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起業の動機

I was born in a crossfire harricane.「ジャンピンジャックフラッシュ」(M.Jagger/K.Richards) から(以下同様)

はじまりは、
まあだいたいそんな感じでええんちゃうかな。
はじめから成功を約束されたテカテカの人生もあるにはあるやろうけど、
オレは興味ないわ。
いまさらマネできるもんでもないし。
ろくでもない生まれ方、
はみだした育ち方。
I was raised by a toothless, bearded hag.

傷つけられてアザだらけ、
痛みを引きずりながら生きのびた。
みじめでござる。
さいわいわたしは、
ものすごく貧乏な暮らしはしたことがないので、
お金がないってことがどれほどみじめなことか、
知らない。
わたしがまだ5歳にもならないころ、
実家でやってた町工場がつぶれて、
たいへん貧しい時期があったと、
まわりまわって耳にしたことがあるが、
そのことを親が聞かせてくれたことはない。
親はお金に対する執着も苦労も見せず、
あるんだかないんだかわからないくらいだったけれど、
出してくれと頼んだお金は出してくれたし、
お金に意地汚いところを見たことはただの一度もない。
中学校に入るころには家も建て替わり、
あくまで田舎の水準でだが、
どっちかというとお金持ちの部類になった。
おかげで、
たぶんわたしもお金にはいやらしくない。
いくらもってるかに関係なしに、
しみったれたヤツだとは誰からも思われてないはず。
貸したカネを回収できなかったことは過去に2度あるけど、
返さなかったことは一度もないし、
いまでも会社は実質無借金でがんばっている。
親父が死んだとき、
相続放棄という手続きをしたが、
分けるほどの財産があったのか、
それより借金のほうが大きかったのか、
いまだに知りません。
(たぶん資産のほうが負債より多かったとは思いたいが。)
お金がない
といえば、
西原理恵子さん
「この世でいちばん大事な『カネ』の話」
を、
社員が貸してくれたので読んでみた。
生き死ににもかかわる
えげつない貧乏エピソードの数々。
ちかごろは芸能界でも、
風間トオルさんとか、
貧乏のレジェンドみたいに奉られてますけど、
実業界のほうでも、
わたしの身近な経営者仲間でも、
むかし貧しかったという人はぜんぜん珍しくありません。
理不尽が人を育てる
っていうのは
ほんとうだと思うんですよ。
哲学が研ぎ澄まされてブレない。
わたしは貧乏をネタにできるほど、
経済的には困窮していませんでしたが、
別の種類の地獄を抜けてきた。
I was drowned, I was washed up and left for dead.
I fell down, to my feet and I saw they bled.

汚いデコボコの顔がその証になるかな。
けど、
そういうところからでもはい上がれる。
で、
いまはすべてよし。
左うちわの資産家になれたわけじゃないけど、
別の種類の極楽にたどりつけた。
それでも過去のみじめさをネタにする気にはなれないな。
カミングアウトは一生ない。
あまりにみじめすぎて、
人には明かせない底なしの沼で汚水を飲んで暮らした。
ボロボロになってたころはカッコ悪かったかもしれんけど、
そういうところを越えてきて、
いまはなんともねーだ。
平気だ平気だ、
あっかんべーだ。
と、
そんなストーリーがええんちゃうかな。
Jumpin’ Jack Flash

ローリングストーンズの代表作の中でも別格に愛されてるのは、
そんなストーリーやからええんちゃうかな。
はじめからほどほどにうまくいくより、
穴に落ちてボロボロになって、
大切なことを学んでまた穴からはい上がる
っていう筋書きが、
かっこ悪くてかっこええんちゃうかな。
But it’s all right now, in fact it’s a gas.
But it’s all right, I’m Jumpin’ Jack Flash.
It’s a gas, gas, gas.

屁でもねえんだ。
すべてよし。
何も問題なし。
ズタボロだったころがむしろ懐かしい。
オレもそんなんでよかったと思うねん。
まだいま、
穴からはいあがっている途中やけど、
すでにもうなんともない。
笑われても、
陰でごちゃごちゃ批判されても、
なんともない。
平気なんだ。
たとえば、
いまわたしがときどきいっしょに仕事させてもらってるコンサルタントの先生は、
中学校でも高校でも生徒会長をやっててっていうくらい、
ずーっと優等生のよくできた人格者。
仕事はきっちりやってくれるんで頼りにしてますけど、
ま、
ぜんぜんちがいますね。
何年もつきあっているけど
いっぺんも下ネタの会話にならないし。
ちがいすぎてケンカにならないからいいんですけど、
あっちのほうがお金もあって、
嫁さんも美人で、
家も立派で、
社会的なステイタスは上なんでしょうけど、
なぜかうらやましくない。
ふ~んよかったですよねって感じで。
オレはオレの人生を、
けっこう気に入っているんだなとわかる。
あっちの先生の目には、
オレがずいぶんマヌケに見えてるらしい。
人の使い方がガサツで、
金儲けのしかたもどんくさく、
しょっちゅうもめごとを起こしてゴールから遠ざかってる。
火中の栗をわざわざ拾いに行く。
>なんでそこまでムキになってやるんですか?
とか、
シラっときかれたって答える気にもなりません。
この、
なんといおうか、
血がおさまらない感じ。
優等生のあんたとは別々に、
ちがう方向へ歩きたいんだ。
へそ曲がりなのが好きなんでしょう。

いまテレビで、
「しくじり先生」っていう番組がありますね。
あれ、
とっても参考になります。
才能に恵まれて一世を風靡して、
お金も名誉もあったスターが転落する話。
ただ単に成功して登り詰めましたよっていう話では、
おもしろみも半分。
みんなが大好きなのは、
どん底からはい上がって栄冠をつかみましたよって話。
いったんは栄冠をつかんだにもかかわらず、
調子に乗りすぎてどん底に落っこちちゃいましたよって話。
波瀾万丈が大好き。
しかしだからといって、
自分でドラマを創作して主役を演じる勇気がありますか?
テレビで見たようなヒーローにあこがれて、
自分でもやれるんじゃないかって勘ちがいしても、
実際には足りないものだらけ。
走ってる電車から飛び降りてもケガしないのがドラマ。
あなたがそれをやったら死なないまでも骨折して血まみれで即病院へ。
波瀾万丈なんて、
狂気と紙一重なんですからね。
あなたがいま、
ボロボロでぶさいくな人生を送っていたとしたら、
それは波瀾万丈ごっこをさせてやろうという
神さまのギフトだと考えるしかない。
はいあがれる。
ギリギリであかんかもしれんけども、
やってみなわからん。
才能があるとかないとか、
不公平で不平等で理不尽なこともいっぱいあるけど、
それでもチャンスはけっこうある。
あたまが悪いのはしゃあない。
顔がぶさいくなんもしゃあない。
足が短いのもしゃあない。
それでも逆転のチャンスはゼッタイにある。
ウソをついたり不義理をすると、
そういうチャンスが一気に失われるんだから、
ふてくされずにがんばろう。
コンプレックスだらけのドラマチックな人生で戦おう。
(^_^)v
わたしは36歳のとき、
会社をつくって独立しました。
なんで独立したか?
動機はなんだったか?
実はけっこう弱気でみじめったらしい独立なんで、
あまり言いたくはないんですけど、
ただ組織になじめず、
社会に居場所がなくなってしまったからですね。
サラリーマンが無理でした。
組織に所属する努力は何度かやってみましたが、
行く先々でどこにも順応できず、
たいして必要とされることもなく、
なのに毎朝決まった時間に起きて会社に行かないといけないっていうルールが、
しんどくてしんどくて‥‥
ひとりでやっていくしかなかったからひとりではじめた。
組織からダメ出しを食らったことへの反発が強烈だったためか、
仲間といっしょに何かしようという発想は皆無でした。
ひとりでやっていける、
こんな自分でも食っていける、
ってことを、
自分自身に対して証明するまでは、
どうにも自分の価値を認めることができませんでした。
27歳でいったん実家に戻ってから、
当時まだ家賃のいらない生活を送ってたんですが、
そこがとにかく自己嫌悪。
自分の才覚で稼いだカネで収支を合わせてない感じがいやでたまらない。
どんなカネでもいいってわけじゃない。
オレのカネだといえるカネじゃないと自由じゃない。
自分の起きる時間くらい自分で好きに決めたい。
住む家も、
お昼のランチメニューも、
つきあう女の子も、
誰からも何の制約も受けず、
自分の好きなようにやりたい。
やりたくないことはやらされたくない。
──そういうの、
わがままっていうんでしょうけど、
はじめにあったのはそれだけ。
短くまとめると自由のためにカネを稼ぐってこと
だったのかもしれない。
世の中をよくしたいとか、
まわりの人をしあわせにしたいとか、
そんな殊勝な気分になるのはずっとずーっとあとの話。
>てめえが食えてないのに、
>他人のおまんまの心配するバカがおるか?

