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SEOでページビュー数だけ伸ばしても‥‥

さて、
これはいったいなんのグラフでしょうや?
アナリティクス
わからん人にはさっぱりわからないが、
気になる人はもういきなり目つきがピラニアみたいになるっていう‥‥
コワいコワい。
サイトのアクセスを分析するツールはいろいろありますが、
その中でも定番中の定番といえるのが、
グーグルの「アナリティクス」ってやつですね。
アナルセックスと似てるけど別物ですからまちがえないように。
こんなのなかったころは、
アクセス解析ツールだけで何億と売り上げてた仲間がいてたもんですが、
彼らはどこに消えてしまったんでしょう?
コワいです。
キクゾウは、
自称三流デザイナーとして
ホームページ制作のお手伝い

自称二流マーケターとして
ネットショップ運営のお手伝い
なども
仕事の一部としてやっていますので、
いわゆるSEO(検索エンジン最適化/Search Engine Optimization)
無関係ではいられません。
類似の技術として、
LPO(Landing Page Optimization)

SEM(Search Engine Marketing)
っていうのもありますが、
要するに、
自分のサイトに人を呼びこむための手段です。
ちなみにわたし、
関西デジタルコンテンツ事業協同組合(通称「カンデジ」
っていうとこの理事もやってるんですが、
この組合に入ってもうかれこれ10年になります。
組合が主催するいろいろなセミナーの中でも、
SEOはやっぱり人気が高い。
講師の話に食い入るように聴き入って
熱心にメモを取るみなさんの姿に感心させられます。
そりゃそうですよね。
せっかくサイト立ち上げてそこで商売するんですから。
アクセスが少なきゃ勝負にならない。
まさに生きるか死ぬか、
そこが命がけの剣が峰って人も実際にたくさんいらっしゃいます。
あいにくキクゾウは
SEOに関して専門特化しているわけでもプロでもなく、
メインの事業はまったく別。
なので、
ランキング争いに命がけの人は今日のわたしの話は聞かないほうがいいでしょう。
ゴリゴリ本業のプロの先生を紹介しますので、
そっちに行ってください。
スマイルビジョンっていう、
カンデジの代表理事さんの会社だってその方面はプロだし、
いっそのことカンデジに入会しちゃうっていうのが
SEO攻略のいちばんの早道だと思われます。
(ё_ё)
逃げ腰っぽい前置きが長くなりましたが、
最初にお見せしたグラフと数値は、
このサイトのリアルなデータ
先月(2014年1月)のページビュー数に関するデータです。
そしてもうひとつ、
みごとな急角度で右肩上がりに伸びていくグラフもご覧にいれましょう。
これもこのサイトのデータです。
みなさん自身のサイト運営にぜひともお役立ていただきたく、
これから事実を事実として虚飾なく述べますので、
他のデータと比較するなりなんなりして参考にしていただければさいわいです。
アナリティクス
わたしがこのサイトを開設したのは2011年1月16日。
わが社の設立記念日で経営指針発表会を開くと決めている日を選び、
最初の記事を投稿しました。
なんでも縁起をかつぐタイプなんです(≧m≦)
それから丸3年がたったところで、
その間のアクセス状況をいったん包み隠さず公開しておこうというわけです。
「たった3か月で月間10万PV集められる
SEO攻略のすべて!」

──みたいな、
すごい攻略法をお伝えできたらいいんですけど、
どうやらわたしにはそんな体力も情報力もありません。
残念ながらケタがちがうようですε=( ̄。 ̄;)
きっと、
あなたにもないと思いますよ。
いや、
失礼しました。
体力や情報力よりももっと大切なのは、
いうまでもなく目的です。
ひとくちに営利目的にもいろいろあって、
直接的(短期的)に利益を求めるのが目的だっていうサイトもあれば、
そうでないサイトもある。
おカネはあとからついてくる
っていうタイプのわたしにとって
このサイトは、
ま、
いま流行りの
コンテンツマーケティング

テストモデルになったらいいっていうくらいのお気楽な感覚で、
社長ブログがわりにマイペースで楽しんでます。
投稿の頻度は月に平均3本、
つまり10日に1本のペースです。
広告はひとつもやってないし、
ブログランキングみたいなところにも登録してない。
フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアも活用してない。
つまり、
SEO上のむずかしげな技巧は最小限で、
ゆっくりコツコツ文章を書くというあたりまえの作業だけで、
どんな結果が出るか試してみた。
(ただ例外として、
むかしからの「ならわし」みたいなもんで、
Yahoo!のカテゴリ登録だけは最初にやりました。
効果を期待したというより習慣で。)

