組合が主催するいろいろなセミナーの中でも、
SEOはやっぱり人気が高い。
講師の話に食い入るように聴き入って
熱心にメモを取るみなさんの姿に感心させられます。
そりゃそうですよね。
せっかくサイト立ち上げてそこで商売するんですから。
アクセスが少なきゃ勝負にならない。
まさに生きるか死ぬか、
そこが命がけの剣が峰って人も実際にたくさんいらっしゃいます。
あいにくキクゾウは
SEOに関して専門特化しているわけでもプロでもなく、
メインの事業はまったく別。
なので、
ランキング争いに命がけの人は今日のわたしの話は聞かないほうがいいでしょう。
ゴリゴリ本業のプロの先生を紹介しますので、
そっちに行ってください。
スマイルビジョンっていう、
カンデジの代表理事さんの会社だってその方面はプロだし、
いっそのことカンデジに入会しちゃうっていうのが
SEO攻略のいちばんの早道だと思われます。
(ё_ё)
逃げ腰っぽい前置きが長くなりましたが、
最初にお見せしたグラフと数値は、
このサイトのリアルなデータ
先月(2014年1月)のページビュー数に関するデータです。
そしてもうひとつ、
みごとな急角度で右肩上がりに伸びていくグラフもご覧にいれましょう。
これもこのサイトのデータです。
みなさん自身のサイト運営にぜひともお役立ていただきたく、
これから事実を事実として虚飾なく述べますので、
他のデータと比較するなりなんなりして参考にしていただければさいわいです。
アナリティクス
わたしがこのサイトを開設したのは2011年1月16日。
わが社の設立記念日で経営指針発表会を開くと決めている日を選び、
最初の記事を投稿しました。
なんでも縁起をかつぐタイプなんです(≧m≦)
それから丸3年がたったところで、
その間のアクセス状況をいったん包み隠さず公開しておこうというわけです。
「たった3か月で月間10万PV集められる
SEO攻略のすべて!」

──みたいな、
すごい攻略法をお伝えできたらいいんですけど、
どうやらわたしにはそんな体力も情報力もありません。
残念ながらケタがちがうようですε=( ̄。 ̄;)
きっと、
あなたにもないと思いますよ。
いや、
失礼しました。
体力や情報力よりももっと大切なのは、
いうまでもなく目的です。
ひとくちに営利目的にもいろいろあって、
直接的(短期的)に利益を求めるのが目的だっていうサイトもあれば、
そうでないサイトもある。
おカネはあとからついてくる
っていうタイプのわたしにとって
このサイトは、
ま、
いま流行りの
コンテンツマーケティング

テストモデルになったらいいっていうくらいのお気楽な感覚で、
社長ブログがわりにマイペースで楽しんでます。
投稿の頻度は月に平均3本、
つまり10日に1本のペースです。
広告はひとつもやってないし、
ブログランキングみたいなところにも登録してない。
フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアも活用してない。
つまり、
SEO上のむずかしげな技巧は最小限で、
ゆっくりコツコツ文章を書くというあたりまえの作業だけで、
どんな結果が出るか試してみた。
(ただ例外として、
むかしからの「ならわし」みたいなもんで、
Yahoo!のカテゴリ登録だけは最初にやりました。
効果を期待したというより習慣で。)

わたしが原稿を書くのはもっぱら自宅で。
休みの日に書くか、
仕事から帰ってきてから夜中に書くか。
ペースを決めているとちょっとしんどいこともあったけど、
しょせん10日にひとつくらいなので
ほとんど苦になるようなことはありませんでした。
その結果のページビュー推移が上のグラフ。
グラフの中で上の青い線が単純なページビュー数、
つまり、
開かれたページの数。
じゃあ下の赤い折れ線は何かかというと、
「オーガニック検索トラフィック」といって、
GoogleやYahoo!、MSNといった検索サイトからのアクセス数、
つまり、
検索されて見つけられてページが開かれた回数です。
いかがでしょう?
まぁだいたい、
こういう投稿のしかたを続けていたら、
こんな形のグラフになるであろうことはだいたい予想はしていましたが、
それにしてもわかりやすい結果が出ました。
投稿のペースは同じなのに、
最初の1年間はまったく検索には引っかからず
検索エンジンの習性を知らないナイーブな若ゾウなら、
ここで心が折れて
書くのをやめてしまうかもしれませんよね。
ショップの売上を伸ばしてほしいとわが社に委託していただいたのはいいけれど、
1年たってもたいして変化がないからといって、
ブチ切れして業者を乗り換えてしまったクライアントさんも過去にはいました。
しかし、
メッセージに中味がないというか、
想いのこもらない文言ばかり並べておいて、
アクセス数を金で買うようなことをわたしはしたことがないし、
おすすめしたこともない。
即効性を求めるなら、
リスティングなどの広告宣伝に
より多くのお金をかけたほうがいいでしょうね。
そもそもSEOっていうのは、
ある特定の情報を欲しがっている人のところに、
最良な回答を届けるためにあるもんです。
商品よりも知識がメイン。
コンテンツをつくる努力と、
売れるようにする努力とのあいだに、
どうしても乖離が起こってくるんです。
2年めになってようやく、
このサイトにも検索で情報を探し求めて人が訪れてくれるようになってきましたが、
もしわたしの目的がモノを売ることだったら、
こんな悠長なことはやってられなかったでしょう。
わたしのやっていることは1年めとなにも変わらず。
10日に1本のペースで投稿するだけ。
3年めになると、
反応がそれまでと明らかにちがってきているのがグラフからも一目瞭然。
特にここ最近は
ほとんど垂直じゃないかと思えるくらい急激な増え方をしています。
このグラフの折れ線がとつぜん横ばいになるとも考えにくく、
いったいどこまで伸びるやら‥‥。
書いてるほうとしてはモチベーションが上がるので歓迎なんですが、
それにしても、
こんなに増えてきたとなるとアホなこと書くのが憚られます。
他のことでこんなに急上昇するものはわたしの日常生活ではちょっと見あたりません。
会社の売上高がもしこんなふうに伸びていったら‥‥
って、
想像するだけで恐ろしいし。
執筆するテキストの量がもうちょっと多ければ、
当然アクセスももっと多く、
月間1万ページビューを超えるタイミングももっと早くなったんでしょうが、
このサイトの場合はいまのところ、
そこが勝負じゃないので。
わたしは仕事で、
ネットショップを含む複数サイトのアクセス解析を同時並行してやっているのでわかるんですが、
このサイトよりページビュー数が少ないのに
月間数百万くらい軽く売り上げる
ショップもあれば、
逆に何倍ものアクセスを集めながら、
いまいち売上に結びつかないショップもある。
実は、
わたし自身のメイン事業のほうのサイトも、
あまり大きな声では言えないので小さく書きますが、
けっこうなネット受注率を稼いでくれているのに、
アクセスはこのサイトよりだいぶ少ないw(゚o゚)w

あたりまえのことですが、
要は商品の特性や市場の大きさ、
サービスのタイプや顧客層、
あなたという人間の心のサイズによって、
必要な利益の額のケタがちがい、
目標とすべきページビュー数のケタがちがう
他社さんのサイトの場合、
ああしたらいいのにこうしたらいいのにと感じることがあっても、
わたし自身がサービスや市場に詳しくなければ、
なかなかターゲットにヒットする言葉を見つけることができません。
あれこれ試したいアイデアがあっても企画が通らなければ実現しないし、
歯がゆい思いをすることがよくあります。
自分のサイトで、
しかも名前を変えて身元不詳という前提でやっていると、
思うがままに実験できるので、
実にいろんな気づきを得ることができました。
どんな原稿を書いてどんなタイトルをつけたら、
どのくらいの期間でどれだけの人が読んでくれるのか。

ページビュー数も大切なんですが、
もっと重視しているのは「ページ滞在時間」のデータです。
じっくり読まれているページ、
さっさと読み飛ばされているページがはっきりわかる。
サイト全体では平均すると3分27秒と出てますが、
これはけっこう長いほうだといえるでしょう。
ひとつひとつのページの文章量が多いのがこのサイトの特徴でもありますしね。
ちなみにページ別にみると、
このサイトの全投稿の中でビュー数がいちばん多いのは、
感情を消す
っていう投稿です。
書いたのは去年(2013年)の4月なんですが、
ずーっとダントツで読まれています。
なんでなんだろうか?
なんていうことを考えてみるのがまたおもしろいわけですね。
このページの先月のページビュー数は1032回。
滞在時間の平均が4分57秒。
ってことは1か月に
のべ85時間かけて読まれたことになるわけです。
ここでついでに、
「オーガニック検索トラフィック」の詳しいデータもお見せしておきますと──
アナリティクス
オーガニック検索トラフィックは、
どんなキーワードで検索されているかがひと目でわかるんですが、
やはり上位には「感情をなくす(方法)」っていうのが目立ちます。
世の中に、
感情をなくしたい人がそんなにたくさんあふれているとは
書いた本人は書いた時点では知りません。
あとからこうやってデータを見てわかる事実です。
他の検索キーワードとしては─
  • 津留晃一
  • クンバハカ
  • 社長になりたい
  • 戦略と戦術
  • 空腹を楽しむ
  • IT企業 ブラック
  • 我執
  • 接客 笑顔
  • 結婚 退職
  • マネジメントゲーム
  • 思考を止める
  • 独立したい
  • どんな会社にしたいか

‥‥などが上位に並んでます。
ふ~む、
なるほどなるほど。
ショッピングサイトを運営されているみなさんなら当然、
こういうキーワードの出現回数から、
顧客ニーズがどっちを向いているのかを分析されていると思いますが、
それをタイムリーに新規開拓に結びつけていくためには、
サイト内の各ページのテキストの中に、
それらの語句を適切に混ぜこんでいくことが必要になります。
狙いどおりの結果が出るようにコントロールしていくのもおもしろいかもしれませんが、
出てきた結果から教えられることのほうが圧倒的に多いはずです。
やってみた方ならおわかりでしょうが、
アクセス解析はマーケットリサーチなんです。
検索サイトのロボットのほうが、
まだあんまり賢くなかった時代には、
たとえば吉祥寺のステーキ屋さんが、
吉祥寺、ステーキ、吉祥寺、ステーキ、吉祥寺、ステーキ、吉祥寺、ステーキ‥‥
みたいに、
imgタグのalt属性にやたらと単語を並べ立てるようなことも有効とされてました。
ほほえましいというか涙ぐましいというか、
そんな努力が通用していたころがなつかしいですよね。
被リンク数が重要なんだと知って、
業者のサーバから大量のリンクを張ってもらったり、
新しいドメインより古いほうが有利なんだと聞けば、
意味もなくオールドドメインを買い漁ったり、
それが近ごろでは「いいね!」ボタンやらなんやらをいっぱい並べて、
SNSから呼びこまないとだめなんだとか。
みっともないことはやめましょうよね。
せっかくのお役立ち情報が拡散されないとすれば寂しいことですが、
はじめっからなにがなんでもSEO対策っていうのでは順序が変ですよね。
本質的な価値を高める努力が先でしょう。
中小企業が物量で勝負したら大きいところには勝てません。
あっちはヒトもカネもあるんですから、
ページ数にしろテキスト量にしろ動画本数にしろ被リンク数にしろ、
なにからなにまでかなわない。
想いの深さで勝つしかない
あるいはそれ以上に、
魂のステージを高めていって、
勝負なんてしなくても豊かになる道を進むか。
浅はかな小細工を弄して疲れ果てて、
むざむざ討ち死にすることはない。
検索サイトのロボットだっていつまでもアホじゃない。
いや、
パンダだペンギンだと騒いでいるあいだに、
とんでもなく賢くなっている。
だから
まっとうに生きろ
っていう、
昭和のオヤジのようなクサい助言が今日の戒めだ。
SEO対策はもちろん大事。
インターネットのしくみも理解できるようになる。
業者の中にもまっとうな業者がちゃんとある。
まっとうな先生に出会うのもあなたの実力のうちだろうが、
それにしても、だ。
これまでいったいどれだけの一般市民が、
アクセス欲しさにSEOにつんのめり、
空虚な労力と金を注ぎこんできたんだろう。
自分の心には愛なんてないくせに他人からは愛されたい
っていう
バカの見本みたいな人間になりたいか。
ホームページも同じですよ。
他者を益する中味になっているかどうか
本質的なところを見つめ直すことから
はじめてください。
もちろんわたしもそうするつもりです。
もうじゅうぶんたくさんの方に読んでいただいてますので、
投稿のペースを少し下げてでも、
質を高めていくようにします。
で、この先、
ページビュー数やページ滞在時間がどう変化するか。
どんなグラフになるか、
おカネを突っこむのは、
そういうことが自分でしっかり把握できてからにするでしょうね。
クライアントの負担にならないかたちでマネタイズするとしたら、
どんなしくみをどのへんでつくっていくか。
老後の楽しみが尽きませんね。