って感じ。
まだ独身で家族もなく、
一匹狼
‥‥っていうよりハイエナみたいなもんでしたからナ。
経営理念みたいなもんも
ぜんぜんなかった。
価格という尺度で計れるスペックがすべてでした。
自分には何ができるか?
それはいくらで売れるか?
だけ。
さっきの西原理恵子さんの本の中に、
こんな文章があります。
大人って、自分が働いて得た「カネ」で、ひとつひとつ「自由」を買ってるんだと思う。
単純な話、働いてお金が稼げるようになれば、できることや行動範囲だって広がっていくからね。「大人になる」って、だから楽しいことなんだよ。
   * * *
どこかに、自分にしっくりくる世界がきっとある。
もし、ないとしたら、自分でつくっちゃえばいい。
働くっていうのは、つまり、そういうことでもあるんじゃないかな。
仕事っていうのは、そうやって壁にぶつかりながらも、出会った人たちの力を借りて、自分の居場所をつくっていくことでもあると思う。
   * * *
だから大事なのは、単に「カネ」があるってことじゃない。
働くこと。働きつづけるってことが、まるで「自家発電」みたいに、わたしがその日を明るくがんばるためのエンジンになってくれたのよ。
西原理恵子「この世でいちばん大事な『カネ』の話」から(※以下同様)

とても共感しますよね。
(^_^)v
わたしが最初に借りたのは、
普通電車しか停まらないローカルな駅から徒歩25分という、
不便なアパート。
駐車場代込みで7万5千円、
そこに電話とパソコン。
元手として350万円の貯金があって、
クルマもあって、
貧乏ではなかったけれど切り詰めたスタート。
でもそれがわたしにとっては最高に快適な、
かけがえのない居場所になったんです。
それがその時点でほしいもののすべてだったんだな。
ベッドから這い出たらそこが職場。
パジャマ用のジャージと外歩き用のジャージ、
一日中ジャージですごすのが、
自分としては完ぺきに快適。
社長というには恥ずかしいレベルの水準だったとしても、
そんな自由奔放な生活スタイルを手放したくない。
それが独立の動機のすべて。
たとえ主義信条がひん曲がっていても、
人格なんか関係なしに、
なんか得意なことを必死でやりつづけたら、
自分ひとりの食い扶持くらいはなんとかなるようにできてる。
当時はもちろん、
思うように仕事はなかったし、
侮辱されてキレたことも数え切れない。
けど、
自分の決めたとおりの道を自由意志に従って歩いているっていう、
その自己満足だけでじゅうぶん爽快だった。
楽して儲けたいというような気持ちなんか一切なし。
ていうか、
自分に合ったスタイルなら世間の2倍3倍の時間ずっと仕事してても楽勝で、
いやなことさせられたら半分の時間でもしんどいってことがわかってました。
で、
こんなふうに、
やりたくないことや嫌いな人間関係を徹底的に排除して、
徹底的なわがままを徹底的に突き通していたら‥‥
何が起こったか?
わがままに飽きちゃったんですね、
意外なことに。
おしゃれなオフィス街でおしゃれなオフィスを借りて、
見てくれのいいべっぴんさんな秘書を雇って、
外車に乗って、
好きな時間に出社して、
雨の日には家でごろごろ。
なんとなく食えていけるようになってしまって、
そこまで行けたらもうええやんかって思ってたところまでは行けてしまって、
10年もたたないうちに、
はじめはあこがれで目的だったわがままが、
別に楽しくなくなってしまった。
そのころには結婚もして子どももできて、
いっちょまえに家庭をもった。
病気もして、
まわりの人に支えられることのありがたみもわかった。
いざというとき、大切な誰かを安心な場所にいさせてあげたい。
そう思うなら、働きなさい。働いて、お金を稼ぎなさい。そうして強くなりなさい。
それが、大人になるっていうことなんだと思う。
貧しくって、かなしい出来事をたくさん見てきた子ども時代のあの場所から、わたしも、とうとう、そう思える場所までたどりついた。
家族の笑顔がある場所。しあわせで安心な我が家に。

不思議ですね。
絵に描いたようなしあわせ
って、
どんなしあわせかわかりませんけど、
いつのまにかふつうに我が家のことじゃないの

思います。
まだ子どもたちを成人するところまで育てきってないから、
これからのことは未知数ですけど、
>ぼくってすごい恵まれてるよな。
>恵まれすぎやんな。
>世界一しあわせなんちゃうん?

って、
別にそう言えと教えたわけでもないですが、
家族で焼き肉屋さんに行ったら、
息子が力説しはじめるくらいですから(;^ω^A
独立起業を志してから20年以上、
いまはもう、
当時とは目的も理念も将来ビジョンまるっきりちがいます。
なにか一貫しているものを探すほうがむずかしいくらい。
そやから、
これからひとりでわがまま独立したいキミ、
むちゃくちゃでもなんでも、
考えるより先に行動を起こせっていうのも一理あると思いますよ。
立派な志はあるに越したことないでしょうけど、
いま、
自分の心が貧しいなら、
それはそれで恥じることなく受け入れて、
先に自分が豊かになってから、
まわりにおすそ分けっていう順序でいいじゃないですか。
先に自分を豊かにしろっていうのは何も、
他人から搾取しろっていう意味じゃないですから。
自分がひもじいのに、
まわりにパンを恵んであげられるほどの、
天使みたいな人しか起業できないんだとしたら、
わたしはとっくに飢えて死んでる。
さんざんわがまましてまわりにご迷惑をかけてしまったとしても、
それはあとからなんぼでも穴埋めできる。
最後も西原理恵子さんの言葉で締めくくるか。
まわりの大人たちを見てごらん。
下町の町工場のオヤジさんも、威勢よく声をはりあげている八百屋のオバちゃんも、ちょっとやそっとのことじゃあ、お店は閉めない。
生きていくなら、お金を稼ぎましょう。
どんなときでも、毎日、毎日、「自分のお店」を開けましょう。
それはもう、わたしにとっては神さまを信じるのと同じ。
毎日、毎日、働くことがわたしの「祈り」なのよ。
どんなに煮詰まってつらいときでも、大好きな人に裏切られて落ち込んでるときでも、働いていれば、そのうちどうにか、出口ってもんが見えるものなんだよ。
働くことが希望になる。
人は、みな、そうあってほしい。これはわたしの切なる願いでもある。

覚えておいて。
どんなときでも、働くこと、働きつづけることが「希望」になる、っていうことを。
ときには、休んでもいい。
でも、自分から外に出て、手足を動かして、心で感じることだけは、諦めないで。

娘と息子
息子と日本海

セルフイメージを変えたいのに変えられない件

きのうまでツルツルのハゲ頭だった男が、
突然カツラをかぶって出かけるときの気分というのはどんなもんなんだろう?

