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言葉をきれいに

ま、
わたしも関西人のはしくれですから、
>アホちゃうか
とか、
>ええかげんにせえ
とか

いうまでもなく、
>なにをごちゃごちゃわけのわからんこと言うとんねん
とか、
>あのガキいっぺんしばいたろか
>おまえなに考えとんねんボケ
‥‥等々、
いわゆる吉本新喜劇ライクというか上方落語チックというか、
平均的な日本人よりもかなり乱暴な言葉づかいが身に染みております。
関西弁というよりも、
日本でいちばん汚い方言として称讃を浴びる播州弁ネイティブですから、
かなりヤバいんですね。
「いちばんきたない方言」等でGoogle検索してみてください。
ショックを通り越して笑ってしまいましたけど。)

ふつうにしゃべってるだけで、
じゅうぶんパワハラの嫌疑がかけられますから、
マジにヤバいです。
重々自覚して鋭意矯正中です‥‥っていうのはウソですけど、
申し訳ございませんっていう懺悔の気持ちはほんとうです。
そんなわたしがですね、
きれいな言葉をつかいましょうなんて言うとですね、
>どの口が言うてけつかるんねん!
って、
まわりから一斉に罵声が飛んできそうでコワいんですけれどもですね、
ここでいうところの
きれい/きたない
は、
関西弁のアホ、ボケ、カス‥‥
あるいは播州弁のダボ‥‥
っていう単語レベルのきれい/きたないっていうのと、
ちょっと質がちがいますね。
たとえば‥‥
関西人がしばしば口にする
>どついたろか
には、
ほんとうに相手をグーで殴ろうなんていう意図はないでしょ?
まあ‥‥でも、
あらゆる体罰が絶対悪とされる昨今、
愛情から出たものとそうでないもののあいだに客観的な線引きができない以上、
やはり、
吉本新喜劇ライクなボキャブラリーは、
すべて取り締まりの対象か。
よほど気心の知れた者ばかりの集まり以外では、
全面的に自重すべきなのかもしれませんけどもね。
ε=( ̄。 ̄;)
とりあえずここでは、
言葉を発するあなた自身の価値観を基準とします。
動機に意識を向けながら、
ふだん自分がつかっている言葉が、
汚れていないかどうかを自分で判断してください。
たとえばあなたが、
耳に入れたくない言葉
って、
どんなんですか?
大阪のおばあちゃんが、
>アホちゃうか
とか
>あのガキいっぺんしばいたろか
って言ってるのを聞いて、
不愉快になるタイプですか?
ま、
言い方──そこに動機が滲みます──にもよるんでしょうけど、
単語そのものに反応しないとすると、
わたしは別に不快じゃない。
それが大阪のおばちゃんなんだから、
別にいいんです。
上方落語の喜六と清八なんだから、
いいんです。
そういう話じゃないです。
たとえば、
職場で聞く「疲れた」「しんどい」の連発とか、
どうです?
耳に入ってくるだけで
しんどいのがうつりそうになりません?
そこにいない誰かの悪口、陰口はどうです?
同業者の批判とかもNGですよね。
ネガティブな言葉が耳に入ってくると、
自分の心の中にあるネガティブな部分が反応して、
そこに上乗せしてネガティブ増幅がはじまります。
わたしはもう、
まわりのネガティブな発言に迂闊につられることはほとんどなくなりましたし、
そういう消極的な言葉をみだりに使う人はまわりにあまりいなくなりました。
快適です。
人間関係が快適
だなんて、
10年まえの自分からは想像もできません。
ありえないくらいしあわせなことなんでしょうね。
ところが日によって相手によって、
いわゆる虫の居所によって、
いつもならかわせるはずの汚い言葉がかわせずに、
ビチャッ
と、
まるでおニューのスーツにコーヒーこぼしたみたいに心が汚されて、
汚れた心が汚れた言動を生じさせ、
つまらんパンチの応酬というくだらない結果になることがまれにあります。
あーなさけない(>_<)
せめてそういうときにでもですね、
>あーあ、
>はじまってもうたなあ。
>怒りはじめたよなあ~オレ。
>寝た子を起こすようなマネしやがってこのクソガキなあ、
>めんどくせえなあ。
>今日はどこまで怒ることになるかなあ。
>1分か‥‥2分半くらいで止まりゃあええがな。

──みたいに、
自分が腹を立てつつあるのに気づいていながら腹を立てる
っていう、
つまり半分は意図的に腹を立てている‥‥っていうかなんというか、
そんなような観察の習慣はついています。
観察すれども監督せず
って感じで、
中途はんぱなんですけども。
修行が足りてないところはみなさんといっしょなんですよ。
乱暴なボキャブラリーでカモフラージュしてる(笑)ので、
鈍感な人は気づかないでしょうけど(笑×2)
わたし、
消極的な言葉はほとんど使ってないのですよ。
中でも自分のを下げるような言葉は使わない。
そうと気づかず迂闊に使ってしまってるってことも、
まずないはずで、
「めんどくさい」とか「まいったな」を口にするにしても、
だいじょうぶな場とタイミングを選んでるんです。
職場でも、
消極的な言動に気づきを向ける習慣を全員に定着させることに腐心してます。
毎年ずーっと飽きもせず、
経営課題のトップに掲げてある。
社長なんだから社員に指示も命令もできる立場なんですけれども、
そんなもんでは1ミリも動かないのが人の心だっていうことくらい百も承知。
だからもしあなたが従業員の立場で、
職場全体の雰囲気を変えよう、
一時的なもんでなくリバウンドもなく、
ずーっと定着するかたちで変えようというならとんでもなくグレイトな挑戦。
心から応援します。
しんどい
疲れた
困る
むずかしい
○○しないといけない
○○したくない
忙しい
嫌い
いやだ
無理だ
つまらない
○○が悪い
もういい
なんで自分が
○○のせいだ
 :
 :