わたしがグループビデオ通話を好む理由

北は北海道から南は沖縄まで
ってセリフ、
いっぺん言うてみたかったんです(≡^∇^≡)
当社のサービスが、
北海道で初めてご利用いただけることになったのは去年の2月。
そしてつい先日、
沖縄のお客さんとのあいだで契約が成立いたしまして、
これで一応、
当社のクライアントが北は北海道から南は沖縄まで
日本全国に広がったことになりました。
ま、とはいえ、
47都道府県のすべてを網羅しているわけではなくて、
まだ12都道府県なのですが、
それでも、
全国展開は着々と進んでいる感じです。
全国区進出経過マップ

ウチみたいな小さい会社でも、
こんなふうに全国に市場を広げられるのがクラウドのおもしろいところ。
そう遠くない将来、
47都道府県のすべてを埋めつくしますから。
さあ、
そこで活躍してくれているのが
スカイプ
です。
スカイプのグループビデオ機能を、
じょうずに使っているんです。
そうでなければ、
今日のこのエラそうな全国展開はありませんでした。
あとで述べますが、
東北大震災のあった2011年の危機的状況を
黒字で乗り切ることもできなかったでしょう。
スカイプと聞けば、
>あ、あの、
>外国にいる彼氏とでも無料でしゃべれるっていう電話よネ。
>でもあたしはネ、
>遠距離恋愛はしない派だからいらないの、
>ウフ(*^_^*)

と、
そんな認識の人が多いと思うんですけど、
わたしがスカイプを使うときは、
必ずビデオで顔を写して使う。
2人で話すときも3人以上のグループであっても、
必ずお互いにお互いの顔が見えるようにする。
それはつまり、会議にしろなんにしろ、
何人かが一箇所に集まっているところに、
出て来られない人だけがスカイプで参加

──というような
いびつな使い方はしないということです。
スカイプで打ち合わせをするときは全員がスカイプ
そして参加者全員の表情がビデオで見えること。
みなさんもスカイプを遠隔コミュニケーションに活用されるときは、
ぜひそれを条件にしていただきたい。
それならなんとか伝わるんです。
ギリギリですが、
面と向かって話すのにかなり近いコミュニケーションが実現できる。
相手の目を見て話すことができるんですから。
もし姿が見えず、
音声だけで3人、4人とか、
ひとりだけスカイプで、とかいうことになると、
どうしても気が散ってしまって場が保てない。
事務的なやりとりならいいのかもしれないが、
気持ちを見せることも見ることもできない。
そのくらいわれわれは、
黙っているあいだにも姿勢や表情全体──特に目──で、
ノンバーバルな(非言語の)メッセージを大量に出している
ってことですから、
いびつな使い方ではこれが損なわれるんです。
>やっぱり集まって話しあわなきゃダメだ!
>ビデオ会議じゃ埒があかん!

とかなんとか批判が起こり、
クソ暑い中、
またぞろ退屈な会議に呼び出されることになるでしょう。
いや‥‥
なにもわたしは、
膝を突きあわせて話すことを軽んじているわけでは決してありません。
会って話さなければならない用件も多々あります。
スキンシップも大事。
足を運ぶというのはそれだけで誠意のあらわれでしょうし、
会議の中味はともかく、
そのあとの飲み会のほうに重点が置かれていることがあるのも承知しています。
だからこそですよ。
なんでもかんでも簡単なほうで済ませようと言っているわけじゃないんです。
お互いに足を運んで、
面と向かって話すからには、
それ相応に中味の濃い話をしようじゃないですか。
いっしょに酒も飲むし、
風呂も入る。
握手もするしハグもする。
相手が異性ならチューもする。
寝ずに話を聞けと言うなら朝まででも起きときます。
でもね、
いっつもそんな熱くて濃い中味じゃないでしょ。
ふつうの会議なら別にスカイプでいいじゃないですか。
大切なことを伝えるのに、
電話を使うのかメールを使うのか。
会って話すべきか、
いっそ直筆で手紙を書くか。
そういうことを自分なりに真剣に考えた結果として、
スカイプがベストだと判断したときがスカイプです。
わたしが初めてビデオ通話を試したのは2011年1月16日。
フェイスブックもユーチューブも、
そしてこの「人間活動に専念」サイトも、
同じ日にいっぺんに始めました。
日取りに関してはけっこう験を担ぐんですね、
キクゾウは。
その直後にスカイプのバージョン5.1がリリースされて、
グループビデオ通話の人数を3人、5人‥‥と増やしてみましたが、
画質も音質もまったく問題なし。
これを実務で使わないのはアホだと思いましたね。
ただし3人以上でグループビデオ通話するときは、
無料ではありません。
でも迷わずスカイププレミアムを購入しました。
マイクとヘッドフォンが一体になったヘッドセットをいくつも買って、
得意先にタダで配りまくりました。
1組2000円くらいのもんですから、
100セット配っても20万円。
移動のための交通費と時間を考えたら安いもんでしょ。
半ば強引に送りつけたんですけど、
みなさんだいたい好意的に受けとめてくれましたね。
会社の幹部ミーティングをスカイプでやりはじめた会社もあります。
中小企業家同友会の委員会やブロック会の打ち合わせを、
スカイプでやろうと提案したときも、
費用をウチが負担してヘッドセットを配った。
とにかく1回やってみて、
やっぱりなじまなかったならしかたないんですけど、
いっぺんはやってみてほしかったんですね。
お客さまにもスカイプ利用を促進する意味で、
平日の電話受付時間を2時間短縮。
結果としてわが社では日常的に、
グループビデオによる打ち合わせが定着しました。
スカイプがわが社の経営危機を救った!
‥‥とまでは言いませんが、
いやしかし、それにしても、
2011~12年の2年間は受難の年でしたな。
3.11
東日本大震災

それと直接的に結びつくともいえず、
あの震災が原因だとは考えてないのですが、
しかし、
ちょうど震災の直後から、
悪夢のような取引先倒産と解約に見舞われた。
ドスッ!
ボカッ!
グザッ!

‥‥と、
下腹部で鈍い音が響くように、
強烈なパンチを続けざまに食らいました。
業績が急降下していることを知りながら、
翌年の新卒に内定を出していいのか。
採用は中止するべきではないのか。
中小企業家同友会の先輩に相談を持ちかけました。
「無責任なことはやめておけ」とおっしゃる方もおられましたが、
大半は「こういうときこそ」という空気でした。
実際、ウチのピンチなんて、
被災されたの方々の痛みに比べたら、
屁みたいなもんなんです。
未曾有の大惨事が起こっていることは頭ではわかってましたが、
あまりにむごたらしすぎて心が麻痺していたんでしょう。
自分の置かれた状況もかなり危険でしたがなぜか痛みは感じませんでした。
ただポケーッと放心状態に近かったような気がします。
当時のわたしはプライベートな面でもダメージ受けて混乱しており、
会社の数字を直視できませんでした。
いま、
あらためて月次売上のグラフを書いてみると、
2011年8月に深い谷があります。
4月以降、
恐ろしい角度で下がっているのです。
こんなんでよく6月に内定を出せたものだと思うとゾッとします。
比較的早い時期に業績が反転したのは、
かる~いちぎれ雲を遠いところへ飛ばそうという、
新しいビジネスモデルを描いたからなんです。
要するにクラウドのパッケージ展開ですね。
愛知、広島‥‥
おっ!北海道!
えっ?山口?
福岡、鹿児島‥‥
次は‥‥うん?
茨城ってどこよ?
とかいってるうちに沖縄。

計算どおりというべきか、
予想以上というべきか、
どうあがいても赤字だろうと覚悟していたところを、
首の皮一枚で免れた。
次の年も同様。
わたしにとってはまるで奇跡のようなタイミングで、
モデルチェンジが起こってギリギリ黒字。
16期めの今期に入ってもちぎれ雲の調子は衰えず、
過去最高の売上高と11期連続の経常黒字が確定的になってきました。
おめでたいでしょb(⌒o⌒)d
期末までまだ5ヶ月ありますけど、
久しぶりに安心して見ていられる数字が並んでます。
喜んでやってください。
そして、
御社でもスカイプの積極的な活用をぜひご検討ください。
わたしの経営相談もスカイプです。
ご希望ならヘッドセット、
タダで差しあげますよ。
まだいっぱい在庫ありますからね。
スカイプで話しましょう。
話せばいいことありますよ(≡^∇^≡)

プログラマの美学

JavaScriptでちょっと遊んでみよう。

ここに
x、y、m、sの4つの変数があるとする。
m=x*y
(mはxとyの積)

s=x+y
(sはxとyの和)
だとする。
ただしxとyの値は、
10000未満の自然数(0を含まない)とする。
タブレットやスマートフォンがすっかり普及し、
「タッチパネル」がますます活躍するご時世なので、
キーボードを使わずに、
タッチまはたマウスクリックだけで、
xとyの値を自由に入れ替え、
そのつどmとsの結果が常に確認できる、
そんなオモチャを作ってみよう。

──というのが本日の例題。
完成イメージはこんな感じです。
m x y
×
 
s x y
 







これ、
ちゃんと動きますんで、
なんかボタンをクリックしてみてほしい。
わかりますよね。
(;^◇^;)ゝ
こういうオモチャをササッと作れる人、
おもしろそうだからいっちょやってみよ
って、
パッとやりはじめる人、
は、
プログラマとしての素質十分といえます。
いくら簡単なオモチャでも、
見栄えもこのくらいそこそこ整えるとなると、
5~6時間はかかるのではないかな?
もっと早くできたという人は
わたしの助手になってほしいくらい優秀” “(/*^^*)/
>数字にカンマがついてたほうが親切だよね?
なんていうところに気づいて、
さらに品質の高いものができた人もすばらしい。
JavaScript(じゃばすくりぷと)は、
わたしたちのいちばん身近なところにあるプログラミング言語で、
いまパソコンでこのページを見ている人なら、
その場ですぐ何か作って遊べる愉快なオモチャです。
たった1つのテキストファイルの中で完結できるし、
ネットにつなぐ必要さえない。

ホームページの基礎となるhtmlについても、
どのていど知っているかを試すことのできる、
基本中の基本中の基本中の基本。
特にこの例題は、
文法としては非常に平易なレベルのものしか使ってませんから、
どうせ遊びなのでとりあえずやってみたらいいですよ。
>ボクはC++しか習ってないので、
>JavaScriptはわかりません。

なんて、
笑えない言い訳はいらないんで、
チャカチャカっとやっちゃってください。
習ってるとか習ってないとかは関係なし。
このくらいパッと見たらわかるくらいでないと、
センスがあるとはいえません。
ウェブに関わる仕事をしたい人は、
スタイルシートだって知らないでは済まされない
‥‥というわけでわたしの会社では実際、
本採用まえの適性試験として、
この例題のような腕だめしをいくつかやらせることにしています。
さっきのがむずかしいという人は、
たとえばこういうのはどうでしょう。




これも動きますんでクリックしてみてほしいんですけど、
これだとスタイルシートも関係ないから10分もあればできますね。
このくらいサッとできない人には、
プログラマはあきらめてもらって、
さっさとちがう仕事を探してもらいます。
要はこんな遊びを
おもしろいと感じられるかどうか?
‥‥なんですよね。
わたしはけっこう楽しんでしまう。
というか、
やりはじめるとついつい没頭してしまうくらいなので、
好きなんだろうなと思います。
30代から40代前半、
わたしのコアコンピタンスはこれでした。
つまり、
他の誰かが書いたプログラムよりも、
高速に大量のデータを処理することのできるプログラムを書くこと。
自分の取り柄はたったそれだけ。
JavaScriptの話ではありません。
わたしの道具はMUMPSです。
処理の高速性には異常にこだわりました。
なによりもソースコードを美しく書くことにこだわりました。
美しいコードで書かれたプログラムは美しく動きます。
無駄なく高速に動くアルゴリズムは芸術なのです。
プログラミングが楽しい人っていうのは、
人間関係が楽しめないタイプが多いですね。
人とのコミュニケーションがめんどうくさくてしょうがない。
わたしはモロにそうだったんですけど、
ま、なので、正直なところ、
パソコンのまえで座ってるだけでお金が入ってくるビジネス