って、
想像したことありますか。
その男は実は自分のハゲ頭のことをずっとひどく気にしていた。
にもかかわらず、
周囲に対しても自分自身に対しても彼は、
外見などまったく意に介さないというようなふりをしてきた。
彼にとって「カツラをかぶる」なんてことは
あまりにも女々しくてありえないことだった。
もてたいとか、若く見られたいとかいう欲求は
彼にとっては邪道、
これまでの主義主張に逆行するのです。
そんな彼がカツラで出勤したとしたら──
彼を見た人々は一様にあっけにとられ、
一斉にかげ口をきき始めるかもしれません。
くすくす笑い始める。
本人の目の前であからさまにプッと吹き出すものもいる。
そんなことをいろいろ想像しているうちにこの男は、
カツラをかぶる勇気を喪失してしまうんです。
だから、
ほんとうはハゲは彼にとってどうしようもなく大きなコンプレックスなんですけど、
とりあえず今日もハゲ頭のまま出勤してる。
どういう事情にせよ自分が嫌いで、
なんかかんかのコンプレックスを抱えて、
できればいまとちがうセルフイメージに変わりたいあなたは、
いわばこの男の立場と同じです。
(ё_ё)
芥川龍之介の「鼻」っていう短編小説、
読んだことありますか?
鼻が長いっていうコンプレックスに悩まされる男の話ですが、
このハゲ頭の男の話と重なるところがあります。
もしあなたに、
どうしても克服したいコンプレックスがあるなら、
知っておいたほうがいいストーリーの展開です。
ヒアルロン酸でオッパイを大きくするとか埋没法で二重まぶたにするとか、
コンプレックスの原因となっている外見的な箇所を整形するとしましょう。
成功裡に計画が進んだとすると、
あなたは、
「細長い腸詰めのような」鼻を小さくすることに成功した禅智内供と同じ立場です。
「内心では終始苦に病んで来た」にもかかわらず、
「表面では、今でもさほど気にならないような顔をしてすましている」ところまでそっくりです。
ところが、
長年の念願が叶って、
鼻が普通の人並に戻ったとたん、
内供は、
もういちど元の鼻に戻りたいと願うんです。
なんで?
さあ、
なんででしょう?
それはきちんと小説を読んで味わっていただくとして、
あなたはどうでしょうね?
もういちど元どおりペチャンコの胸に戻りたいと願うのでしょうか。
あなあたがふだんまわりに与えているイメージは、
明るくて快活でサバサバしてて、
コンプレックスなんかあるように見えないタイプですね。
外見にコンプレックスがある人ほど、
表面的には
ルックスなんか気にしないタイプを装う傾向が強いといいます。
あるコンプレックスについて、
「気にしている」と受けとめられるか「気にしていない」と受けとめられるか、
その受けとめられ方をあなたは「気にしている」んです。
今ではカツラの技術も進歩して、
誰にも気づかれないあいだに少しずつ増毛することができるそうな。
あなたも、
できることなら誰にも気づかれないあいだに生まれ変わってしまいたい
密かな欲求があるはず。
まわりが自分の「異変」に気づくことを、
内心ものすごく恐れているのではありませんか。
だから逆に、
若い女の子に多いパターンとして、
手術のまえにベラベラと宣伝して「見て!見て!」モードに入るんですね。
ここではわかりやすく外見的なコンプレックスを例に出しましたが、
内面的なことや性格でも同じです。
この恐怖に立ち向かう勇気はもっておいてください。
コンプレックスの原因箇所を整形して変えてしまうってことは、
逆に、
自分の弱点をさらけ出すことなんです。
物心ついて以来、
ずっとコンプレックスだったことがバレてしまうんです。
あなたが「いちばんうまくできなかったこと」が知られてしまう。
吃音(どもり)で悩んでいる人が、
じょうずにしゃべりたい一心でトレーニングを続け、
家族が相手のときはちゃんと話せるようになっても、
いざ外へ出て話そうとすると
トレーニング前よりよけい話せないということが起こります。
自分がいま、
必死でしゃべり方を矯正している事実を知られることが、
恥ずかしすぎて恐すぎて緊張してしまうからです。
このトラップを知っておいて、
うまく開き直ることが必要です。
「相手が変に思う」恐怖を逆手に取ることがヒントになります。
あえて自分がうしろめたいと感じることをするんですね。
「こいつは何を変なことをやっているんだろう?」とか
「何かたくらんでいるんじゃないのか?」と思われることを、
予期しながら行動できたときが、
新しいセルフイメージの導入に成功しつつあるシグナルです。
思い出すためのキューとなる行動は何でもよくて、
あなたが何かするたびに、
相手が首をかしげるような感じが正解です。
はじめに、
自分の欠陥を知られたくない気持ち。
次に、
その欠陥の存在を自分自身が気に病んでいることを知られたくない気持ち。
これが、
新しいセルフイメージの定着を拒むカベです。
やっぱり引き返そう

あなたが思うのは自然な反応なんです。
そんなあなたに魔法の呪文をひとつ。
>いま、
>それをやるのはヤバくない。

これをですね、
200回くらいくりかえして言ってみましょう。
マントラみたいなもんで、
こんどビビったら自然にこの声が聞こえてくるようになるくらい、
心に刻みこんでおくことです。
いまそれをやるのはぜんぜんヤバいことでもまずいことでもないのです。
長いことかかって念入りに考えたあげくの結論じゃないですか。
悲願じゃないですか。
いままでそのコンプレックスのせいで、
どれだけみじめな思いをしてきたんですか。
それがほんの少しの勇気で、
人生が変わるんじゃないですか。
ごまかされず、ごまかさず、
悔しかったことのすべてを思い出してください。
恨み辛みのすべてをこの呪文に詰め込むんです。
>いま、
>それをやるのはヤバくない。

すると、
ひとつ、またひとつ、
ダメだっていう感覚のカベが破れていきます。
そのカベを破ってみないとその向こうに何があるのか分からないでしょ?
いや、
そのカベの向こうには約束された幸福が待っていると知っているんでしょ?
自分が変われるか変われないか、
いま、その分かれめにあなたはいます。
自分が理想とするセルフイメージにくらべて
現実の自分が見劣りすると感じているうちは、
イメージどおりに行動すると「照れくさい」感じがするもんです。
これも知っておきましょう。
中身もないのにかっこだけつけているヤツって、
あなたのいちばん嫌いなタイプですよね。
ずっとコンプレックスを背負ってきたあなたは、
自分のようなコンプレックスがない人たちにやっぱり嫉妬してきました。
そんなときは自分に向かってこう言ってください。
>なに照れてんだよ、バーカ。
これも200回くらい練習してくださいナ。
冷やかしには冷やかしで応酬するんです。
キクゾウおじさんは、
これから何回でも生まれ変われる若いあなたたちに、
美しくカッコよくなってほしいです。
まだまだこれからいくらでも変われる、
そこを応援したい。
だから、
新しいセルフイメージの定着には時間がかかるってことを覚えといてください。
髪を切るだけならすぐですけど、
肥満が一日で解消したりしない以上に、
洗練された話し方や歩き方、
オーラのある立ち居振る舞いっていうのは時間がかかります。
正しいゴルフのスイングを
体に覚え込ませる過程にも似た一進一退をくりかえすことになるでしょう。
左腕が曲がってないか、肩が下がってないか、
腰が先に回っているか、手首が折れていないか、右の脇はしまっているか‥‥。
ちゃんとまっすぐボールを飛ばすためには
信じられないくらいいろいろな部分に少しずつ神経を配らなければいけない。
少なからずいらだちを伴うもんです。
うまくいく経験とうまくいかない経験を数え切れないくらいくりかえして、
学習を積む。
初心者のころは特に、
コンペが近いと毎日のように練習に出かけるでしょ。
このくらいの根気がないなら身についたりしませんよ。
長く練習を怠れば、
実戦でもうまくいかなくて当然。
それどころかまた元に戻ってしまう。
そんなにあっちこっちにいっぺんに神経を配ることなんかできるわけがないから、
ある程度は「体に覚え込ませる」必要があります。
切ったらオシマイの包茎手術とはわけがちがうんですね。
越えないといけないカベはいくつかあるでしょうけど、
なりたい自分