そういう言葉を、
封印してしまうことですよ。
心の中にドーンとあるのに、
とりあえず口に出さないっていう感じじゃなく、
もちろん心の中のどこにも存在しないように、
きれいに掃除して消してしまう。
心の中にないものが、
そうめったやたらと口から出てくることはないわけなので、
どっちが大事かときかれたら心の中だってことになるかもしれませんけども、
口に出すっていうのが
消極的な心持ちをいちばん安直に増幅してしまう愚かしい行為なんですから、
やっぱり
いちばんはじめに気をつけて見張ったほうがいいのは口から出てくる言葉です。
従わなければ弱められる
っていう、
かなり大切な原則も、
何回でも思い出して復習してくださいな。
心に浮かんだ汚い感情が、
口から出る汚い言葉によって強化されます。
従えば強まるんです。
消極的な心が強められると、
人はどんどんネガティブに自己否定的になっていきますので、
何をやっても結果はろくでもないわけで、
あたかも引き寄せられるように縁起の悪いことばっかりが身のまわりに起こります。
これが言霊と呼ばれるものの正体だとキクゾウは考えておるのですがな。
反対に
バカな上司を見ても、
バカだと感じなくなる心のルート
があります。
(このルートが発見できたときっちゅうのはめっちゃ嬉しいもんですがな。)
なんの文句もない
すごくいい会社なのに、
たったひとり、
よりによって自分の上司だけはどうしようもないバカで、
このバカな上司のために人生が歪められるなんて、
なんてツイてないんだと運命を呪いながら、
会社を辞めるハメにならずに済むんです。
これ、
基本中の基本だと思うんですよね。
心のお手入れ

基本中の基本です。
手はじめにたとえば
>お忙しいところ、
>すいません。

って言われること、
これは誰しもしょっちゅうありますわな。
>お忙しそうですね。
とか。
ここ、
引っかかりやすいとこなんで、
自分は決して忙しくないっていう前提で練習してみてください。
>え?
>ぜんぜんそんなことありませんよ。
>いつでものんびりしてますからだいじょうぶですよ。

とか、
>別に忙しいことなんかないですよ。
>余裕で繁盛してますよ。
>人気が出すぎて引っぱりだこなだけですよ。

って、
きれいに片づけちゃってください。
「いそがしい」っていう単語は、
ネガティブ度がそれほど高くなくって、
商売人にとってはまるでいいことのように使われることもありますけど、
やはり「心を亡くす」と書いて字の如く、
心の有り様として快適じゃないのは確かです。
デートの断り文句で、
安直にこの単語を浴びせられた男子たちの怨念がぎっしり籠もって忌まわしいし。
なので、
練習するにはちょうどよろしい。
>いやほんま、そうですね~ん。
>このごろバタバタしてましてなあ、
>おたくの仕事まで手がまわってませんね~ん。
>ほんっますんまへん。

みたいな、
姑息なノリで言わない言わない。
時は金なり
って
ベンジャミンフランクリンの古い言葉もあるくらいですから、
時間がないのは金のないのと同じって考えると
>お忙しそうですね
は、
>貧乏くさいですね
って
言われてるのと同じですやん。
だからそこは
>じゃかましわっ!
>だれが貧乏やねん!

って
バシッと言い返してやらなあかんとこでしょ(ё_ё)
暗い、元気がない、
しんどそう、
いっしょにいたくない‥‥って人は、
やっぱり言葉がネガティブです。
ほんとうは想念の観察をおすすめしたいんですけど、
なんせ目に見えないもんですから、
口から出てくる言葉を観察するほうがわかりやすいです。
観察もするし監督もするんです。
貧乏くさいことばっかり言ってるから本物の貧乏になるんでしょうに。
そこの順序がどうしても理解できないらしいので、
キツく言って教えてあげたくなるんですけど、
これってやっぱり人に言われて理解できる心持ちじゃないですよね。
>嫌いなものを嫌いって言って何が悪いんですか?
って
シラッと反論されたとして、
なんて答えていいかわかりませんもんね。
>はい、ごめんなさい。
>あなたの言葉ですからどう使おうとあなたの自由です。
>よけいなこと言いました、
>すんません。

としか
言いようないですね、
いまのわたしの力では。
かく言うわたしだって40過ぎるまでわかってなかったんだし、
どうしたことだかわたしの息子もかなりネガティブ。
ブチュブチュと、
うしろ向きな言葉を連発にする毎日です。
ありゃまあw(゚o゚)w
親としても社長としても、
まだまだ半人前以下のわたしは、
うまく自分の想いを子どもたちや社員たちに伝えることができていません。
あれが嫌いこれが嫌いって言うかわりに、
あれも好きこれも好きって。
はじめはウソでもいいんで、
肯定の言葉を多めに口に出して、
出た言葉に心のほうを沿わせていくように意識する。
それだけのことなんですけどもねぇ。
短気なわたしですがそこは気長に、
まずは自分の言葉からいっそうきれいに磨くことにします。


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