イメージを描いてました。
その部分ではあるていど実現したといえるでしょう。
わたしは、
中小企業にとって実用的なプログラムを書くことに変態的なまでに執着し、
取り憑かれたようにアプリケーション開発に埋没しました。
それがさいわい何億円かのお金になった。
いまでもたくさんの中小企業で、
わたしの書いたプログラムがずっと役に立ちつづけてくれている
‥‥てのは感無量です。
だからもしプログラマ志望のキミたちが、
人づきあいを避ける意図で、
ITの仕事を選ぼうとしているなら、
気持ちはわかるんだけれども、
いつか変わるつもりでそうしてほしい。
止めはしないけども、
ものすごくたいへんだぞということは伝えておこう。
わたしは、
いちどパソコンにかじりつくと、
ひとつのプログラムがまともに動くまで止まらない。
自分を止めることができない

言ったほうがいいでしょうね。
根がアスペルガーなのですね。
働くとなったらムチャクチャに集中して働いた。
そのぶん、
人間アレルギーも極端でしたがな。
いまでは誰に話しても信じてもらえないし、
自分でももうすっかり忘れてしまったくらいですが、
創業当時はまるで誰とも会わなかった。
電話は週に1本しかかかってこないとか。
外で会うのは月に1人か2人。
来客は1年間で2人‥‥
とか。
オオサンショウウオみたいに生きていた記憶が‥‥
それがいまじゃ、
なんでしょうか、これ。
毎日まいにちやかましいくらい誰かが訪ねてきます。
あちこちから仕事の相談を受ける。
引き合いは途切れない。
男女問わず年齢も問わず飲みに誘われる。
なんだかモテていたりもする(*^_^*)
老眼も進んで目が疲れやすくなってくると、
パソコンに向かうのもしんどくなってきて、
プログラム書いてるよりしゃべってるほうがラクでいいんですけど、
つまり社交性なんてあとからなんぼでも向上させられるものですよ。
あなたがもしいま人間ギライでも、
それはいまだけの一時的な話です。
根っからじゃない。
自分ギライもいまだけ。
もうずいぶん長く続いているようでも、
いつか終わります。
After all said and done…
愛は強めていくことができるもの。

なぜITなのか?

数々ある経営課題の中で、
IT化への取り組みを特別扱いしていただきたい理由があります。
他の道具とちがって、
ITという道具は別格なんだとする理由です。
それはITが、
人の「知る」「伝える」に深く関わっていて、
あなたがたの頭と心の全活動──思う、考える、感じる、選ぶ、決める──

直接的に左右するものだから

‥‥です。
「あなたがた」と言ったのは、
経営者としてのあなた自身だけでなく、
社員や家族、お客さま、取引先、など、
あなたを取り巻くすべての人々を含むからですね。
「わたしたち」と言い換えても同じことですけど、
とにかく影響する範囲が広い。
たとえばあなたの会社では、
重い荷物をあっちに運んだりこっちに移動したりするために、
トラックやフォークリフトを使っていますね。
パソコンやスマートフォンをインターネットに接続して、
あっちに運んだりこっちに移動したりしているのは、
荷物ではなく「情報」です。
この「情報」ってもんを扱う「技術」がITなんですが、
これは人の情動に直接的に作用します。
「知る」や「伝える」がネットワークの時代になって、
「知らせあう」「伝えあう」になりました。
人のコミュニケーションにも思いっきり関わってきてます。
ITの存在によって、
お互いがお互いの「思う」「考える」「感じる」「選ぶ」「決める」‥‥

いちいち大きな影響を及ぼしあっているんです。
「頭」にも「心」にも「体」にも変化を与えあってます。
制御不能な危なっかしさ

はらんでいることには常に気づいておく必要がありますが、
ITをビジネスとして扱っている者にとっては、
だからおもしろいんだってことになるんでしょう。
必要なときに必要な情報が‥‥というか、
期待している以上の情報が最適なタイミングで届けられると、
ムリもムダもムラもなくなる。
すばらしいじゃないですか。
(ё_ё)
あー、ところで、
情報(information)ってなんでしょう?
いろんな解釈が考えられるでしょうけども、
ここでは、
あなたにとって意味のあるメッセージである

定義します。
もう少しややこしくいうと──
あなたがある状況で、なにがしかの判断をくだした際、
その判断材料となった外部刺激のこと

です。
あなたがバスに乗ったとき、
たまたまそばにいたオバチャンたちが
>3丁目の角に新しいパン屋さんができたわヨ。
って話している声が耳に入ってきたとして、
そのオバチャンの言葉は情報なのか?
いかがですか?
実はまだわからないんです。
それだけでは答えられません。
あなたがそれを聞いて
>あ、ウチの近所のあの店のことか。
>話題になっているんだったらこんどいっぺん覗いてみよう。


思ったとしたら、
あなたは情報を受け取ったと言えるでしょう。
しかし、
そのときあなたは次の日の会議のことで頭がいっぱいで、
「3丁目」と聞いても場所さえ浮かばず、
オバチャンの声を「うるさいな」と感じただけだったとしたら、
そんなものは情報ではなくて単なる雑音です。
同じオバチャンの会話を別の人が聞いて、
>友だちにも教えてやろう

思ったとしたら、
その人にとっては情報だったのです。
情報と対比してほしい言葉に「データ」があります。
informationという英単語に対してdataですね。
これにピッタリ当てはまる漢熟語は見あたりませんが、
情報データはどうちがうか。
データとは──
ルールにしたがってきちんと並べられた
文字や数値のまとまりによって、
なにかを表したもの

です。
さきほどの例でオバチャンが言った
>3丁目の角に新しいパン屋さんができた
っていう内容、
これはデータと呼べるでしょうか?
ちがうでしょうね。
しかし同じ内容を──
#01
 提供:バスで出会ったオバチャン
 事象:新規開業
 業態:パン屋
 場所:3丁目の角

というように項目を決めて整理していくとすれば、
これはデータです。
#02
 提供:部下の山田くん
 事象:生ビール半額で行列
 業態:居酒屋
 場所:サクラ商店街

#03
 提供:折り込みチラシ
 事象:乳製品が2割引
 業態:スーパーマーケット
 場所:駅前

‥‥というように、
決まったルールにしたがって文字が並べてあるのがわかりますね。
こんなふうにしていくと、
個々のデータが寄り集まって
近所のお店に関するデータベース
ができあがっていきます。
コンビニに強盗が入ったとか、
クリーニング屋さんが美人のアルバイトを雇ったとか、
どんなにくだらない内容だったとしても、
ルールにしたがってきちんと並べられた文字や数値のまとまりによって表されていたなら、
立派にデータとして成立します。
パソコンに入ってるとか入ってないとかは関係ありません。
子どもが紙に書いて整理しているだけのものでもデータです。
しかしあなたは、
そのデータを見ても何も思わないし何も感じないかもしれない。
データとは、
それ自体に意味のない、いわば無味乾燥なもの。
そこから人間が意味を引きだして初めて、
データ情報になるのです。
information(インフォメーション)の語源をたどっていくとわかりますが、
情報とは心にかたちを与えるものです。
ITは、
その情報(information)を利活用する技術(technology)
だからITには、
危なっかしいほど大きな可能性があるわけなんです。
コンピュータのなかった時代、
ゆっくり情報が流れていたころの話ではありません。
コンピュータとコンピュータとを相互に接続するネットワークの出現。
そしてさらに
ネットワークとネットワークとを相互に接続するインターネットの普及によって、
情報利活用の幅が革命的に広まったので、
これをITと称して特別扱いするようになりました。
閉じた場でゆっくり情報が流れていた時代のものはITではありません。
ITとは、
ネットワークを前提としてデータ情報をスピーディに利活用する技術
なんです。
その基本は、
無意味なデータの集まり処理して
意味のある情報を創出するしくみ


あります。
企業はヒト、モノ、カネを、情報によって管理しています。
成長にともなって管理すべきヒト、モノ、カネは増えていきます。
しかし経営者が扱える情報の量には限度があり。
全社員の日報すべてに目を通すことは不可能かつ無意味です。
つまり、
データが増えても情報が増えないしくみが必要です。
ITはどこまでいっても
データをインプットして情報をアウトプットすることのくりかえし。
たったそれだけのしくみで心にかたちを与えていく。
インプットとアウトプットの
創造的なサイクル

──そんなイメージです。

雲の上

顔がものを言う時代──カメラ写りで社運が分かれる

では、
最短でわかるデジタル一眼レフ入門を。
あ、でもちょっとそのまえに、
経営コンサルタントのサイトで「なぜカメラ?」というところ、
はっきりしときましょう。
商品写真をきれいに撮るため‥‥?
それももちろんあります。
でも商品だけじゃない。
いまは「顔」なんです。
表情の撮り方、撮られ方で、
商品の売れ方や経営者としてのリーダーシップが、
じわじわっと‥‥ いや、
ドーンと
影響を受けるからです。
その影響度たるや2~3年前の比ではありません。
時代の確実な変化を見落とさないように。
写す+写される
機会が飛躍的に増えました。
でしょ?
だからヒシャタイカという姿勢を何度も強調するわけなんですけど、
今年、2012年は、
ウインドウズが「8」となり、
タブレットが全開ブレイクした年です。
アップルからは「iPad mini」が発売されました。
Googleから「Nexus7」、サムスンからは「GALAXY Note」と百花繚乱です。
ますますフェイスブックが身近なものになり、
携帯電話はスマートフォンへ急激にシフト、
撮ってすぐウェブに載せる
流れがあたりまえになりました。
よね?
カメラに写る顔が非常に重要な時代ってことです。
それだけでヒトやカネの流れが変わるんですから、
商売人がカメラを嫌がってたんじゃ話になりません。
商品写真にはどの会社も昔からこだわってますけど、
そこじゃないんです。
中小企業家は自分の顔が広告なんだ

割り切って、
写って写って出まくりましょう。
写されることを避けてたって疲れるだけですしね。
ユーミンも中島みゆきもけっきょく紅白に出ましたしね。
(関係ないか‥)
>わたしの顔ってけっこうイケてる(≡^∇^≡)
‥‥って思える人、
超ラッキーの大チャンスです。
顔のよしあしと実力とは何の関係もなさそうなスポーツ選手でさえ、
顔が冴えないと成績が上がらないんです。
えっ?なんで?

思われるかもしれませんがほんとうです。
>オレは顔がぶさいくだから芸能人にはなれないが、
>ゴルフの腕は超一流だからプロゴルファーとしてやっていく。

‥‥なんて甘い甘い。
テレビ写りの映える選手ほど、
たくさんのファンが応援します。
マスコミが追いかけるのも顔のいい選手です。
どうせならブスより美人のプレーヤーに勝ってほしいと願っている。
多くの女性がテレビでもっと見たいのはイケメンの選手です。
外野からのそういう想いの総和というものは、
すさまじい圧力となって選手に届きますから、
否応なくモチベーションの上がり下がりに直結します。
もちろん昔からこの傾向はあったのですが、
画像が綺麗になっていつでもどこでも顔がアップで見られるようになって、
顔が冴えなければ能力が上がらない法則がますます顕著になってきたわけです。
もともとの造形がブサイクなのはあるていど許容されるとして、
とにかくいい顔をしましょう。
ピカピカに写って、
写される時代を上手に活用するんです。
テレビの「地デジ化」が完了(地上デジタル放送に完全移行)したのは2011年7月。
いい顔の利用価値はそこから急上昇しました。
デジタルの画像はむちゃくちゃに鮮明です。
そういえばつい先日、
IGZO(イグゾー)を採用したディスプレイ搭載スマートフォンも発売されましたよね。
知ってましたかイグゾーって。
インジウム(In)、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)を、
酸化(Oxidize)させることで結晶性を持たせた酸化物半導体のことですってね。
キクゾウとは関係ないけど関心あります(ё_ё)
むかしむかし「見えすぎちゃって困るの~」っていうCMがありましたが、
スマートフォン、タブレット、パソコン、テレビ‥‥
まさに見えすぎ。
シワや鼻毛、
フケまで鮮明に映し出されてしまう。
しかめっツラもぶっちょうヅラも伝わってしまう。
顔がネガティブなだけでアウトな時代なんです。
写す+写される
ことが事業を左右するという意味、
わかっていただけましたでしょうか。
心まで写っているんですよ、
霊的な意味じゃなくね。
てなわけで──
最短でわかるデジタル一眼レフ入門
です。
ちなみに今年(2012年)は、
ミラーレス一眼の元年でもありましたからね、
勢いで買ってしまったが、
いままでのデジカメと何がどうちがうかわからん!
って方、
多いんじゃないでしょうか。
そんな方はここを読むだけでかなり救われるはず。
まず覚えておいてもらいたいのは、
カメラは絞りシャッター速度が基本中の基本だってこと。
なんたって写真は光の芸術ですから。
刹那の光を切り取ってパッと焼き付ける、
その感覚が命。
光を当てる時間と光を当てる量がとにかく重要で、
時間と量との組み合わせによって写真の出来栄えが決まります。
光を当てる量の調整をするものが絞りで、
光を当てる時間を調整するのがシャッター速度です。
ぱかっ
と穴を開けて光を通す、
その穴の大きさと開いている時間の長さです。
絞り