なってください。
どうにもできないコンプレックスはコンプレックスのままに、
それも宿命だと受け入れて、
どうにかできるコンプレックスはどうにか克服して、
そんなんもこんなんもぜんぶひっくるめて自分のことが大好きですと、
胸を張って断言できる大人になりましょう。
美しく、カッコよく、
ですね。

起業を成功に導く応援ソング

原田真二さんというシンガーソングライターがいました。
(ё_ё)
「いました」っていうか、
まだお亡くなりになったわけじゃないし、
引退もされてないようなので、
正しくは「います」ですね。
熱心なファンの方には申し訳ないんですが、
わたしはこの人のことはほとんど何も知りません。
ただ、
30年以上もまえに
たまたまテレビで1回だけ耳にした、
たった1曲の歌詞の一部が耳に残って‥‥
残って‥‥
心のかたすみにずーっと置いたまま、
長いことフタしてたみたいなんですが、
なぜだか、
このごろしきりに頭に浮かんで‥‥
浮かんで‥‥
たった一部でも歌詞を覚えていれば、
Googleで検索して、
タイトルがわかったらYouTubeで探すと、
何年たってても曲との再会までに1分もかからない。
いい時代です。
はっきりわたしの心に刻まれたそのフレーズっていうのは──
自分だけのものを
自分のかたちで
自分以外のために

──原田真二さん

MARCH
です。
37年ぶり
に、
大人になって聴いても鮮度はそのまま。
サビのこの部分以外の歌詞もカッコいいので、
ぜひ、ぜひ、
ご自身の耳で確認していただきたい。
わたしはいつも、
説教クサいことを長々しゃべるばっかりで申し訳ないけど、
この歌はストレートに心が励まされて、
スキッと元気になれる。
いまの若い人たちの耳には、
これでも古いと感じるか?
作詞も作曲も原田真二さん自身ですが、
この曲をつくったときの彼、
まだ二十歳だったんですね。
昭和54年、
キクゾウ少年は17歳。
もうすでに、
洋楽にしか興味なかったころなのに、
イントロのピアノからして一発でノックアウトされたような‥‥
だれこれ!?なにこれ!?冗談でしょっ!?
って。
律儀なキクゾウさんは、
ただでYouTubeで聴くだけじゃ申し訳ないので、
この曲の入ったCDをamazonで買いました。
その中には、
会社でよくかかっていて(社員の選曲で)、
よく知っている曲が入ってました。
てっきりスピッツのオリジナルだと思って聴いてた「タイム・トラベル」や、
斉藤和義さんがカバーしてる「キャンディ」も、
原田真二さんの作曲だったんですね。
(ё_ё)
さてそんな懐かしの名曲MARCHですけど、
いま、
こうしてあらためて聴いてみると、
また別のフレーズが心に刻まれそうで笑えます。
この曲の歌詞の出だし──
赤い数字
気にしながら
帰るこの道

──ですがな。
なんやろなぁ~
気になるなぁ~
い数
‥‥て。
なにかと儲けることにばかりに心を奪われがちな日常に、
チクッと突き刺さるフレーズやおまへんか。
(ё_ё)
で、
52歳のキクゾウじいさんが、
これから独立する若ゾウ諸君に何が言いたいかっつーと、
このね、
MARCHのメッセージみたいな心持ちでやってみたらええよ
ってこと。
自分だけのものを
自分のかたちで
自分以外のために
Say, What you think
オレは
生きてると
原田真二「MARCH」(作詞作曲:原田真二)より

自分のかたちって
何より大切にしていい。
犠牲なんて払ってほしくないし、
払いたくない。
自分だけの大切なものを、
とことん磨いて、
そしてそれを自分以外のために。
このスピリッツが断然いい。
自分の一日の生活、
24時間を総まくりして、
そのうち自分以外のために使ってる時間がどれくらいあるか。
あしたから、
自分のためじゃないことに使う時間を、
たとえ1分ずつでも伸ばしていく。
それを心からオススメします。
(ё_ё)
年寄りがあんまりしゃべると、
また説教じみてくるから、
もうそろそろやめるけど、
わたしの若いころは、
自分のことばっかり考えて、
まわりのためにどうのこうの、
ちっとも思いやる余裕なんてなかった。
ほんとうはもっと要領よく器用に、
純粋にひたむきに、
自分も自分以外も喜ばせることができたらよかったけど、
なかなか満足も納得もできなかった。
だからガツガツ自分の欲望を満たすことを最優先しながらも、
こんなんじゃダメだ、
こういう生き方はちがうんだ
と、
心がギリギリのところでせめぎあってた。
自分以外のために何か、
いまオレにできることはないのか
と、
空まわりな気持ちだけでも‥‥
天罰が下されても文句は言えないくらい自分勝手なヤツなのに、
まだ潰れてない理由はそれだとしか思えません。
ぜいたくなほどの豊かさに恵まれて、
喜びの渦の中でエキサイティングに生きていられる。
落伍者のはずだった自分にまだ将来があある。
挑戦権が与えられているし、自由だし。
神さまが、
おまえはまだ情状酌量の余地があるって、
見逃してくださってるとしか思えない。
それはきっと、
自分以外のために使ってる時間が、
たとえ1分ずつでも着実に伸びてきたから。
もうほんとうに、
自分のことなんて気になりません。
もうじゅうぶん。
愛されてる感に満たされて、
寂しい感じがありませんから。
どう転んだってしあわせですから。
わたしが独立したときには、
結婚もしてなかったし家族もいないし社員もいない。
それがいまじゃ、
すぐそばに大切な人がいて、
くっついて囲まれてぺちゃくちゃしゃべって、
ごきげんな笑顔を見るのが楽しみになってる。
健康でおもしろおかしい人生を送ってくれよ
って祈るのが習慣になってる。
これから旗揚げするキミの独立応援ソングを、
歌ってあげたい気分になってる。
自分だけの道を
自分のかたちで
自分以外のために
Do, What you think
夢をもって
Say, What you think
オレは生きてると
知らせろ!
原田真二「MARCH」(作詞作曲:原田真二)より

仕事を紹介してもらってますか

独立して、
まずいちばん苦労すること。
新しいお客さんをどうやって見つけたらいいか
ってこと。
実はこれは、
独立直後にかかわらず、
ビジネスをやっていく上ではずーっずーっとずーぅぅっと
特大の課題であり続けるわけなんですけど、
はじめは特に経験値ってもんがありませんから、
つい見通しが甘くなりがちです。
商才がズバ抜けた人にかぎり、
独立してからずっと仕事の量には事欠かない
っていう事例も稀に見聞きしますが、
わたしはそんな人に興味ありません。
不器用でがさつな
凡才経営者の味方なのでございます(;^ω^A

2か月ほどまえに、
今期は赤字ペースですって書いたあと、
別々の方から計2社、
新しいお客さんを紹介していただきました。
その方たちはわたしのブログなんて読んでませんので
>あいつが赤字だそうだから助けてやろう。
なんてことは絶対にないのですけど、
そこが天の配剤ってやつのおもしろいとこ。
逆転黒字が見えてきました。
ありがとうございます。
さてこんなふうに、
仕事を紹介してもらうっていうのはありがたい。
数字がしんどいときは特に
ありがたさが身に染みるもんであります。
わたしは、
1998年に会社をつくってからしばらくのあいだ、
新規の受注はすべて既存顧客からの紹介でした。
中には、
うちの親に世話になったからっていう人が、
仕事をくれたりしてましたが、
コネ
みたいなもんを使うのは好きじゃなかったし、
積極的には受けませんでした。
紹介コネはぜんぜんちがいます。
ITによってあるていど操作できる
クチコミ
っていうのともちがいます。
商品やサービスに対する評価はもちろんあるが、
そこは二の次。
あなたという人間を見て、
仕事ぶりを見て、
そこを見こんでお客さんを紹介してあげましょうっていう話。
新規のお客さんを紹介してもらうってことは、
営業や宣伝にコストが1円もかかってないわけですから、
これほどありがたいことはない
って、
思いますよね。
そこをまたしっかりやれば、
紹介の紹介でまたお客さんの輪が広がるんですから、
それがいちばんの理想
って、
思いますよね。
でも、
確かにそうですか?
しくじったときには、
紹介していただいた方の顔をつぶすことになりかねないってことを
考えたことありますか。
力のある方にご紹介いただければ、
仕事は一発で決まります。
ウンスンもない。
サービスの内容や料金を確かめることもなく、
>あの人の紹介ならまちがいないじゃない。
>もう決めてるから契約書持ってきて。