わたしが原稿を書くのはもっぱら自宅で。
休みの日に書くか、
仕事から帰ってきてから夜中に書くか。
ペースを決めているとちょっとしんどいこともあったけど、
しょせん10日にひとつくらいなので
ほとんど苦になるようなことはありませんでした。
その結果のページビュー推移が上のグラフ。
グラフの中で上の青い線が単純なページビュー数、
つまり、
開かれたページの数。
じゃあ下の赤い折れ線は何かかというと、
「オーガニック検索トラフィック」といって、
GoogleやYahoo!、MSNといった検索サイトからのアクセス数、
つまり、
検索されて見つけられてページが開かれた回数です。
いかがでしょう?
まぁだいたい、
こういう投稿のしかたを続けていたら、
こんな形のグラフになるであろうことはだいたい予想はしていましたが、
それにしてもわかりやすい結果が出ました。
投稿のペースは同じなのに、
最初の1年間はまったく検索には引っかからず
検索エンジンの習性を知らないナイーブな若ゾウなら、
ここで心が折れて
書くのをやめてしまうかもしれませんよね。
ショップの売上を伸ばしてほしいとわが社に委託していただいたのはいいけれど、
1年たってもたいして変化がないからといって、
ブチ切れして業者を乗り換えてしまったクライアントさんも過去にはいました。
しかし、
メッセージに中味がないというか、
想いのこもらない文言ばかり並べておいて、
アクセス数を金で買うようなことをわたしはしたことがないし、
おすすめしたこともない。
即効性を求めるなら、
リスティングなどの広告宣伝に
より多くのお金をかけたほうがいいでしょうね。
そもそもSEOっていうのは、
ある特定の情報を欲しがっている人のところに、
最良な回答を届けるためにあるもんです。
商品よりも知識がメイン。
コンテンツをつくる努力と、
売れるようにする努力とのあいだに、
どうしても乖離が起こってくるんです。
2年めになってようやく、
このサイトにも検索で情報を探し求めて人が訪れてくれるようになってきましたが、
もしわたしの目的がモノを売ることだったら、
こんな悠長なことはやってられなかったでしょう。
わたしのやっていることは1年めとなにも変わらず。
10日に1本のペースで投稿するだけ。
3年めになると、
反応がそれまでと明らかにちがってきているのがグラフからも一目瞭然。
特にここ最近は
ほとんど垂直じゃないかと思えるくらい急激な増え方をしています。
このグラフの折れ線がとつぜん横ばいになるとも考えにくく、
いったいどこまで伸びるやら‥‥。
書いてるほうとしてはモチベーションが上がるので歓迎なんですが、
それにしても、
こんなに増えてきたとなるとアホなこと書くのが憚られます。
他のことでこんなに急上昇するものはわたしの日常生活ではちょっと見あたりません。
会社の売上高がもしこんなふうに伸びていったら‥‥
って、
想像するだけで恐ろしいし。
執筆するテキストの量がもうちょっと多ければ、
当然アクセスももっと多く、
月間1万ページビューを超えるタイミングももっと早くなったんでしょうが、
このサイトの場合はいまのところ、
そこが勝負じゃないので。
わたしは仕事で、
ネットショップを含む複数サイトのアクセス解析を同時並行してやっているのでわかるんですが、
このサイトよりページビュー数が少ないのに
月間数百万くらい軽く売り上げる
ショップもあれば、
逆に何倍ものアクセスを集めながら、
いまいち売上に結びつかないショップもある。
実は、
わたし自身のメイン事業のほうのサイトも、
あまり大きな声では言えないので小さく書きますが、
けっこうなネット受注率を稼いでくれているのに、
アクセスはこのサイトよりだいぶ少ないw(゚o゚)w

あたりまえのことですが、
要は商品の特性や市場の大きさ、
サービスのタイプや顧客層、
あなたという人間の心のサイズによって、
必要な利益の額のケタがちがい、
目標とすべきページビュー数のケタがちがう
他社さんのサイトの場合、
ああしたらいいのにこうしたらいいのにと感じることがあっても、
わたし自身がサービスや市場に詳しくなければ、
なかなかターゲットにヒットする言葉を見つけることができません。
あれこれ試したいアイデアがあっても企画が通らなければ実現しないし、
歯がゆい思いをすることがよくあります。
自分のサイトで、
しかも名前を変えて身元不詳という前提でやっていると、
思うがままに実験できるので、
実にいろんな気づきを得ることができました。
どんな原稿を書いてどんなタイトルをつけたら、
どのくらいの期間でどれだけの人が読んでくれるのか。