光の入り具合を調整できる機構のことです。
まぶしいくらい天気のいい日に外で写真を撮ると、
真っ白になってしまうことがありますね。
これを、
絞り羽根という穴を大きくしたり小さくしたりすることで調整する。
開き具合の指標はF値という単位で表されます。
F値は数値が大きいほど絞り込む状態となります。
つまり光の通る穴が小さくなるってことで、
ここのところの大小関係を逆に覚えないように注意してください。
F値(絞り値)を下げるってことは、
あまり絞らないってことで、
つまり穴が大きくなって光がいっぱい入ります。
シャッター速度

光をイメージセンサー(昔はフィルムだった)に当てる時間のことです。
別名「露出時間」とも言います。
「シャッターが開いてる時間」と言い換えてもいいでしょう。
明るい場所では、シャッターが開いている時間はほんの一瞬。
数百分の1秒、数千分の1秒という世界です。
目をまばたきするよりずっと速い。
暗い場所ではシャッターが開いている時間は長くなり、
夕暮れや室内では数十分の1秒くらい。
花火などは意図的にシャッター時間を長くして3~4秒ものあいだ、
シャッターを開くこともあります。
光の通る穴が長いこと開いているってことは、
そのあいだにいろんな光が多めに入ってくるわけで、
暗いものを明るく写す手段としてはよいとしても、
動いているものは動いているように写ってしまうわけなので、
それがつまりブレるという状態になるわけです。
露出

光をイメージセンサー(昔はフィルムだった)に当てること。
‥‥ってことはつまり、
これが写真撮影そのものである
とも言えますね。
さっき、
絞りシャッター速度が基本中の基本だと言いましたが、
 露出 ≒ 絞り(量) × シャッター速度(長さ)
と、
とりあえず覚えてしまいましょう。
穴が小さくても開いてる時間が長ければ露出は上がる
と、
まぁそんなような相関関係をあらわしているわけなんです。
暗い写真は光が足りない
すなわち露出が少ないわけで、
そのことを
露出アンダー
といいます。
反対に、
明るすぎて白っぽい写真は
露出オーバー
です。
撮った写真が「暗いな」となれば、
もっと光を取りこむための手は──
(1)穴を広げる → F値(絞り値)を小さくする
(2)穴が開いている時間を長くする → シャッター速度を下げる
ですね。
露出の仕上がり具合に関わってくるものとしては、
シャッター速度と絞りの他に、
「ISO感度」っていうのがあります。
ISO感度

カメラの感光部が光を感じる感度の良さを数値化したものです。
フィルムの感度の規格でしたが、
デジタルカメラの感度にも使われています。
ISO感度を上げると、
穴の大きさが同じで開いている時間が同じで、
光がちょっとしか入ってこない(=暗い)状況でも、
カメラが光をしっかり拾ってくれるので、
より明るく撮影できます。
ってことは、
ISO感度が低い場合よりシャッタースピードを上げて、
手振れを減らすことができるというわけです。
ただし、
上げすぎるとノイズが多くなるという反作用もあるので注意が必要です。
ホワイトバランス

白い紙を思い浮かべてください。
その紙に当たっている光の種類によっては白い紙が白に見えません。
人間の目には白く見えたとしてもカメラにとっては白ではないってことがあります。
カメラは白がわからないと覚えましょう。
まわりの光の色を教えてあげて初めて白が白だと伝わるんです。
そうでないと、
白いものが黄色っぽくなったり青っぽくなったりしてしまう。
人間が白い紙を見て白だとわかるのは脳で補正しているからなんですが、
それと同じことをカメラでもしてあげる。
白いものを白く写すための調整がホワイトバランスです。
光源の色をケルビン(K)という単位で表した「色温度」というものが、
低いと黄色っぽく、高いと青っぽくなります。
光源の光の色がどんな色なのかを調整し、
白を白として正しく映せるように補正します。
被写界深度

さあ、これはちょっとむずかしい。
むずかしいけど、
これがわからなかったら一眼レフを買った意味がない。
がんばろうε=( ̄。 ̄;)
被写界深度とは、ピントが合っている範囲のこと。
ボケずに写る範囲と言い換えてもいい。
あなたが写真を撮るときは、
写したいもの(=被写体)にピントを合わすので、
それがボケる心配はしなくていいとしても、
まわりの風景がはっきり写るのとぼやけて写るのとでは、
写真の印象がずいぶんちがってきますよね。
ピントが合っている(ボケない)範囲が狭いものを「被写界深度が浅い」と言い、
範囲が広いものを「被写界深度が深い」と言います。
おわかりいただけますかね?
メリハリをつけるっていうかなんというか、
ある部分を引き立てるために他の部分を弱めたいっていうことがあるでしょ。
写真にも「わざわざボケさせたい」ってことがある。
ボケが一眼レフの得意技なんです。
で、被写界深度は──
(1)レンズの焦点距離が短い(広角な)ほど深くなる
(2)絞りを絞り込む(F値が大きい)ほど深くなる
‥‥なんて言われても、
もう理解の限界を越えてますよね。
ここは実際にご自身で撮影してみて確かめてみるのがいいでしょう。
手元に一眼カメラがあればその場ですぐに試せますからね。
絞り優先とシャッタースピード優先

カメラに「Tv」(Time Value)と書いてあるボタンやダイヤルがあれば、
これはシャッター速度の調整に使うもの。
「Av」(Aperture Value)は絞り。
「AE」(Automatic Exposure)は自動露出を意味しています。
カメラの調整にはたいてい、
絞り優先シャッタースピード優先があります。
ボケをコントロールしたいときは絞り優先と覚えましょう。
優先するってことは自分で決めるってことで、
自動ではしてくれないってことです。
ポートレート(人物写真)では絞り値(F値)を小さくして背景をボカすことを考えましょう。
主役を引き立てることが大切ですからね。
絞り値は、
F1.4、F2、F3.5、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22、F32のように表されます。
小さくするってことは、F4くらいまでですね。
反対に、
全体をシャープに撮りたい風景写真などはF8以上にします。
いっぽう、
ブレをコントロールしたいときはシャッタースピード優先です。
同じ人物写真でも、
室内で動きまわる子どもたちを写すときなどは、
シャッタースピードを上げないとブレまくってしまいます。
そういうときはF値を最小にしてシャッター速度を上げてみましょう。
シャッタースピードは、
1秒、1/2秒、1/4秒、1/8秒、1/15秒、1/30秒、1/60秒、1/125秒、1/250秒、1/500秒のように表します。
ふだんオートで撮っているときはだいたい1/30秒とかなんですけど、
それを1/60、1/125と上げていきます。
これも試してみてください。
シャッタースピードを上げるってことは、
それだけ光の通過量が減ることになるわけですが、
ISO感度も上げることによってこれを補うことができます。
屋内では最低でも400、それを800、1600と上げて撮影してみましょう。
デジタル?

‥‥と(◎_◎;)
ここまで書いてきてお気づきになった方もおられるかもしれませんが、
実はカメラの説明ってぜんぜんデジタルじゃないんですね。
むか~しっから変わってない。
専門用語や横文字が多いので、
なんかITっぽい気がするんですが、
とりあえず関係ないんです。
関係が出てくるのは写してから。
もうちょい厳密にいうなら、
写真のファイルをパソコンに取りこんで、
人目に触れさせるまでの後工程はモロにデジタルなんです。
(ё_ё)?
「Photoshop(フォトショップ)」っていうソフトがあるんですが、
これを使うと暗い写真を明るくしたり、
青っぽい写真の彩度を上げたり、
シワを消したり白髪を染めたり‥‥
撮った写真をあれこれ修正加工することができてしまいます。
わたしのムサ苦しい顔でさえ、
たちまちイケメン度が3倍増し以上になる。
なので、
カメラのほうがまだよくわからんという初心者の方は、
まずはシャッタースピード優先から。
ボケなんて忘れてくっきりはっきりシャープな写真を撮ってください。
なぜか?
‥‥っていうのは、
あとから写真を加工する場合、
ボケたものをはっきりさせるより、
はっきりしたものをボケさせるほうがはるかに簡単だからです。
色のないモノクロ写真に色を着ける作業より、
カラー写真から色を抜く(彩度を下げる)ほうがよっぽど簡単。
ホワイトバランスの調整に失敗して、
なんだか黄色っぽい写真になってしまったとしても、
イエローという色要素の彩度だけを下げることで自然な発色に戻せる。
暗い写真の明度とコントラストを上げてやれば、
見ちがえるように鮮やかな写真に生まれ変わる。
しかし、
ブレてしまった写真の輪郭を整えようとすると、
それにはとんでもなく手間がかかる。
だから、
シャッタースピードを速くすることが第一。
──ま、そんなこんなで、
パソコンのアプリケーションを使うと
カメラの知識不足をかなり補うことができるのは確かなんですけど、
光の芸術を一瞬で産み出す快感は相当なもの。
ぜひ味わってみたいものですよね(≡^∇^≡)
まとめ

ふつうの人はここで、
やっぱり面倒くさいからなんでもオートでっていうふうになってしまいがち。
が、
商売人はそうであってはなりません。
お店の商品をいちばん愛しているのはアナタです。
つまり、
最高にすばらしい商品写真が撮れるのはアナタです。
プロのカメラマンよりもいい写真が撮れます。
朝から晩まで商品を眺め、
そのモノのいちばんいい見え方を知っている‥‥
はず
なんですから。
そして、
社員さんをいちばん愛しているのもアナタですし、
あなた自身をいちばん愛しているのもアナタです。
あなたなりのこだわった写真を撮るために、
オートを卒業しましょう。
フォトショップしちゃいましょう。
ブレ防止にはシャッタースピード優先
初心者の場合や人物対象ならゼッタイおすすめ。
静止している商品写真だけを考えるなら絞り優先にトライ。
シャッタースピードはカメラまかせにしてボケ効果を狙う。
絞りの調節は「F」のついてるF値で。
小さくすると明るく写る。
シャッタースピードは分数。
何分の1と出ているやつ。
分母が大きいほどスピードが速くなってブレなくなるけど
入ってくる光が少なくなるから暗くなる。
ISOは数値が大きいほど明るく写る。
──そんだけ知ってたらあとは経験。
愛する人を美しく撮りたい気持ちを行動に移すこと

カメラ上達への最短距離ですヨ(≡^∇^≡)

こんな顧客管理はやめよう──5つのムダ

顧客について知るという課題が激変してきました。
知るとか理解するとかいうレベルを超えて、
売り手とか買い手とかいう区別すらなく、
人と人とがつながる段階に入ってます。
情報がクラウドに集積している時代、
「フェイスブック」をはじめとする、
SNSの影響は計り知れないものがあります。
情報の流通形態をクラウドが塗りかえてしまって、
マーケティングは2.0から3.0へ進みました。
それなのに‥‥
顧客管理のやり方がむかしと同じでいいはずがない
いまどきやめたほうがいいムダを5つ挙げます。
  1. 会員登録用紙
  2. 満足度調査のアンケート
  3. 記録式の会員カード
  4. 「エクセル」で作る顧客リスト
  5. ??