って、
それでおしまい。
信用
っていうのはえらいもんだな

感じるのはそういう瞬間です。
これにちょっとでも傷をつけるようなことになったら、
こっちの信用が消し飛んでしまうわっていう感じで。
もっとも、
こっちにはまだ
信用っていうほどたいそうなもんはないんですけどね。
あなたもそうですよ。
別の誰かに紹介してもらった仕事をしくじったとしたら、
自力で顧客を開拓した場合より、
あなたの名前の傷つき度合が大きいってことなんです。
それを小さなことだと片づけないように。
ぜんぜん小さくないですから。
せっかく紹介してもらった案件が、
まとまらないってこともよくありますが、
それはいいんです。
安請け合いとかしたばっかりに、
約束を守れないって状況のほうが致命的にアウトです。
変に手付金とかもらわないように。
できないことを正直にできませんと言って、
まとまらなかったならOK。
あっちが「ごめんね」っていうくらいの終わり方ならぜんぜんだいじょうぶ。
またいつの日か仕事をまわしてもらえる日がきます。
資金繰りがしんどいなら、
そういうときほど心はペイフォワードに保つことが肝心なんだ

思い出すように。
厚意に甘える
っていう心の姿勢だけは、
厳に歯止めをかけたいものです。
>だれかお客さん紹介してくださいよぉ~
なんて、
めったやたらと口に出すもんじゃないですよ。
ひとくちに紹介っていっても、
顔つなぎだけの無責任なやつとか、
仲介料を取るくらいのビジネスライクなやつまでいろいろあるんですけど、
どんなケースであってもそこに人が噛んでいる以上、
恩義
っていうもんは、
決して軽んずべからざるものっていうのがわたしの価値観です。
反対にいつか自分が立派に一本立ちして、
信用がついてきたら、
後輩にお客さんを紹介してあげられるくらいになりたいじゃないですか。
それもひとつの
恩送り
ですもんね。
かけだしのころ
お客さんを次から次と紹介してくださった大恩人が
3人も4人もいるわたしはしあわせ者だと思います。
その人たちがいなかったら
いまの自分はないわけで。
ありがたすぎて泣けてきます。
そして、
知らないあいだに自分が縁結びのきっかけをつくっていた
なんてことも増えてきた。
>えっ?
>あんたにあいつ紹介したの?
>オレが?
>いつよ?

なんて、
すっかり忘れてるのが自分でもコワいけど、
そんなのが後に、
けっこう大きな仕事になってたりするみたい。
仕事を紹介してあげる側の心持ちっていうのは、
案外こんなもんかもしれませんがね。
>おまえらみたいな若ゾウがなんぼしくじったからって、
>そんなんでつぶれるほど綺麗な顔とちゃうよ。

って、
もしかしたら忘れられてるかもしれません。
だからふつうは、
それほど神経質に義理堅く構える必要はないのかもしれませんけど、
でもやっぱり
恩返しは一生かけてでも
っていう気持ちでちょうどいいと思いますよ。
ひとことの報告もないのはどうかと思いますし。
ところで、
わたしの好きな諺のひとつに
後の喧嘩先でする
っていうのがあります。
だいたいの意味、
わかりますかね。
あとになってモメないように、
はじめのうちによく話し合っておけってことですね。
わたしは特に、
あとからごちゃごちゃ言われるのを避けたい気持ちが強いらしく、
自分についてのネガティブな情報をあえて先に出そうとする。
そこはたぶん、
みなさんの平均的な姿勢と大きくちがうところでしょう。
はじめに相手に良い印象を与えようとしない
そういう習性が身に染みているんです。
第一印象が最低
スタートするときが最悪。
なぜか、
そっちのほうが好きなんですね。
わざわざ嫌われるようなことまでしてるつもりはないですが、
心情的にはそれに近いかも。
だってそうしておくほうが、
あとから印象が右肩上がりでいいじゃないですか。
‥‥なんていう計算が頭にあるわけじゃないですけど、
はじめに調子のいいことを並べて
近づいてくる相手は受けつけないようにできています。
なにかトラウマでもあるんでしょうか?
それだけ、
あとで期待を裏切ることが多かったんでしょうか?
>わたし詐欺師でーす。
>こう見えてプロでーす。
>これからあなたをじょうずに騙しまーす。
>スキがあったら盗みもやりますんで、
>お気をつけあそばせね。

──こんなふうに近づいてくるヤツとつきあって、
ほんとになんか盗まれちゃったとしてもですよ、
ちっとも腹も立たないし気持ちよくていいじゃないですか。
受けつけないのはこの反対のタイプだな。
つきあってくれるならこっちのことをよくわかってからにしてほしいと、
願ってしまうタチなんだな。
だからわたしにお客さんを紹介してくれる人っていうのは、
いろいろ前置きに苦労するみたいです。
>ちょっとマニアックな変人だから、
>コミュニケーションは秘書とやれよ。

とか、
>ときどき毒矢が飛んでくるから、
>そこだけ気をつけてね。

とか。
ご配慮に感謝します。
しかしそんなぐあいだから、
おまえに女性を紹介してやろうっていう奇特な方が、
いつまで待ってもさっぱり現れません。
ツラいっす(◎_◎;)

お店を持ちたい女たち

いつもここでこんなふうにエラそぶって、
ああしなさいこうしなさいと意見を並べているせいか、
わたしのことを勝手に「師匠」と呼ぶ人がチラホラ現れてます。
師匠なんて‥‥
そんな重い単語を、
わたしのような者に軽々しく使うなよ
とは思いますが、
いやな気はしません。
わたしが知っていて役に立っているノウハウがあって、
相手がまだそれを知らなくて、
もうちょっと詳しく教えてほしいと乞われたなら、
惜しみなく全力で伝えるように努力します。
歳を重ねるにつれ、
とにかく誰かの役に立っていたい想いが高まっていますのでね。
喜んでいただくのがいちばんうれしい。
仕事のほうも、
そんなふうな気持ちでやっているせいか、
うちの会社には行列ができてます。
けっこう長い待ち行列がw(゚o゚)w
実際にドアのまえに立って並んでいるっていうじゃないですけど、
あれしてほしい!こんなんもつくってほしい!
っていうリクエストの見えない行列です。
いつのまに
こんな人気企業になったのかな?
これから独立を計画されているみなさんもね、
どうやったら儲かるか?
っていう着眼ももちろん大切でしょうけど、
それよりもやっぱりね、
日々の地道な布施の積み重ねっていうかね、
いま目の前にいる人に対して、
なにかちょっとでも喜んでもらえることをやっていく
っていう心持ちを途切れさせずに生きていたら、
それだけでひとかどの成功をおさめられると思いますけどね。
あなたの助けを求めている人は必ずいます。
>でも利益率が‥‥
なんて
ぜいたくを言うから見失うんであって、
人生の喜びがなんだかわからなくなったときは原点回帰。
仕事がしんどいなら価値観を見直すチャンス。
どうやって集客したらよいでしょうか
‥‥なんて、
いまさら話しあわなきゃわからないような、
つまらない会議に出ているヒマはない感じになるのが正解ですよ。
あなたが目の前の誰かに喜んでいただくことに一意専心、
儲からなくてもいいから
コツコツと地に足をつけて歩きだそうとすると、
必ずといっていいほど否定的な意見が聞こえてきます。
そんな品質でお金をもらって恥ずかしくないのかとか、
考え方が歪んでいるぞとか、
いまさらのんびり遠まわりしてる場合かとか、
世間がおまえを認める日は来ないだろうとか、
とにかくヒドいことを言われます。
言われてなくても言われたように感じてしまう
っていう
心の作用にも要注意です。
とにかくそんな雑音はシャットアウト!
がんばるあなたのことを
ちょっとでも馬鹿にする人とは喧嘩して絶交しちゃってもいいですよ、
この時期は。
第一関門がだったりするっていうのは、
ありがちなパターン。
そんなのあなただけの話じゃないんで、
絶縁も辞さずの覚悟で突破してください。
>自分のからだの全細胞を、
>まわりの人に喜んでもらうために使いたい。

