HOME > 徒然石 > 4.子育てに学ぶ > 泣き虫すぎる息子に戸惑う件


▼スポンサーリンク▼

 

泣き虫すぎる息子に戸惑う件

ちかごろ絶食系男子なる言葉を耳にしました。
恋愛に興味がない?
女の子いらない?
男ばっかりの集まりでじゅうぶん楽しめて、
ひとりの時間を大切にしてて‥‥
草食系男子っていうだけでもじゅうぶん頼りなさげなのに、
絶食やなんて‥‥、
どんだけお上品なんじゃい??
>保育園落ちた日本死ね!!!
っていう、
お下品ながら切実な想いを綴った母親のブログが国会で取り上げられるなど、
少子化対策における論点のすりかえが極みに達する一方で、
男がどんどん精神的に去勢されていってるっていうのは、
どうにもトンチンカンな社会現象。
子どもの産むのは女性なので、
女性の社会進出とかワークライフの問題として認識されてますけども、
産ませるのは男なんですからな。
これからのんびり保育園を増やす政策を実行していって、
ようやく施設も保育士さんもそろったころには、
その保育園に入る児童がいない‥‥
なんてことになってしまいはしないかと憂います。
それとも‥‥
女性がさらに勇ましく肉食化していって、
セックスのイニシアチブを握るのは女だっていうのがあたりまえになり‥‥
いや、
もしかしたらもうそうなっているのか‥‥?
てことは、
産ませるのは男っていう認識もすでに時代錯誤、
男がえらそうに上から物言ってると、
>キクゾウ死ね!!!
って、
かみ殺されてしまいそうですね。
絶食系を話題にするのは実は、
ウチの息子がどうも当てはまりそうで心配だからです。
親の口から言うのもなんですが、
ウチの息子は顔だけはいっちょまえにイケてるんです。
ジャニーズ系のぱっちり二重、
女の子とまちがわれるくらい色白で可愛いルックスしてます。
ま、しかし、
スポーツはせず、
外に遊びにも行かず、
家でゲームばっかりしてる。
どう見ても肉食系ではないことは100%明らか。
わたしが結婚するまえから、
もっとずーっとまえから、
漠然と心に描いていた息子っていうものの像と、
だいぶちがうんですなあε=( ̄。 ̄;)
親父の像だってずいぶんちがってきた。
>ライオンはわが子を谷底に突き落として、
>生きていくことの厳しさを教える

っていう話(現実にはそんなことないんですけど)を何回も聞かされていて、
父親ってもんは子どもに厳しくするもんだと思っていたし、
自分は当然そうなるもんだと描いていた。
社会はジャングル
なんだからと。
ま、しかし、
やってみないとわからないのは子育てでもなんでもいっしょ。
自分がここまで大甘な父親になるとは、
まったく想像できなかったんですがなぁ‥‥。
L(・o・)」
息子と祭
また祭の季節が来て、
息子と語りあう時間が増えました。
1年のコミュニケーションの半分くらいがこの期間に集中してます。
ひさしぶりにじっくり語りあってみてわかったんですが、
息子のミチハル、
いじめられキャラがさらに定着しているようで、
ちょっと衝撃でした。
お姉ちゃんのほうは、
うまく火の粉をよけるように、
いじめ組、いじめられ組のどちらからもうまいこと距離を保って、
無事にめでたく卒業。
ところがミチハルは、
あいかわらずウジウジした性格。
いったんネガティブ思考が始まると、
ブチュブチュ癖が直りません。
まもなく5年生になるんですけども、
とにかくママ、ママ、ママ‥‥のママっ子で、
ママといっしょに寝たがるし、
毎日のようにママとガチでやりあって、
うっとうしがられて叱られてマジ泣きしている。
何をするにも根気がなくて、
追い詰められるとすごすご逃げ出すタイプ。
なにより、
よく泣くところがなさけない。
しばらくするとケロッと忘れてひょうきんぶりが蘇るところが、
なんだか単純すぎてバカっぽいんですけども。
これまで過保護なよその親たちを見るにつけ、
甘やかしてばかりいるから甘やかされたほうがよけい弱い人間になるんだって、
批判調になってましたが、
いざ自分の息子がよその子にいじめられているところを目の当たりにすると、
やっぱり自分も同じ。
子どもを守ってしまう。
>おいこらこのクソガキ、
>誰にちょっかい出しとんじゃい!

の勢いで、
いじめた側のガキをメッタ斬りしてしまいそうな衝動が走ります。
──そんな衝動には従いませんからご安心を‥‥
なんですが、
獅子の子落とし

イメージとはほど遠い。
守る 鍛える

なってしまいました。
半ベソかきながら、
親に助けを求める眼差しを向けてくる息子を見ていると、
情けなくも愛おしく、
鍛えようにもその水準に達してないように映りますし。
泣かれるとこっちも弱い。
>甘えるな!