5番めの「??」については後ほど書きますが、
これらをまだ使っている、やっているとすると、
その管理は「労多くして功少なし」と言ってまちがいなし。
なので、
いまからその無駄の大きさを検証してみよう!
──というようなノリのセミナーで講師を頼まれました。
自社主催じゃなく招かれて話すセミナーです。
初対面の人がいっぱい来ます。
いわゆる「アウェイ」ってやつですが、
アウェイ企画の場合、
中味がたいしたことなくても派手なタイトルがつけられてしまう
ことが多いのでヒヤヒヤします。
(わたしはわりと地味なタイトルを好むんです。)
今回も例にもれず
「時代に乗り遅れるな!」とか「劇的に変化する!」とか、
けっこう大げさになってしまいました ε=( ̄。 ̄;)
「これだけはゼッタイいけない!」みたいな
ネガティブな切り口のほうが集客効果が上がりますから、
とりあえずご期待どおり、
ちょっとを混ぜこみまして、
派手めの脚色にしてみました。
はいε=( ̄。 ̄;)
ムダ1=会員登録用紙

会員になっていただく際に、
お客さまに電話番号とか住所とか書かせるやつです。
「会員登録シート」とかですね。
必要かどうかなどという段階ではなく、
これはもう無条件に廃止したほうがよろしい。
>その場ですぐに紙に書いてもらわなきゃ入会してもらえない!
とかね、
>ウチの客層は年配が多いんだから‥‥
っていう話
なんだとは思いますがね、
そこらへんをあえてあとへまわしてください。
コミュニケーションのチャネルがぐんぐん多様化しているんですから、
それについていく方向へ自分を追いこむ意識が優先です。
はじめに情報を紙に書いてもらったら、
誰かがコンピュータに入力し直す手間がかかりますよね。
いわゆる転記をしないといけない。
そこで入力ミスが起きる可能性もあります。
諸悪の根源ともいうべき二度手間の典型が転記なんです。
手間をかけてミスを増やすようなことを続けていてはいけません。
個人情報の理想はメンテナンスフリー。
顧客自身に管理してもらうのがいちばん楽です。
みずから登録してもらう。
修正もご自身でやっていただく。
クラウド化を強くおすすめする第一の理由がそこにあります。
ふだんからしっかりおもてなしが施策として具体化していれば、
お客さまは自分からすすんで「会員になりたい」と感じるはず。
メリットを感じるから登録するんです。
あれこれ書かせようと苦心するのでは順序がちがいます。
消費者は個人情報が漏れることに対しては神経質です。
とにかくひとつでいいから、
コンタクトが取れるチャネルを開いてもらえばいい‥‥
という気持ちでいたら、
本名も知らなくていいし、生年月日もいりません。
住所も電話番号も、メールアドレスさえいりません。
果報は寝て待て。
そんなご時世です。
ムダ2=アンケート

ムダの2番めは顧客満足度調査のためのアンケートです。
ま、
やらないよりやったほうがマシっていう意見もあるでしょうが、
アンケートっちゅうもんは全般的に無駄が多い。
そもそも中小企業は集めたデータの活用がヘタですから(-””-;)
あとの活用がほとんどできてないところばかりです。
「お客さまの気持ちの中味を調べなければならない」
みたいなのが、
なにか強迫観念のように植えつけられていて、
いっしょうけんめいアンケート取られてるんですけど‥‥、
円グラフやら棒グラフやらいろいろ資料作成もされるんですけど、
それがPDCAの「C」に使われることなくおしまい
っていうケースが多い。
アンケート用紙をこしらえたり配ったりするだけで疲れてしまって、
事務方に集計結果だけ持ってこさせて終わり。
「ご意見ご感想」の欄なんて読んでませんε=( ̄。 ̄;)
先に打つべき行動プランが2つ以上あって、
どちらにも進めるだけの準備ができている会社が、
顧客の欲求を精査するために行うという順序でなければ、
アンケートなんて無駄ですよ。
相手の気持ちを聞いてるフリだけして聞いてないことになりますんで、
そんなのサイテーでしょ。
>あなたはわが社のサービスに満足ですか?

100人に聞いたとして、
半分がノーと答えたらどうするっていうんですか?
ショック受けるだけですか?
アンケートの結果を見てから行動を考えるなんて、
甘えですよ。
結果的に顧客の満足度が把握できる調査はけっこうなんだけれども、
「満足度を調べる」ことを第一目的にしてしまうと、
その時点ですでに
発想がプロダクトアウト型のご都合主義になっている恐れがあります。
顧客の意見を聞いたらすぐに商品に活かせる体制整備が先。
企画案Aと企画案Bという2つの企画がある。
どちらの案も実現可能性の検証は終わっていて、
資金的にも問題なくいつでも取りかかれる。
こういう状態で顧客の声を取り入れるならアンケートOK。
>この商品にはあなたの声が生きている(*^_^*)!
ってやつですね。
ムダ3=記録式の会員カード

無駄の3番め。
「記録式の会員カード」ってわかりますかね?
いちばん安直なのはリライタブルカードってやつ。
磁気カードとかもそう。
無駄が無駄を生むという、
わりとやっかいな代物です。
記録式ではありませんが、
ついでに言うと、
バーコードやらQRコードのついたカードもかなり無駄です。
リライタブルカードはポイント管理のためのカードですね。
お買い上げごとにカード自体がポイントを記憶してくれるしくみですが、
むかしからあるスタンプカードと理屈はいっしょでして、
理屈がシンプルでわかりやすいのが長所なんですが、
ま、
便利なだけです。
いま何ポイントたまってるかっていう情報は、
顧客の側にあってみなさんの手元にはない。
ですから、
それだけをとってみても顧客を知るという観点から不合格。
しかも、
このカードを使うということは、
「リーダーライター」という読み書きのための専用機器にコストがかかります。
なんにせよ、
単機能なハードはおすすめできません。
会員カードにもたせる情報は、
4~5桁、
せいぜい6桁の会員番号だけ。
それ以上の情報は不要。
ないほうがいい。
バーコードやQRコード、
磁気ストライプやICなど、
カードに情報をもたせる手段はいくつもありますが、
小規模店舗に限っていうならどれも不要。
手間とコストがほんとうに無駄です。
顧客を一意に識別するためのミニマムな情報──すなわち会員番号──がわかれば、
必要な情報はすべてクラウド上のサーバから取り出すのが
いちばんスッキリしてるんです。
たった4~6桁の数字だけでいいんですから、
バーコードやQRコードにする意味ももちろんありません。
リーダーにかかる費用が無駄です。
置いとく場所も無駄。
ムダ4=顧客リストを「エクセル」で作ること

パソコン使えなかった人が、
最初にチャレンジする率がとても高い「エクセル」
「エクセル」で表を作って、
縦計や横計が自動でパッパッと変わるのを見た瞬間、
>わっ、
>あたしもついにパソコンできるようになったわ!


感動するようです。
おめでとうございます(ΦωΦ)
でもね、
その喜びに冷や水を浴びせるようで申し訳ないが、
「エクセル」で作った顧客リストっていうのは
データが分散してしまっている象徴のようなもの
無駄の源になってます。
会社にある「エクセル」のワークシート数が多ければ多いほど、
データがあっちこっちでバラバラに管理されていて、
作った人にしかわからないような処理が増えていると見てまちがいないでしょう。
ファイルとファイルとのあいだにまたがったデータを、
マクロかなんか使って串刺しにすることまでできる「エクセル」の達人がいたりすると、
管理は「部分最適」どころか「局所最適」になってしまう。
すなわち全体最適からいちばん遠いところに行きついてしまう。
ヤバいです{{{{(+_+)}}}}
なんべんも言うようですけど、
データはクラウドに一元集約化して置いておくのが理想。
ポスレジもネットショップも同じクラウドで動かす。
そうすると、
顧客情報として必要不可欠な
  • 最終来店日
  • お買い上げ履歴(品目や数量、お買い上げ総額など)
  • 接客担当者
  • ‥‥

といったデータは、
レジでの精算処理と同時に自動的に更新されることになります。
あとはそこに
  • ご意見やクレームの履歴
  • 接客上の気づき

等を入力して足しておけばよろしいのです。
ムダ5=??

さて最後に残った最大の無駄、
なんでしょう?
それは「販売」です。
「売り込み」なんて言語道断ですが、
売ろうとする意識すらもう不要でしょうね。
営業なんて忘れちゃってください。
電話もハガキもメールもFAXも、
ぜ~んぶ無駄。
>だって効果あるんだも~んC=(^◇^ ;
って、
喜んでる場合じゃないですって。
だんだん無駄になっていく率が高い。
こないだアドボカシー経営のセミナーをやったばかりで、
そのときの反応がけっこう良かったもんですから、
あなたのお店にもアドボカシーをおすすめします。
こんなこと言ったら叱られるでしょうけど、
売上(ウリアゲ)なんて言葉も社内で使わないでいただきたい。
数字がキビしいなら、
そういうときほどアドボカシー。
P理論よりA理論って、
「アドボカシー・マーケティング」にも書いてありますしね。
いまだにあっちこっちからセールスの電話はかかってきますけど、
あんなもん、
無駄を通り越して社会悪でしょ。
成果が出るとか出ないとか以前に
迷惑かけてるんですからアウトです。
DMハガキにも無駄が多い。
そもそもDMハガキを送ることが無駄かもしれないのに、
その宛名書き作業をせっせと自力でやっていたとしたら、
ダブルで無駄です。
メルマガもほとんど無駄。
飛びかっている数が天文学的に多いわりにはほとんど無駄。
パソコンのメールなんて読まない人が増えてきました。
スマホのほうが便利だからですね。
情報をどんなふうに届けてほしいかが、
いまはバラバラでやっかいなんです。
この1~2年、
「フェイスブック」で用件を済ませるケースも増えました。
「LINE(ライン)」っていう、
メールと呼んでいいのやらなんなのやら
よくわからないツールも登場しました。
いったいどーゆー手段ならメッセージがしっかり届くのか
悩みだすとキリがありません。
(。・_・。)_・。)_・。)_・。)_・。)
要は、
「伝える」より「つながる」の時代ってことなんです。
伝えるためにはつながるしかないのだ

言い換えることができるかもしれません。
プッシュして伝えようとすることは全般的に無駄になる確率が高く、
聞いてあげて理解してあげることに全力を傾けるほうには無駄がない。
ネット上でもリアルでも、
聞き上手がとにかく大切ってこと。
消費者は言いたいこと言ってます。
聞いてほしくてしかたがないから、
ホッと一息つくまもなく情報発信してるんです。
同時に、
顧客の側のアンテナはぐんぐん高くなってます。
あちらさんはちゃんと情報を探してますし、
必要な情報はキャッチしてるんです。
せっかく探してくれてるんですから、
見つかってあげたらいいだけなんです。
え?
どうやって見つかってあげたらいいか?
ですか?
そりゃあとりあえずヒシャタイカですかねぇ~(≡^∇^≡)

データは語る

たとえば今年の人気商品で、
しばらく在庫が切れちゃっていたアイテムがあるとします。
いろんなお客さまから問い合わせをいただくたびに、
ちょっと申し訳ない気持ちになりますよね。
そこへようやくメーカーから

100セット限定入荷の知らせが‥‥!
嬉しいニュースですから、
一刻も早くお客さまに知らせてあげたいですよね。
ところが、
あなたのお店で会員登録されたお客さまの数が
2000人
だったとしたらどうしますか?
メルマガで全会員に一斉通知??
‥‥でいいですか?
お店に入荷日を問い合わせてこられた熱心なファンもいれば、
それほど関心のない方もいます。
品切れまえにすでにその商品を買ってお持ちの方もいらっしゃいますよね。
こういうときに、
ふだんからきっちりデータ分析をしておくといろいろ役に立ちます。
お届けしたい情報をお届けしたい相手に伝えることができる。
来店回数やお買い上げ金額、
アンケートに答えていただけたかどうか、
どのキャンペーンでご来店いただけたか、
ご紹介者はどなたか、
そういう傾向によって会員をクラス分けしたり分類したりしておくんです。
プラチナやゴールド、シルバーと、
単純だけども納得性の高いランクづけをしているお店もたくさんありますよね。
まずはプラチナ会員800名に対して先行して情報をお知らせする
‥‥とかね。
ありきたりな例になってしまって恐縮ですけど、
ま、
「とにかく早い者勝ち」みたいな乱暴なことは、
みだりにやらないほうがいいでしょうね。
マーケティングに正解はないんですけど、
そのつどベストな方法を
データに教えてもらいましょうってことなんです。
かくかくしかじかのキャンペーンをどのグループに対して打てば、
誰と誰がいつ顔を出してくれるか‥‥
っていうのがドンピシャで当たるようになってくると、
そりゃあ嬉しいもんですよね。
在庫なんて余るわけがないですしね、
いちど味わうとなかなかやめられない快楽です。
お客さまの声が、
ぐんぐん集まるしくみをつくることができたら、
毎日の仕事が楽しくてしかたありませんよね。
え?
クレームばっかりでやかましい?
いやいや(◎_◎;)
ま、
中には耳の痛いクレームもあるにはあるんでしょうけど、
もちろん、
ほとんどが喜びの声でいっぱいですよね。
ここがよかった、あれがよかった、
ゼッタイまた行きたい、次はどれが買いたい、、
もっとこうしてもらえたらもっとウレシイ