っていうね、
実はこれ、
わたしのことを勝手に師匠と呼んでいる女性の口から出た言葉です。
利依子さん(仮名)、
37歳。
バツイチで独身。
なんと立派な言葉を使う人だなあと感動しまして、
こっちが弟子にしてほしいくらいだと思ったくらいです。
こういう心のステイトに一途に集中してブレさせないでおきましょうよね。
そんな気持ちを保つことができるなら、
どんな分野だって成功しないはずがないですから。
利依子さんの計画は
お店を持つこと。
女性ひとりでも気楽にお酒が飲めて、
軽く食事もできる。
階段で上がれるビルの2階の角部屋で、
10人くらいで満席になるこじんまりした店の、
自分がママさんになって、
お客さんの愚痴でもなんでも聞いてあげて、
癒しになってあげたい‥‥のですと。
ま、
ようある話ですわな。
小さなお店を持ちたいなんて、
いちばんポップでありきたりな夢でしょう。
これまでにも何回も聞いたことあります。
飲食やりたい人もいれば雑貨屋さんにあこがれる人もいる。
お店なんて簡単に開業できると思っているらしいんですね。
中でも
ネイルサロンは若いコの人気が高い。
>商売ナメんなよ!
なんて、
いちいち不粋な意見をしてたこともありますが、
いまはそんなことは申しません。
だってほんとうに簡単に開業できますもん。
どっかの通販でかんたん開業キットなんてもんが売ってんじゃないか

思ってしまうくらい。
けっきょくのところ商売なんて、
やってみないとわからないことも多いので、
失敗も学びのうちですから、
借金しすぎない範囲でチャレンジすればいいんです。
師匠と呼んでくれるから甘く採点したわけじゃないですけど、
利依子さんなら開業してもやっていけると思いました。
>40歳までに300万円ためます。
>そのためになら夜のお仕事も厭わない。
>20代のころにラウンジで働いてた経験もあるので。

──ですと。
おっと出ました。
やっぱり夜のお仕事ですか。
女が開業資金を調達するのにいちばん手っとり早いルートです。
精神修養と人脈形成がいっぺんにできて、
しかもお金になるという社会勉強。
そんな学びの場があるかないかが
男と女の大きなちがい。
>水商売ナメんなよ!
なんて
不粋な意見はいたしませんので、
よいコのみなさんもどうぞやってみてください。
利依子さんはオッパイも大きいし、
色気があってしかも理知的に見える美人です。
黙ってたってどっかのクラブのママさんですよねって思うし、
いっしょに飲んでると
これから同伴出勤ですよねって感じに見られる。
>狙った獲物(=男)は必ず落としますよ。
ってサラッと言える方ですから。
すごい自信なんですね。
(とりあえずわたしはまだ落とされてませんので、
てことは狙われてもないってことで、
それはそれで寂しかったりもするわけですが、
男女関係より師弟関係重視ですから、
いまは寂しがらないことにしてます。)

たいていの女性は、
そこまで自分に自信ないでしょ?
どうです?
ところが、
男に対してはこれほど自信家であるにもかかわらず、
いざビジネスとなると
からっきし弱気なのが利依子さんの不思議なところ。
慎重すぎるだけなんでしょうか?
実は利依子さん、
すごく思いっきりのいいところもあって、
わたしと知りあってすぐに仕事を辞めて、
ほんとうに夜のお勤めを始めたのはいいけれど、
20代に働いていたころとは(あたりまえですが!)勝手がちがい、
思ったようにお金にならないし身体はキツいしってことで、
いったん退却して広告代理店に再就職──と。
なんだかくすぶっているんです。
驚いたのは、
いつも利依子さんが話し相手になってあげている、
京都の資産家のおばあさんが、
独立応援資金として
>600万円あげる(≡^∇^≡)
って、
ポンと出してくれちゃったっていう事実。
貸してくれたっていうんとちゃいまっせ。
好きに使ってくれたらいいからって、
返さんでもええお金を出してくれたんでっせ。
世の中、
そんなウマい話はなかなかないやおまへんか。
利依子さんの人間力を物語る、
ミラクルな展開やったんです。
そやのに‥‥
>自分で汗水たらして働いて貯めたお金じゃないと、
>やっぱり納得できないから。

って、
返してしまうやなんて‥‥
なんて昭和なセンス。
またそういうとこが潔くて大好き‥‥って、
つい興奮して関西弁が丸出しになってしまいましたけど、
それにしても‥‥
なんだかくすぶっているんです。
ま、
これもようある話っちゃあそうなんですけど、
これほど魅力的な
ポテンシャリティ満載な彼女が、
ブレイクしそうでブレイクできない理由は何か?
──もうおわかりですよね。
はじめていっしょに食事したときにすぐにわかりましたが、
これほど魅力的な女性が成功できない理由といえば──
あれですよあれ。
そう。
結婚願望
そして、
子ども産みたい願望
そこでマインドが一旦停止して
フリーズしたまま動かない。
結婚して子どもを産んでしあわせな家庭を築くっていうイメージのまえでは、
お金持ちになるとかそういうのはどうでもいいと思えてしまう。
もっともトラディショナルでティピカルなトラップなんですが、
なかなか本人は、
そこまで執拗に自分が結婚願望に縛られているとは認めにくい。
一度は結婚したっていう事実も、
トラップをわかりにくくしている一因になりました。
最初の結婚は22歳のときだったんですが、
願望が高まるまえにあっさりプロポーズされてあっさり入籍。
2年ちょっとであっさり離婚。
人生について何も考えてなかったんでしょうけど、
結婚するってことが、
そんなにむずかしいことじゃないと印象づけられてしまった。
すでにアラフォー。
もうすぐ40の足音が聞こえてくるってえと、
女心は毎日がハリケーンで大荒れです。
(個人差はあります。)
セクハラだと非難されることも覚悟の上で、
彼女が
結婚できない理由

わたしなりに述べさせていただきました。
すると利依子さん、
素直に全面的にお認めになり
‥‥っていうか、
>どうしてそんな簡単なことに
>いままで気がつかなかったんでしょう。

って感じで、
衝撃を受けられてしまったんですね。
いまごろ執着を落とすために瞑想三昧かもしれませんけど‥‥
さてどうでしょう。
とにかくこの強すぎる願望が
心理面でのブロックとなって、
それ以外の普通サイズの願望実現がすべて止められてしまうことがあるんです。
大ブレーキです。
執着をうまくハンドリングできれば、
あっちの願望もこっちの願望もどっちも短期間で叶えることができますが、
一般的には何年もかかります。
わたしは彼女が
42歳になったころを楽しみにしています。
40をすぎてしまってまだ結婚してなくて、
なんとなくタイムリミットみたいなラインを越えて、
出産はやっぱりもう無理なのかなぁ~っていう雰囲気になってくると、
皮肉な話ですが我執を落とすのはかえって容易になります。
いわゆる吹っ切れるってやつ。
結婚して子どもができていたとしたら、
しあわせの絶頂でそこの部分の執着は消えます。
子育ての期間分だけ事業が軌道に乗る時期が遅れるかもしれません。
けど、
どっちに転んでも
全細胞
社会貢献に振り向ける環境は整うってことです。
またひとり、
ヤリ手の美人経営者が増えることになります(≡^∇^≡)