ページビュー数も大切なんですが、
もっと重視しているのは「ページ滞在時間」のデータです。
じっくり読まれているページ、
さっさと読み飛ばされているページがはっきりわかる。
サイト全体では平均すると3分27秒と出てますが、
これはけっこう長いほうだといえるでしょう。
ひとつひとつのページの文章量が多いのがこのサイトの特徴でもありますしね。
ちなみにページ別にみると、
このサイトの全投稿の中でビュー数がいちばん多いのは、
感情を消す
っていう投稿です。
書いたのは去年(2013年)の4月なんですが、
ずーっとダントツで読まれています。
なんでなんだろうか?
なんていうことを考えてみるのがまたおもしろいわけですね。
このページの先月のページビュー数は1032回。
滞在時間の平均が4分57秒。
ってことは1か月に
のべ85時間かけて読まれたことになるわけです。
ここでついでに、
「オーガニック検索トラフィック」の詳しいデータもお見せしておきますと──
アナリティクス
オーガニック検索トラフィックは、
どんなキーワードで検索されているかがひと目でわかるんですが、
やはり上位には「感情をなくす(方法)」っていうのが目立ちます。
世の中に、
感情をなくしたい人がそんなにたくさんあふれているとは
書いた本人は書いた時点では知りません。
あとからこうやってデータを見てわかる事実です。
他の検索キーワードとしては─
  • 津留晃一
  • クンバハカ
  • 社長になりたい
  • 戦略と戦術
  • 空腹を楽しむ
  • IT企業 ブラック
  • 我執
  • 接客 笑顔
  • 結婚 退職
  • マネジメントゲーム
  • 思考を止める
  • 独立したい
  • どんな会社にしたいか

‥‥などが上位に並んでます。
ふ~む、
なるほどなるほど。
ショッピングサイトを運営されているみなさんなら当然、
こういうキーワードの出現回数から、
顧客ニーズがどっちを向いているのかを分析されていると思いますが、
それをタイムリーに新規開拓に結びつけていくためには、
サイト内の各ページのテキストの中に、
それらの語句を適切に混ぜこんでいくことが必要になります。
狙いどおりの結果が出るようにコントロールしていくのもおもしろいかもしれませんが、
出てきた結果から教えられることのほうが圧倒的に多いはずです。
やってみた方ならおわかりでしょうが、
アクセス解析はマーケットリサーチなんです。
検索サイトのロボットのほうが、
まだあんまり賢くなかった時代には、
たとえば吉祥寺のステーキ屋さんが、
吉祥寺、ステーキ、吉祥寺、ステーキ、吉祥寺、ステーキ、吉祥寺、ステーキ‥‥
みたいに、
imgタグのalt属性にやたらと単語を並べ立てるようなことも有効とされてました。
ほほえましいというか涙ぐましいというか、
そんな努力が通用していたころがなつかしいですよね。
被リンク数が重要なんだと知って、
業者のサーバから大量のリンクを張ってもらったり、
新しいドメインより古いほうが有利なんだと聞けば、
意味もなくオールドドメインを買い漁ったり、
それが近ごろでは「いいね!」ボタンやらなんやらをいっぱい並べて、
SNSから呼びこまないとだめなんだとか。
みっともないことはやめましょうよね。
せっかくのお役立ち情報が拡散されないとすれば寂しいことですが、
はじめっからなにがなんでもSEO対策っていうのでは順序が変ですよね。
本質的な価値を高める努力が先でしょう。
中小企業が物量で勝負したら大きいところには勝てません。
あっちはヒトもカネもあるんですから、
ページ数にしろテキスト量にしろ動画本数にしろ被リンク数にしろ、
なにからなにまでかなわない。
想いの深さで勝つしかない
あるいはそれ以上に、
魂のステージを高めていって、
勝負なんてしなくても豊かになる道を進むか。
浅はかな小細工を弄して疲れ果てて、
むざむざ討ち死にすることはない。
検索サイトのロボットだっていつまでもアホじゃない。
いや、
パンダだペンギンだと騒いでいるあいだに、
とんでもなく賢くなっている。
だから
まっとうに生きろ
っていう、
昭和のオヤジのようなクサい助言が今日の戒めだ。
SEO対策はもちろん大事。
インターネットのしくみも理解できるようになる。
業者の中にもまっとうな業者がちゃんとある。
まっとうな先生に出会うのもあなたの実力のうちだろうが、
それにしても、だ。
これまでいったいどれだけの一般市民が、
アクセス欲しさにSEOにつんのめり、
空虚な労力と金を注ぎこんできたんだろう。
自分の心には愛なんてないくせに他人からは愛されたい
っていう
バカの見本みたいな人間になりたいか。
ホームページも同じですよ。
他者を益する中味になっているかどうか
本質的なところを見つめ直すことから
はじめてください。
もちろんわたしもそうするつもりです。
もうじゅうぶんたくさんの方に読んでいただいてますので、
投稿のペースを少し下げてでも、
質を高めていくようにします。
で、この先、
ページビュー数やページ滞在時間がどう変化するか。
どんなグラフになるか、
おカネを突っこむのは、
そういうことが自分でしっかり把握できてからにするでしょうね。
クライアントの負担にならないかたちでマネタイズするとしたら、
どんなしくみをどのへんでつくっていくか。
老後の楽しみが尽きませんね。


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