‥‥みたいな。
今回は個人事業主さんがやってる小さいお店でも実現できる話です
あなたのお店のお客さまたちは、
ムカついてしかたがないから来てやった
みたいな人はいないはずで、
あなたやあなたのお店が好きだから来られているわけなので、
きっとその気持ちを伝えたくってしかたがないはずなんです。
もっと好かれて愛されるお店になるためにまず、
お客さまのことについてもっと知っておくこと。
接客を担当するスタッフ全員が
お客さまの情報を共有しておくことが大切です。
初めて来店される方と、
常連のお得意さんとでは言葉のかけ方ももちろんちがいますよね。
笑顔はいっしょでもね。
月間のお買い上げが5万円の顧客と、
30万円の顧客とでは
おすすめする商品もちがいますでしょ。
ベテラン店員ならそういうところの切り分けがちゃんとできるのかもしれませんが、
記憶に頼っていてはミスが起こります。
まして勤続年数の浅い新人なら
ちぐはぐな接客をやってしまう可能性は大いにあります。
そこで活躍するのがポスレジのしくみなんです。
生年月日はいつでお住まいはどこで、
電話番号が何番で‥‥
というような基本的なデータだけではなしに、
どのお客さまが何月何日に何をいくらでお買い上げになったかという、
そのすべての情報を手間いらずで管理するしくみです。
今日が何回めの来店か?
前回のご来店はいつだったか?
そのときの接客担当は誰だったか?
なにか商品の感想を言われなかったか?
お買い上げ商品は何だったか?
これまでの購買履歴は?

‥‥などなど。
お客さまがお店に入ってこられたら、
そういう情報がすみやかにスタッフ全員に行き渡るように。
それが肝心。
笑顔はいっしょなんですけどねヾ(☆o☆):
ポス(POS)
っていうのは
Point Of Sales(ポイント・オブ・セールス)の略で、
日本語に訳すと「販売時点情報管理」のこと。
ひと昔まえまではポスレジっていうと、
スーパーマーケットかコンビニのレジで、
バーコードをピッって読んでいるマシンを思い浮かべる人が多かったんですけど、
いまは小さな個人商店でも導入できるくらい
安くて簡単なシステムがいろいろ出ています。
業態にもよりますが、
商品アイテムの数が1万点くらいまでならコードリーダーも要りません。
おすすめはもちろん、
クラウド型でパソコンがそのままレジになるというタイプのポスレジ。
それってもしかして‥‥
わたしがつくってるやつがぴったり当てはまるんですけどw(゚o゚)w
レジでふつうに精算業務をこなすだけで、
さっき言ったみたいな情報がネット上のサーバにたまっていきます。
情報がネット上にあるってことは、
お客さま自身がスマホとかで自分のポイント情報を確認したりできます。
過去の購買履歴ももちろん調べられる。
ネットショップで買っても地べたの実店舗で買っても、
両方の情報をガッチャンコすることができます。
おっと‥‥(ё_ё)
急に脱線しますけど「ガッチャンコする」ってのは変な日本語なのかな?
通じてるんでしょうか?
ちょっと気になって調べてみると、
俗に「統合する」というような意味があるにはあるんですが‥‥
どうやら
「あとになって組み合わせる」ってニュアンスがあるらしい。
だとしたら
ここで使うにはふさわしくありません。
クラウドで一元化された状態というのは、
あとで合わさるというのとは抜本的にちがってます。
はじめから一体。
たったいまレジを済ませたお客さんが、
その直後にスマホでネットショップに訪れたら、
さっきの買い物でゲットしたポイントがもう使える
‥‥といったような、
そういう一体感があるわけですね。
たったいま銀座の本店でレジを済ませたお客さんが、
テレポーテーションで1秒後に心斎橋支店にあらわれ、
別の商品を買おうとすると、
>さきほどは銀座店で、
>当社の足裏マッサージ機をお買い求めいただき
>ありがとうぎざいました。
>店頭で揉み心地を試されていかがでしたか?

と、
まるでその店員さんまでがテレポーテーションでずっとくっついてたのか
っていうくらいの言葉をかけられてしまう
‥‥っていうような、
それほどにライブな一体感がクラウドにはあるんです。
どんなクラウドにもあるというわけではないんでしょうが、
魔王さまのクラウドにはちゃんとポスレジ機能もあって、
そのくらいのライブ感がある。
ライブなデータには温度があります。
蓄積されたデジタルな情報をサーッと斜めに眺めるだけでも、
現場での気づきと気くばりが断然ちがってきます。
ちょっとしたスキマ時間を利用して、
検索条件とか指定して、
集計とか傾向分析とかを是非やってみてくださいナ(。・・。)
ぼお~っと寝ころびながらね、
クリクリクリッとクリックするだけでもいろいろ機能が試せますから。
クラウドなら時間と場所を選ばずにお仕事できる。
お仕事が大好きでお客さんのことが大好きなあなたに向いてます。
ふと気になって浮かんでくるお客さまの顔がありますでしょ?
それって意味があって浮かんできているんですよね。
だからそういうときはスルーしない。
どういうおつきあいの方だったか、
思い出してみましょう。
なんとなく好みが変わってきていることには気づいてましたよね。
去年のお買い上げはどうだったか、
2年まえはどうだったか。
あなたがお休みの日に何度か来られていたことを見落としてませんか。
とりとめのない作業かもしれませんが、
そんなふうに眺めていると、
思わぬ発見がきっとあります。
データは語るんですから。
あなどれません。
>ちょうどいまそれ欲しいと思ってたとこなんですよ~!
>どうしてわかったんですか?

って
ビックリされるってことが現実に起こってきます。
きのうの夜、
あなたが顔を思い浮かべたお客さまが、
予感したとおりの時刻にお店にあらわれます。
さすが、
大宇宙からやってきた大魔王さまがつくった魔法みたいなクラウドだけのことはあるんですけど、
そのうちデータなんて見なくっても、
わかるようになってきます。
そうやってふつうのお客さんがファンに昇格するんです。
ポスレジのデータっていうのは毎日どんどんたまります。
ためて放っておくだけなら冷たくて無味乾燥なものなんですけど、
属性ってやつを整理しておくことで取り出しやすくなります。
気の向くままに取り出して、
眺めて触れて味わって、
キレイにしてまた大切に戻しておく。
そうこうしているうちにハッと何かが見つかることがある。
法則性が読めることがある。
いわゆるITともうひとつのITは相互に補完しあう仲なんですよね。
(。・・。)

店主対談──ポイントカード

ポイントカードをつくりたいんですの。

あ、
そうですか。
どんなタイプのやつですか?

タイプとか、
ぜんぜんわからないんですけれど。

お店のお客さまを
会員として登録するってことですよね?

いえ、
そういうのもわからないんですけれど、
ただ、
リピートして何回も来てくれる方には
やっぱりそれなりの特典をつけてあげたいんですの。

そうですねぇ‥‥、
ま、
それの古典的なやり方が、
昔っからあるスタンプカードですよね。
空欄のあるカードを渡してハンコを押していくだけのやつ。

ああ‥‥
でもそれ、
あんまりオシャレじゃないです。

いや、
オシャレとかそういうことではなしにね、
しくみをわかっていただきたいんですけどね、
あれですと、
顧客情報がわからないままなんですよね。

どういうことですか?

情報はカードに記録されていて、
あなたの手元にはないってことです。
スタンプカードの場合だと、
「スタンプの数」っていうのが
その顧客についての肝心な情報になりますね。

たしかにそうですわね。
カードを見せていただかないと何もわかりませんものね。

そうです。
そういう意味で、
ポイントカードの種類は大きく2つに分けることができるんです。

2つに?

はい。
つまり、
情報をカードが持つか、
持たないか。

カードに情報がなかったらどこにあるんです?

それが、
わたしのやってるクラウドっていうしくみと関係してくるんですけど。

ああ‥‥
それ、オシャレです。
むずかしそうですけれど。

あ(ё_ё)、
ありがとうございます。
この場合、
情報はクラウドにあるんです。
カードには実は会員番号のような最低限の情報だけはあります。
IDという情報です。
会員番号さえわかればあとはインターネットでサーバに接続して、
その会員に関する情報をいくらでも呼び出せるというしくみなんです。

やっぱりオシャレですわ、
とっても。

ありがとうございます。
パソコンがなかったころは、
お客さまの情報は、
手元のカルテや台帳に書きこんでバインダーで整理していましたよね。

はい。
してらっしゃった方を存じてますわ。

奥さんは?

してたこともあったかしら?
忘れちゃったわ。

カードが情報を持つタイプの進化したやつが、
いわゆる「リライトカード」です。
磁気カードとかICカードとか、
カード自体にいろんな情報を書きこめるようになっています。

どっちのタイプがおすすめなのかしら?

わたしはもちろん、
情報は集約一元化して管理したい派なので、
カードにはID以外の情報を持たせないタイプです。
そのほうが
マーケティングのバリエーションが格段に広がります。

あらやだ、
集約一元化なんて、
とってもすごそう。

ええ、
まあ‥‥すごいですよ。
すべての情報が自分の手の内にあるのと同じなわけですからね。
どのお客さまが、いつ、何をお買い求めになったか、
最後にご来店になったのはいつで、
過去何年間で何回ご来店になったか、
すべての会員さまの中で、
いちばんお買い上げ額の多い会員はどなたか、
そういうのがぜ~んぶすぐわかる。

まあ =*^-^*= !

まえはしょっちゅう足を運んでくださったのに、
このごろ来られてない会員さんを見つけ出したりとかね。
ターゲットを定めてDMを出すとかメルマガを送るとか、
いわゆるプッシュ型マーケティングにもつなげられます。

プッシュって、
押すってことよね。
すごくよさそう!

実は、
まだもっといいことがあるんです。

あら、
なんなのかしら?

いま申しましたようにね、
あらゆる顧客情報がね、
インターネット上のサーバにありますからね、
お客さま自身がその情報を確認したり修正したりできるんです。

あらやだ。
どういうことかしら?

自分はいま、
何ポイントたまっているだろうかとか、
ね、
知りたいことってあるでしょ。
住所やメールアドレスが変わったら自分で直せますしね、
過去の購買履歴を見たりとかね。

すご~い =*^-^*= !

すごいでしょ。
なんたって
魔王さまの雲っていうくらいですから、
魔法みたいな話なんです。

まぁやだ、
魔法なんてね。
ごまかされちゃいそう。

でもこれ、
どこのお店にもおすすめできるわけじゃないですからね、
そこはしっかりね、
わたしにだまされないように気をつけてくださいよ。

ええっ?
わたし、
だまされてるってことなのかしら?

いや、
まだだましてませんよ。
気をつけてくださいなって言ってるだけです。

何に気をつけたらいいのかしら?

それはやっぱり個人情報の管理でしょうか。
情報漏洩がけっこうニュースとかで問題になってるんで、
お客さまが神経質になっておられますからね。

まあ、
それってゼッタイだめですよね。
個人情報って、
すごいニュースになってますもの。
でも‥‥
だいじょうぶなんでしょ?

心配いりませんよ。
自社の管理水準に合わせて
必要最小限の情報に絞るようにすればいいんです。

あらやだ。
(;・_・)・_・)?
絞ればいいのね。

ええ、
たとえばですね、
DMの郵送をしないと決めたなら、
本名も住所もいらなくなるでしょ。
要はニックネームみたいなもんとメルアドがあれば、
それでメールは送ることができるんですから。
使わない情報ははじめから取らないし、
ためない。

そうよね、
ためなければいいのよね。
そうだわ。

電話番号もそうですけど、
このお店はお客さんに直接電話かけることあるんですか?
ないでしょ?
本名も住所も電話番号もきかないんだったらね、
お客さまのほうもね、
そんなに神経質にならないんですよ。
なんか送ってほしいって人だけにね、
納得して書いてもらえばいいんです。

そんなものなのね。

そんなもんでしょ。
御社はまだね、
通販やってないんですからね、
住所や電話番号は無理に管理しなくていいんです。

あ、でも、
近い将来ね、
絶対ネットショップもやりたいねって、
主人と話しあってるんです。

そうですよね。
だったらよけい
うちのクラウドがおすすめですよ。
そのときはそのときでちゃんと一元化できますからね。
ネットショップなら情報のメンテナンスはお客さま自身で
ほとんどやっていただけますからね、
自社の管理負荷が軽くてラクちんですよ。

一元化とか負荷って、
ぜんぜんわからないけれど、
そんなものなのね。

そんなもんなんですよ。

わたし、
だまされてないのかしら?