しあわせなブスと不幸な美人

百田尚樹さんの「モンスター」
お読みになりましたか。
コワいですよ~w(゚o゚)w
いったい何回「ブス」っていう単語が出てくるんでしょうか。
ぶさいくな顔に生まれてきた女が、
どんだけ惨めな目にあうかっていうことを、
これでもか、これでもかと生々しく描いてあります。
生理的にいやなところを突いてきます。
誰の中にもある、
あなたの中にもきっとあるコンプレックスっていうものの存在を、
もうこれ以上は大きくできないっていうくらい大きくして、
ひとりの人間がコンプレックスに無残に押しつぶされていく様子が描かれています。
好きになった男性に贈った手編みのマフラーが野良犬に巻かれていたとか、
SMクラブで浣腸されるとか、
肉親からも死んだことにされているとか、
さすが百田尚樹さんは関西人でしかも元が放送作家というだけあって、
そういうところハンパない。
えげつないストーリー展開です。
けど、
大げさじゃないと思うんです。
弱い者に対する差別的行為っていうのは、
いつでも残忍きわまりない。
いじめ
──わたしたちはいつでも、
見て見ぬふりをしています。
生理的にいやなところを突かれたと感じる理由は、
もしかしたら自分も加害者だと気づくからですね。
被害者だったこともあるかもしれないけれど、
攻守所を変えれば立派な加害者だ。
顔が汚いとかぶさいくだという理由だけで、
ひどい扱いをしてしまった経験を思い出しませんか?
見殺し
っていう言葉もあるように、
見て見ぬふりをするっていうのは、
ある面で殺人なんですね。
見殺しにされた人がどれほど心に深い傷を負うかを考えると、
いじめられてるのが自分じゃなくてよかった

思うだけで犯罪かも。
>顔が醜いというだけで、
>人を差別したことなんてありません。

って、
言い切れたらいいんですけど。
はじめから見えないところにいて気づかなかったとしてもですね。
見て見ぬふりのくりかえしがあなたをそんな安全地帯へ運んだんだってことを、
あなた自身が気づいてしまう。
いやなところを突かれます。
あなたはあなた自身のコンプレックスと、
どんなふうに向きあい、
どんな解決策を選んできたのでしょう?
主人公の和子が選んだ道と、
重ね合わせてみてどうでしょうか?
力ずくで現実を変えていく道と、
あきらめたり慣れさせたりして心のあり方を変えていく道。
小説の中にも出てきますが、
たとえば背が低いことにコンプレックスを抱いている人は、
どうしたらいいんでしょうか。
かかとの高い靴を履いたくらいじゃごまかせないくらいの背丈だとしたら‥‥
現実のほうは変えられない‥‥。
お金で直せるだけブスのほうがマシだと思うんでしょうか。
そこできょうは、
ブスってほんとうに損なのかどうか、
検証してみます。
顔がぶさいくだというコンプレックスを理由に、
起業をあきらめるなんてことが
あっていいのか。
10代、20代は恋愛で全敗したとして、
思春期をすぎてもそのまま苦しみつづけるのか。
ビジネス本位の30代でも泣かされっぱなしなのか。
──たしかにいまは、
顔がものを言う時代だとわたしは思っています。
デジタル化が進んで美しい外見の利用価値は上がりました。
ってことは、
ブスはますます不利になったことを意味します。
自分撮りした写真をSNSに投稿すれば、
顔がかわいい女子とそうでない女子で「いいね!」の数と質が明らかにちがう。
しかしいくら美人でも、
自分の美しさを強みとして認識し、
利用することができないなら宝の持ち腐れ。
早い段階でアホな男に捕まって囲いこまれ、
まるで軟禁生活のような一生を送るリスクもあります。
意外と多いのが、
自分で自分の顔を好きになれない人ですね。
ブスから見れば信じられないことかもしれませんが、
あなたより断然かわいくてモテてる女友だちが、
>わたしってブスだからみんなに嫌われてるのよ。
>顔さえもうちょっとマシだったら、
>彼氏とも別れなくてすんだのに‥‥

って
半泣きになってる姿を見て、
>おまえのどこがブスやねん!

マジギレしそうになったことないですか?
>わたしこそほんとうのブス!

変に自信をもって断言しているあなただって、
ただの思いこみじゃないとなぜ言い切れます?
具体的に
女子100人のうち何番めのブスなんですか?
もしかしたらブスなんじゃなくて
ただデブなだけかもしれないじゃないですか。
20キロ痩せたら顔の印象なんてガラッと変わりますよ。
自分を
実際以上にブスにしてしまっているメンタルなからくり

気づいてください。
(ΦωΦ)
すんげえ美人
ってものと
ちょっとのあいだつきあったことがあります。
2人で街を歩いているとすれちがう男たちが‥‥
クルクルクル~って感じで
おかしいくらい振り向いて、
視線がこっちに吸い寄せられているのがわかりました。
お店に入るとまた、
クルクルクル~って
こっちに視線が集まってくる。
スターじゃあるまいし‥‥
なんじゃこりゃって感じ。
美人を連れて歩くと
すごくいい気分がするのは確かでしたが、
そこの価値っていうのはそれだけでは長続きしません。
エッチするときだって、
ずーっと顔を眺めながらするわけじゃなし。
ちやほやされすぎて奔放すぎるところに、
過去の男の手垢が感じられたりして、
残念ながら半年もたたないうちに飽きました。
出会って最初のころのウキウキした舞い上がりはなんだったのか。
自分の外見には自信をもった女性でしたが、
やはりそこが突出してましたので、
自分の仕事の中味や乗っているクルマ、住んでいる場所、
家柄や父親の職業、
姉妹の容姿やつきあっている男性の年収、
そういうところまですごく気にして、
いろいろコンプレックスを抱えていました。
外見が整いすぎていると、
それを目当てにそこそこのステイタスの男性が集まってくるので、
外見以外の部分とのギャップを感じさせるのがプレッシャーになってたみたいです。
だからはじめは
ベタな関西芸人風っぽいわたしの庶民感覚が気楽でステキって言ってくれてたんですけど、
そのうちそうじゃない方向へ
わたしの振る舞いや身なりに注文をつけてくるようになって‥‥
しんどくなってしまいました。
風のうわさで知った範囲では、
わたしと別れたあとも、
あっちやこっちでいろんな男性と浮き名を流した挙げ句、
あまりしあわせな人生ではないらしいです。
つきあった相手の顔の美しさと思い出の美しさは必ずしも比例しないことを、
そこで学びました。
自称「美人経営者」の友人がいます。
どちらかというとブスなところをギャグにしているだけで、
ぜんぜん美人じゃないとこが笑えます。
男女の関係はありませんけど大好きな女性です。
その彼女いわく
>美人は経営に向いてないの。
──ですって。
>ふつう美人がさ、
>わざわざこんなしんどいことする理由がないでしょ。
>右から左から男たちの誘惑の手が伸びてきてさぁ、
>いっくらでも楽できちゃうんだからさあ。
>えっ?わたし?
>わたしはだから特別なのよ。
>そうそう、
>もしほんとうに美人で経営者で成功してる人がいたら、
>まちがいなくよ、

うん、
まぁたしかに‥‥
美人経営者と呼ばれている女性はたくさんいて、
相対的には美人だってことなんでしょうけど、
ほんとうに美人だと納得できる人となると、
なかなかいないんじゃないでしょうか。
え?
小室淑恵さん?
ああ‥‥なるほど。
おきれいですね。
もしかしてなんですかね?
彼女も。
ま、
中には例外もいてるでしょうが、
美人は経営に向いてないっていう話、
一理あるかもしれません。
特に、
ちゅうとはんぱにモテる微妙なラインの美人は、
自己肯定感が定まらず、
男に惑わされて途中下車する率が高すぎて、
ビジネスではなかなか成功しないようですね。
じゃあ美人が経営に向いていないとすると、
ブスは向いているのか。
それは‥‥
中小企業の女性経営者に占める
美人とブスの割合を見たらわかるでしょう。
え?
人数の比率だけじゃなく、
成功の度合も考慮します?
そうするとやはり、
美人のほうが有利といえそうな気もしますが、
そんなふうにあらためて女性経営者を見わたしてみると、
いまはたしかに美人だと言えなくもないが、
もともとは意外とブスだったんじゃないかと思える人が多かったりします。
ああ‥‥
誰が美人で誰が美人じゃないのか、
見分けがつかなくなってきました。
しかし要するに肝心なのは、
美人かブスかということよりも、
自分なりの強みを見つけて活かせるかどうかです。
強みを見つけて活かせる人が成功するんです。
弱みを強みに転換できる人