叱れない空気は
男子が草食化してきた時代が醸し出しているんでしょうか。
>ええわ。
>ぼくはこのまんまのキャラでいくわ。
>いつか変わるやろ。
>このままの大人になったりせえへんやろ。
>なんかきっかけがあるやんな。

‥‥そういう結論になった。
>そうそう。
>なんかあるわ。
>それまでそのキャラで、
>ぽよよーんと逃げのびたらええわ。

しかし‥‥
なんなんでしょうかね、
いじめっ子っていう人種は。
アホなやつはほっとけって言うのは簡単ですけども、
執拗にちょっかい出してくるんで、
やられるほうの神経が疲弊してしまいます。
学校の先生たちをアテにすることはできませんな。
頼りないとかそういうレベルじゃなく、
決まりに従って行動することしかできないように縛られて、
教育に対する夢も希望ももてなくなってるようで、
気の毒ですワ。
体罰を受ける心配さえなければ、
子どもは大人なんかぜんぜん怖がりませんから、
先生は完全にナメられてる。
いまどき小学校の教員になりたがる人って、
どういう志望動機をしてるんだか‥‥
こんどじっくりきいてみたいです。
モンスターペアレントと呼ばれている親たちの心情は理解できなくもないですが、
それにしても微に入り細に入り神経質に口を出しすぎ。
そこまでどん詰まりに教育現場を萎縮させてどうするんですか。
肝心のいじめについていうと、
いじめてるほうの親は、
自分の子がよその子をいじめてるなんて思いもよらないパターンが多く、
いじめられている側の親がきちんと対処しないと、
いつまでも現状が放置されてしまうことになるらしいんで、
もしかしたらウチの子だって、
もっと弱い子をいじめてるかもしれない。
死に至るほど残忍な虐待にも気づかないんですから、
学校は恐怖ですよ。
男親には理解しづらい世界ですが、
子どもを守るには、
ママ友ネットワークの諜報活動が不可欠だと思います。
女には女のつきあい。
男が口を差しはさむ余地のまったくない、
おぞましくえげつないソーシャルネットワークですけども、
ひ弱な子どもを人質に取られてしまった以上、
よりどころはそこですね。
そこ、嫁に感謝。
わたしにできることは、
息子といっぱい話すことです。
いっしょにお風呂に入って、いっしょに寝て、いっしょにごはん食べて、
いっぱいくっついて、いっぱい頭を撫でてやること。
ほんとうによかったなと思うのは、
まだ、
学校であったことをぜんぶ話してくれること。
つらいことも、悔しかったことも、
話している途中に思い出して興奮してきて、
顔を赤らめて涙をこぼしながらも、
ちゃんと教えてくれる。
よかったわ。
わたしがいちばん注意しているところはそこのところだったので、
ほんとうによかった。
子どもと向きあうときには、
からだぜんぶを耳にして、
傾聴

ひたすら心がけます。
どれだけ自分の準拠枠に気づいて、
押しつけずにいられるか。
ブレーキ踏んで一旦停止、
徐行してまた停止。
>じゃあ、
>こうしたらええねん

を、
どれだけ止められるか。
大事な息子やからね、
いちばん大事だとわたしが感じることは、
早めに伝えておきたい。
伝えておきたいことは山ほどあるように思えます。
でも、
こういうときこそ、
親父の背中を見せる
っていう感じを、
大事にしたらええのかな?
古いけど。
おまえは‥‥おまえは‥‥
じゃなしに、
わたしがどんだけ楽しそうに仕事していて、
景気よさそうで、
めいっぱい家でくつろいでて、
お友だちに好かれてて、
好き放題なことして自由に生きてるか
──みたいな雰囲気が、
背中から漂ってるかどうか。
この雰囲気が、
息子の心のまわりに透明のバリアを張って、
いざというときのシェルターになったらいい。
必ずなるさ。
親父のような人間になりたいと息子が思ってくれないことには、
わたしが口先で何を話したところで、
心に届くはずないのだし。
そのくらいなら自分にもできそうだって感じてもらうためには、
適度にちゃらんぽらんに見えてたほうがいいかもしれないし。
さいわいなことに、
>パパは4年生のときどんなんやったん?
って
ミチハルにきかれて思い出してみたら、
どこにでもいるようなやんちゃ坊主で、
ほめられるより叱られることのほうが圧倒的に多くて、
根気もなかったし、
息子にあるような繊細さもなかったし、
成績も息子より下だった‥‥
とは。
ウケるわ(ё_ё)
息子の自信回復に大いに寄与することができたと思います。


▼スポンサーリンク▼