いいじゃないですか、
別にだまされてたって。
だまされたと思ってやってみたほうがうまくいくことだってあるんですからね、
ま、
やってみましょうよ。

そういうものなのかしらね。

職人と道具

魔王さまの雲

つくる道具は Caché(キャシェー)。
キミも Caché を使いなさい
とは言わないけど、
わたしがそれしか知らないので、
ここは Caché で説明するしかない。
なぜ Caché かときかれても、
深い理由もない。
魔王さまがプログラミングをかじりはじめたときに、
MUMPS(マンプス)という妙ちくりんな言語をたいそう気に入ってしまわれたため、
わたしもそのあおりを食って、
その流れでずっときている。
外装は Caché になっても本質はMUMPSのまま使っている。
いまだにMUMPS
ま、
たぶんいつまでもMUMPS
なぜって、
何をするにもこれひとつで間に合ってるんだから。
古い奴だとお思いでしょうが、
古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。
どこに新しいものがございましょう。
生まれた土地は荒れ放題、
今の世の中、
右も左も真暗闇じゃござんせんか。鶴田浩二「傷だらけの人生」
(作詞:藤田まさと/作曲:吉田正)

Cachéとはなにか(ё_ё)?
という点についても、
ここでは語らないので、
ま、
興味のある方は、
各自で調べるなりなんなりしていただきましょう。
システム開発には、
なにがしかのプログラミング言語が必要で、
それがかなり重要な道具となるのはまちがいない。
ゴルフといえばクラブ、
釣りといえば竿、
料理といえば包丁‥‥
というように、
プログラマといえば言語だ。
気に入った道具を選びましょうってことですよ。
そのとき、
メリットはどうだとか、
欠陥はどこだとか、
あっちのほうがどれだけ優れているだとか、
そういう他人の評価はあまり気にしてもしかたがない。
選ぶまでは
とことん検証してみるのも大切でしょうが、
これと決めたらもうウジウジ後悔しないように。
Cachéは、
知名度という点ではそれほど高くないと言わざるをえないので、
もしキミが Caché(もしくはMUMPS)について何も知らないということであれば、
評判に左右されずいちど試してみる価値はある。
Caché はけっこう高価なのだが、
値段に左右されてほしくない。
試すだけならお金はかからないしね。
インターシステムズのサイトから評価版が無償ダウンロードできるから。
>医療系専門のシステムかと思ってました。
って答えた学生もいたけど、
惜しいな。
必ずしもそういうわけじゃない。
魔王さまの雲のように、
医療に無関係な中小企業だけを対象にしたシステムもちゃんと存在する。
ま、とにかく、
まわりとか、過去とか、 そういうものにはとらわれないほうがいい。
自分が使う道具なんだから。
いったん手になじんだら、
それが最高の道具。

惚れこむことができたらそれが幸せ。
職人冥利
ってやつですよ。
あ、
なんだか職人を前提に語ってしまってるみたいになりましたが、
必ずしもそうじゃなくっても、
プロデューサーの気質とか、コーディネータの気質とか、ディレクターの気質とか、
システム開発にはいろいろな工程があるんだから、
参画者にもいろいろなタイプがあっていいでしょう。
ま、しかし、
データベースを扱うってことに関しては、
神経質なほど異常に細かい作業が要求されることもあるので、
なんぼかは職人の血が混ざってないと、
けっきょくしんどくなるのではないか、

推察します(・3・)

ホームページ開設時の心得

>ホームページは第二の経営指針書ですよ
と、
はじめにいつも言ってます。
中小企業の社長さんから直接、
会社のホームページ(=ウェブサイト)制作を依頼されたときにはいつもです。
たいていキョトンとされますね (・・;)
でも、
ほんとうに似ているんです。
ホームページをつくるにあたって
整理をしておくことの順序
が。
経営指針書をつくるときの順序
と。
なにが言いたいんだかよくわからないホームページにしたくなければ、
せめてあなたの中心メッセージくらいは
ハッキリさせとく必要があります。
つまり、
あなたがいちばん伝えたいことはなんですか?
ってこと
なんですけど、
そこでまたキョト~ンとされますよね。
ズバッと言えない社長サンのほうが
圧倒的に多いんだからまったくε=( ̄。 ̄;)
たとえばSEOにしたってですね、
キーワード本位に対策を立てていくわけですから、
自社の「強み」が何なのかが明確でなければ効果が出ません。
デザインがすばらしい ≒ すばらしいホームページ

思っていらっしゃるかもしれませんけど、
それ、
大きな勘ちがいですから。
たしかに
すばらしいホームページはデザインもすばらしいことが多いんですけど、
デザインがすばらしければすばらしいホームページなのかというと、
それはまったくちがいます。
ちなみにここでいうデザインとは、
いちばん通俗的で狭義のそれを指していまして、
見た目のカタチの良いかどうか、
視覚的なインパクトが優れているかどうかの部分です。
なんのためのデザインですか?
なにを伝えるためのホームページですか?
それを伝えるのはなんのためですか?
誰に対してそれを伝えるんですか?
あなたの顧客はそもそも誰ですか?

‥‥そんな質問にズバズバ答えていかなければ、
どんなホームページをつくりたいのかあなた自身もわからなくなるはず。
すばらしいホームページとはけっきょくのところ、
あなたが与える役割を、
きっちり果たしてくれるホームページのことでですよね?
>とにかくおしゃれなページにしてくださいネ=*^-^*=
って
要望して、
おしゃれなデザイナーがおしゃれなページをつくったとしても、
それで得られるのは自己満足だけってことになりません?
ルックスはいいけど仕事はできない社員みたいなもん。
ホームページは、
あなたやあなたの会社が、
しかるべき相手に向かって、
メッセージ(=想い)を発信するための最高の道具。
スマホやソーシャルメディアが普及しはじめてからは、
発信する以上に、
外からのメッセージを受け取る役割も重要になってきてまして、
あなたが勇気を出してあなた自身やあなたの会社の存在価値を世に問い、
厳正な審判を仰ぐことができれば、
市場から認められ、支持され、愛されるチャンスが広がるでしょう。
無限のヒントを受け取ることができるんです。
受け取るというより吸収する

表現したほうが合ってますかね。
要するに、
ネット上でも聞き上手になろうねってことなんですけど、
その前提となるのが真摯な自己開示。
そういう意味で、
ホームページは公開版の経営指針書なのだ

思っといてほしいんです。
会社が大きくなればなるほど、
ひとつの会社でいくつものサイトを運用するようになり、
単一の商品や特定のブランドのマーケティングのためだけに、
サイトを立ち上げたりします。
ホームページに与えられた役割が細分化されるわけですが、
それぞれの役割が理解されていれば問題ありません。
けれど、
あなたが大企業のマネをするのはまだ先の話です。
ただぼんやり細分化された単一機能のサイトをしばしば目にしていると、
そんなもんなのかなぁと錯覚してしまいますが、
はじめは
自社のミッションを伝えるコアなページづくりに徹してください。
経営理念や企業ミッションが明確だと、
キャッチコピーひとつにしても気持ちよくキマるんです。
だからわたしは、
みなさんのホームページづくりをお手伝いさせていただく際、
初期のヒアリングに次のような項目を含めています。
  • 会社(お店)の特徴について簡潔にまとめてください。
  • これだけは外せないという経営者の想いがあればお伝えください。
  • 主軸サービスの特長、ウリについてまとめてください。
  • 事業、商品、サービスに関連する重要な単語をまとめてください。
  • ブランドイメージについてまとめてください。
  • ホームページに期待する役割をまとめてください。

‥‥など。
あなたの「これだけは外せない」想い。
それは、
必然的に経営理念と重なるはずです。
もし重ならないなら、
いますぐ経営理念のほうを見直してください。
ホームページで表現されるべきものの第一番は、
やはり経営理念のはずなんです。
中小企業ですから。
ホームページを制作する側は、
クライアントの想いを引き出してカタチにしていくスキルが極めて大切だということ。
そしてそれは、
経営指針づくりのお手伝いとの共通点がとても多い
ことに
気づいたんです。
そしてまた、
中小企業の社長がITに触れるはじめの一歩が
ホームページづくりであることがきわめて多い

ことを考え合わせると、
ますますホームページ屋さんに求められる役割は重要だとわかります。
>ええかげんにうちも
>IT化っちゅうもんをせんとあかんかなぁ‥‥


思い立ったときに、
とりあえず身近にいていちばんはじめに出会うIT業者
ホームページ屋さんである確率が高い
という意味です。
すなわちホームページ屋さんは、
第二の経営指針書づくりをお手伝いするという役割を通じて、
会社の強みや課題を知りうる立場にあり、
IT化の成熟度もわかりますから、
これからどんなふうにIT化を進めていったらいいかについて
最適なアドバイスを提供することもできるわけです。
ひとくちにIT化といっても、
いったいなにがどうなってお金がいくらかかるのか、
さっぱりわからなくて不安な中小企業のいちばん身近なアドバイザー‥‥
そんなホームページ屋さんでありたいですねv(。・ω・。)♪
あなたが言うことを
言ったとおりに実行してくれる業者のほうが好都合だとすれば、
それはあなた自身が「どんな会社にしたいか」を明快に描けている場合の話。
自分の立ち位置もよくわからないうちは、
ホームページをつくるより先に経営指針ですよ” “(/*^^*)/

もうひとつのIT

ITは、
わたしが経営コンサルタントとして、
企業変革のお手伝いをするときの心強い道具です。
いくつもの会社を壊してきましたw(゚o゚)w
いや‥‥
業務上の古い慣行を壊して、
新しいビジネスモデルづくりに参画してきたっていう意味ですが、
おもにブッ壊すほうで活躍してきた気がします(;^◇^;)ゝ
そこでいちばんよく使う道具

ITだったんです。
現にここでこうしてこのサイトから、
お気楽にメッセージを発信できるのもITの恩恵です。
マーケティングのアイデアを実行するにも、
ITという道具がうまく使えないとたちまち行き詰まりますしね。
人と人とのコミュニケーションを豊かにする道具としても、
ITはほんとうに重宝します。
ITを使って経営をいっそう充実させていこう、
組織風土を豊かにしていこうというのがIT経営ですね。
さて、
ここでいうITとは、
Information Technology
(インフォメーション・テクノロジー)

略です。
「情報技術」のことだ‥‥
っていうことくらいはみなさんご承知のとおり。
なんですが‥‥
わたしはときどき、
別の意味でこれを使うことがあります。
Inspiration and Telepathy
(インスピレーションとテレパシー)
──つまり
「霊感+霊的交感」の意味で使う。
あやしすぎます(ё_ё)?
ま、
他愛もない言葉あそびなんですが、
もうひとつ別のITが存在するというわけなんです。
さあ、
このインスピレーションとテレパシーってやつ、
なかなかに利用価値の高い道具ですよね。
(ё_ё)?
いくら利用価値が高くったって、
どうやって使いこなしたらよいかわからない‥‥?
ああ‥‥
まあ、そうですね。
そういう点ではどっちのITも似たようなもん。
「霊感+霊的交感」ITは、
ずっと古くからあるにもかかわらず、
>そんなもんハナっから信用してねえよ!
っていう方が
ほとんどでしょうか。
あなた自身が
まったく気がつかないうちに、
ずいぶんお世話になってるんですけどもね。
信用しないのは自由ですが、
できれば両方とも、
少なくともどっちか片っぽのITくらいは
使いこなせるようになりたいものですよね。
心のお手入れをしっかりやってたら
使えるようになる
んですヨ。
ふっと、
ふーっと、
ふっ、ふーっと。
もっともいまじゃ、
天然のインスピレーションテレパシーもいらないくらい、
あらゆる情報をインターネットから取り出すことができます。
発信することもできる。
インターネットがなかった時代の人から見れば
すべてが魔法のようです。
地球の裏側にいる人がさっき何を思ったか‥‥

瞬時にわかるなんて、
ヨガの聖者もびっくりだw(゚o゚)w
まさに魔法
というしかないでしょう。
ケータイ持って受験すれば、
無限の知恵でどこの大学でも受かってしまう時代です。
マジで京都大学に合格した人がいて、
バレてえらいニュースになっちゃいましたね。
つきあい方をまちがうと怖いが、
うまく活用すればこれほど便利なものはない。
知恵を出す者と出さない者の差が広がるって意味です。
まさに現在進行形で急展開しているITですから、
学ぶ者と学ばない者との差

果てしなく広がるばかりです。
いま、ITを、どう愉しむか。
ぼけ~っと使っていたら、
わたしたち自身、
ネットにつながれっぱなしみたいな生活になります。
朝も夜も無意識にネットに監視され、
ネットから養分を吸っている状態になってしまうのです。
それを嫌気して
デジタルを完全にシャットアウトする生き方

あっていいと思います。
あなたに有能なブレーンがいるなら、
三次元社会の雑事をすべて任せて情報そのものを制御できます。
もうひとつのITを研ぎ澄ますためにはそのほうがいいでしょうね。
どっちにしろ、
あなたの経営7ツ道具の中にはITを置いていただきたい。
あなたからずっと離れたところで起きる、
あなたにとって意味のある出来事を、
あなたは瞬時に知ることができる。
あなたのまわりの人たちに、
あなたが伝えたいことを、
あなたはいっぺんに伝えることができる。
もうひとつのITとこのITは共通点が多いと思いませんか。
まるで
魔法みたいに‥‥
次に何が起こるか、
予知できますよ。
ちょっとくらい信じてみましょっか(≡^∇^≡)

情報の3S

さて、
いまここに、
食べる物があまっているとします。
肉でも魚でもチーズでもよりどりみどり。
お酒もデザートも、
すべてそろっている。
いくら食べても値段は同じ(ё_ё)
ていうか、
大半のものは無料。
──すなわち食べ放題。
w(゚o゚)w
だからといって、
ガバガバとなんでも口に放りこんでたら腹をこわしますね。
そのまえに、
腹いっぱいで食べられなくなる。
現実の社会では、
食べる物が次から次と果てしなく運ばれてくる‥‥
なんてことはないんですけども、
情報に関してはこれがある。
次から次へと果てしなく出てくる。
テレビから、
おしゃべりの相手から、
そして、
インターネットから‥‥
しかも、
お好みのものが選べる。
食べても食べても食べても食べても食べても、
これも好きでしょ、これもおいしいよって、
際限がない。
よほど適切に取捨選択しないと、
頭がイカれてしまうでしょうね。
いや、もうすでにかなり食べすぎで、
脳がメタボリックシンドロームになっちゃってると思われます。
情報の摂取に、
よほど注意をしてください。
ITの積極的な活用を呼びかけたいこの場で、
正反対の主張をするようで変ですが、
インターネットは危険
できることなら、
いつでもパソコンと切り離れられる生活を送りましょう。
え?
ネットを切ったら仕事ができない?
──ま、
そうでしょうね。
実はわたしもそうなんですけど、
なのでやはり、
適切な情報処理術を学ぶ必要があります。
あなたが情報を扱おうとするときには、
ひっきりなしに思考がはたらいていますから、
アタマが休まらないんです。
情報が脳にストレスをかける
わたしたちはたいてい
情報を取捨分別すること関して無自覚です。
情報がひとつ入ってきたら、
それについていちいち反応して、
なにがしかの判断をしているはずなんですが、
判断そのものが無自覚になってます。。
テレビが受け身なのにくらべたら、
ネットはオンデマンドでみずから行き先を決めてるような気もするんですけど、
あまりにも情報が多すぎて判断が麻痺してしまってる。
くちゃくちゃむしゃむしゃ、
とっくに満腹になっていることも忘れ、
ずーっと口を動かしているうちに、
味もわからなくなってしまってることにも気づかず、
おいしいという思いこみだけで食べ続けるようなもんでしょうね。
思考にエネルギーを費やしているあいだに、
気持ちが散漫になってしまう
ってことに関して、
わたしたちはあまりに無自覚です。
アタマを休める
ことの意味すらわからない。
情報に埋もれて身動きが取れなくなり、
思考が混乱して収拾がつきません。
そんな状態によほど注意してください。
うつ病の原因のひとつは
ストレスで脳が疲れてしまうことです。
情報過多なんです。
わたしたちは自覚できてませんが、
情報を減らして思考をスッキリさせることって、
実はものすごく大切だということを理解しておいてください。
日々ゴキゲンで心かろやかなら、
コミュニケーションも潤滑になって、
仕事の成果も上がるでしょう。
そのために
ときどきでいいので心がけていただきたいことが
情報の3S = 情報の 整理・整頓・清掃
ですね。
なんせ人の頭の中は、
定期的に点検してやらないと、
色のちがう何本もの毛糸がもつれにもつれてこんがらがって、
なにをどこから手をつけたらいいかわからなくなってます。
きっとあなたもです。
いま、
アタマの中にいくつ悩みがあるかわかりますか?
2つか3つならマシなほうでしょう。
悩みはないとしても、
やりたいことはありますよね。
もしかして、
やりたいことがわからなくて、
それを探している最中ですか。
人生をもっとおもしろくしたくて、
あれこれ模索してましたか。
やりたいことを、
どんな順序でいつまでにやるか、
なんとなく決まってますか。
漠然とやりたいなと思ってるだけじゃ、
なかなか実現しませんよ。
やりたいことがたくさんありすぎてたまっている人は、
たいへんでしょうけど健全ですよね。
最近ウソをついてしまった人は不健全でたいへん。
どうやったらごまかせるか、
誰に何をどう言うべきか気が気でないかもしれませんよね。
株とかFXとかやっている人は、
たいてい利益の計算で忙しい。
ま、
そんなふうに、
フツウの人はアタマがけっこういそがしい
楽しんでるように見えても、
それは自分が楽しんでいると思いこみたいだけで、
実はけっこう疲れてる。
──そんなアタマを、
ちょっと休ませてあげませんかって話。
ひっきりなしに出たり入ったりしている情報を管理することによって、
要は、
アタマを──特に左脳を──落ちつかせてあげたい。
情報の3S
は、
思考の3S

言い換えることもできるでしょう。
トラディショナルな3Sの定義といいますと──
  • 整理‥‥
    必要なモノと不要なモノを区別し、
    不要なモノを捨てること。
  • 整頓‥‥
    必要なモノがすぐに使えるように置き場所や置き方を決め、
    誰でもわかるように表示すること。
  • 清掃‥‥
    まめに掃除をして、
    場をいつも清潔に保つこと。

──ですね。
3S活動
というと、
モノづくりの現場で工具や材料を片づけることがまず思い浮かぶでしょうが、
実はこの活動はけっこうオールマイティなのです。
工場の中だけじゃなしに、
パソコンの中に対しても有効、
アタマの中、ココロの中、サイフの中、
どれに対しても
けっこう有効です。
必要だと信じて疑わず、
食いつくように日経新聞とか読んでいる人、
電車の中でよく見かけますけど、
ほんとうに必要かどうか、
いちどじっくり考えてみてください。
ニュース番組なんて見なくったって
実はな~んの支障もない
──ってことに
わりとあっさり気づくかもしれませんよ。
新聞もテレビも雑誌も、
だまされたと思っていちどやめてみてはどうでしょう?
インターネットも、
完全に断つことがむずかしいなら、
期間を決めてやめてみましょうよ。
特に「フェイスブック」は要警戒ですよ。
自分なりのスタンスを決めずにボケ~ッとやってたら、
知らず知らずのうちに脳コレステロールが溜まっちゃう恐れがあります。
たまには
情報のスペースクリアリング

やるんです。
頭からも心からも不要な情報を消去する。
パソコンのディスクの中、
どうなってますか。
きれいにフォルダ分けして見やすきゃいいってもんじゃありませんよ。
なんでもかんでも溜めすぎてやしませんか。
昔のカノジョの写真とかアイドルの動画とか、
未練たらしいファイルが溜まってやしませんか。
そういうとここそ思いきってスペースクリアリングですよ。
パソコンのデスクトップ(起動したときの画面)が散らかってるなんて問題外です。
ショートカットのアイコン、
いくつありますか。
5つくらいなら上出来ですけど、
10個を超えるとだらしないですね。
「エクセル」「ワード」ファイルのショートカットが散らかっている人ほど、
ITが活用できてないと断言していいくらいです。
思いきって捨てちゃってください。
あとで「捨てなきゃよかった」なんてこと、
ほとんどありませんから。
ぜんぶ気のせいですから。
ファイルの更新日付の古いものから、
順にチェックしてみてください。
この3年間
いちども開いてないファイルとか、
過去から自由になるためのステップだと思って、
迷わずゴミ箱へどうぞ。
そうやって
スッキリサッパリの爽快感を味わうことを習慣にしましょう。
考えなくてもいいことは考えない。
ストレスに取り囲まれて
うつ病になりかけているあなたにとって、
これは緊急課題です。
考えなくてもいいことを考えないために、
重要な課題を抽出する必要があるわけです。
ちなみに当社では、
TO-DOリストのチェックから一日がはじまります。
すべての業務に、
重要度と緊急度をつけて魔王さまの雲に放りこむ。
そうすると、
次、やるべきことは何か、
きょうしないといけないこと、
あしたでいいこと、

いつでもクリアに示されるしくみ。
いま、
絶対にやらないといけないことはこれとこれ
──っていうのを、
なんのためにチェックするかというと、
やらなくてもいいことを忘れるためです。
あとのことはぜんぶ忘れてもいい
っていう状況をつくりたいわけです。
経営指針書をつくって、
重要課題をまとめるっていうのも同じことだと思うんです。
会社全体をオーバーホールして、
大局的な目線で重要課題を洗い出す。
たいてい5つか6つに絞られます。
それを重要度の高い順に並べて個別方針を決めていく。
この作業によって、
重要課題に意識がフォーカスし、
それ以外の細かい課題が削ぎ落とされるんです。
「身口意(しんくい)」という言葉をご存じでしょうか。
人間の行為すべてを、
  • 身体のはたらきである「身」
  • 言語活動である「口」
  • 精神作用である「意」


分類したもので、
もとは仏教用語です。
しんどいとき、
冴えないとき、
ベストが発揮できないとき、
パワーが集中できないとき‥‥

っていうのは、
思考の3Sが守られていないとき。
脳がガス欠を起こして気持ちが散漫になっているときです。
「身口意」が主人の言いつけを無視して
勝手バラバラに動きまわっているんです。
自分の意識が「いま、ここ」で、
どっちを向いているか観察する能力を高めましょう。
心を空(くう)にして、
はっきりした気持ちで物事に取り組めば、
そうめったやたらとしくじることはなくなります。
すべての課題を集約して一元化し、
緊急度と重要度によって優先順位をつけてみましょう。
一点にパワーをまとめてから動くなら、
いつでも自己ベストで事に当たれるんですね。
可能なら、
なにもしないでやりすごすノウハウを身につけましょう。
あなたが「やらなければならない」と思っていることの半分、
いや、
もしかしたら8割以上は、
実はやらなくてもいいことかもしれません。
まずは、
テレビを見ない習慣からはじめてみましょうか。
あなたがいくら原発がけしからんと怒って、
通勤電車の中で新聞に顔を埋めながら、
再稼働は危険だぞ、
いまの内閣はバカだぞアホだぞとヒートアップしたところで、
あなたには政権担当能力ないんですから。
ニュース断食という言葉もあるくらいなので、
つまらんニュース番組に引きこまれてないで、
そんなヒマがあったら瞑想でもしてください。
それから、
パソコンの中でいらないファイルをごっそり捨てて、
空き領域を倍増させてください。
パソコンの中のデータがぐちゃぐちゃな人は、
身口意もそれ以上にぐっちゃぐっちゃです。
ぐちゃぐちゃなもの
を、
ここでスッキリサッパリさせましょう。
ITのおかげで、
見ず知らずのわたしとあなたが
遠く離れたままコミュニケーションできる時代となりました。
心がスッキリサッパリすると、
事業ドメインもスッキリサッパリ。
5年後の会社の姿がスッキリサッパリ見通せる、
そんなアドバイスを用意しますんで。