もっと成功する。
小説の中で和子は、
自分が美しいことをはっきり理解していました。
男のスケベ心も完全に読み切ってた。
彼女が悪用した最大の強みは、
もうちょっとでやれそう(=セックスできそう)な期待を男の鼻先にぶらさげて、
その男の心理を巧みに操ることでした。
コワいです。
そんなことされたらひとたまりもありません。
身ぐるみ剥がれてしまいます。
ファッションヘルスで機嫌よく手コキで抜いてくれればいいところを、
期待以上の美人に当たって
>おにいさんスケベ好き?
>好きよね。
>あと2万円でアタシと本番どう?

なんて耳もとでささやかれ‥‥
つい予算オーバーしてしまった経験、
あなたにもないとは言わせま‥‥
あっ、
また話が変なほうへそれてしまいましたね。
強みの話でした。
ではいっぽう、
ブスの強みとはなんでしょう?
そもそもブスに強みなんてあるんでしょうか。
ブスに生まれていいことなんてひとつもない

あなたはおっしゃるかもしれませんが、
いいことがあるかないかなんてきいてませんからね。
強みは何かっていう話です。
どうでしょう??
踏まれても蹴られても立ち上がれるんですよね、
ぶさいくなやつは。
ちやほやされてこなかったってことは、
自分のことは自分で守るしかなかったってことですから。
男だってもちろん、
イケメンかそうじゃないかで分別されてますから、
ぶさいくな男はそれなりに粗末な扱いを受けてます。
しかしやっぱりそこはぶさいくな女のほうが、
世間の仕打ちが何倍も酷いもんですから、
それによって生じる心の歪み具合がまさに、
ブスをして過酷な環境変化に順応せしめるのです。
これまで耐えてきた苦しみにくらべたら、
どんな屈辱にも耐えられる。
人間の心の裏側に潜む残虐さ、偽善、欺瞞、を、
誰よりも鋭く見抜く。
和子のように顔の醜さが畸形的で、
周囲からバケモノ扱いされるくらい悲惨な日々を送っていれば、
さとりが必要な理由も見えてくる。
外見で優遇されないってことは
はじめから中味──すなわち本質──

問われてきたってことです。
本質を見極める能力が研ぎ澄まされる。
きっとそれがブスの強みです。
窮鼠
猫を噛む。
で、
大逆転が起こる。
ああ‥‥これはブスにかぎらず、
なにかしらのハンデを背負った方たちに共通していえることです。
コンプレックス
──心の歪み

克服して乗り越えたところに、
新境地が開けてくる。
顔でサクセスをあきらめてはいけません。
あなたは自分が損をしていると感じてきました。
自分は「顔がまずい」ということが、
その根深い思いこみの中心的な根拠になっきた。
「顔がまずい」ということが、
たいへんなハンディキャップになっていると思ってきたんです。
つまり、
>わたしはブスだから、
>男の子はわたしを選ばない。

という結論が頭の中にしつこくある。
ここに最悪の過ちがあるといわざるをえません。
心の法則が最悪に機能してます。
たしかに、
あまりにも多くの男の子たちがあまりにも多くの場面で、
あなたがた女性を「顔」で選別しています。
「顔」のよしあしを選別の基準に取り入れている。
セクシーだとかキュートだとか、
勝手な形容詞をつけては恋に落ち、
からだを奪ったり弄んだりしています。
あなたはそれを何度も横目で見てきました。
というより見せつけられました。
これが現実だと。
どうしようもない事実なのだと思い知らされました。
しかしあえて、
そんな事実はさほど重要ではないと申しあげましょう。
男の、
このような選択基準などまったく重要ではない。
テーマを恋愛やセックスに絞り、
しかもその機会がめぐってくる回数だけ
人生を競うなら、
ブスが圧倒的に不利なのはまちがいないでしょう。
しかしあなたの成功やしあわせは、
そんなことにはほとんど関係がないんです。
物事の本質を見極める能力が貧しければ、
美人でもあっけなく不幸になります。
心の法則

もっともっと絶対的で強力なものです。
それは原理であり公式であり原則であり真理です。
そしてあなたの場合、
その法則が悪い方向へ回転しているということなのです。
>わたしはブスだから、
>男の子はわたしを選ばない。

っていうのがウソかホントか、
そんなのは問題ではありません。
問題は、
この悲観的な結論があなたのアタマの中にある!
という事実なのです。
このように考えていたらこのようになってしまいます。
いや、
もうなってしまいました。
いま、
あなたに覆いかぶさっている不幸のカタマリは、
心の法則によって裁かれた結果なんです。
人生は気のもちよう、
心のひとつの置きどころ。

あなたが失ったと思いこんでいる恋愛やセックスは、
まだぜんぜん手遅れでもなんでもない。
たとえ40代でも50歳をすぎてからでも、
人生はパンパカパーンなエクスタシーの連続。
胸の焦げるような恋は訪れます。
心は、
まわりまわって状況を変えます。
運命を変えます。
しかしもっと直接的に、
いや、
もっとも直接的にといっていいでしょう。
そのくらい直接的に
心によって変わるもの
それが「顔」です。
心が顔を変えるんです。
あなたの首の上に、
そうやってくっついている「顔」そのものが、
実は心によってつくられているんです。
顔がブスだから心がひんまがったんじゃなく、
心がひんまがっているからブスなんです。
心の状態が外にあらわれてます。
顔と声を通して外にあらわれるんです。
あなたの顔の色は心の色。
不安、恐怖、憎しみ、怒り、焦り、嫉妬、疑い、嫌悪‥‥、
それらはみんな黒い色をしています。

ゆがんでます。
それらが外にあらわされるとき、
まわりはとても暗くなってしまいます。
ほんとうに顔がゆがんでしまうんです。
ですから!
いまここに、
新しい前提が必要です。
すなわちそれは
何もまずいことなどない。
すべてうまくいく。

という前提です。
夢、希望、野心、自信‥‥、
それらはみんな光り輝いています。

まぶしいくらい。
その光を内側に向かって吹き込むとき、
心は甦り、
まぶしく輝くんです。
心は直接的に「顔」を変え、
声を変え、
振る舞いを変えます。
そして、
まわりまわって状況を変えます。
運命が変わります。
人生そのものが変わっていきます。
明るくいきいきとした心は、
すべてを明るくいきいきとしたものに変えてしまいます。
うじうじと嘆き悲しむことで「顔」は改善しません。
いきいきと生きることで「顔」は改善します。
他人からどう扱われるかより、
自分で自分をどんなふうに扱うかが肝心です。
いちばん恐ろしいのは、
自分で自分の心を萎縮させてしまうこと。
コンプレックスなどはじめから存在しない
と、
そんな心の前提を崩すことなく慎重に行動の選択を続けていくことができたら、
いつのまにかほんとうにコンプクレックスは消えてなくなる。
整形して顔を直すっていう選択も否定はしません。
自分を好きになるための努力ですから、
大いにけっこうなことです。
ただし順序が肝心。
心を直さずに顔だけ直してもいいんですけど、
あとでちゃんと軌道修正してください。
コンプレックスをコンプレックスのままにしてごまかして、
みだりに現実だけをいじくろうとしないこと。
いくら整形して気になる部分を取り除いても、
心がネガティブならまた次の欠点が気になりはじめます。
あなたの顔にもともと欠陥があるんじゃない。
欠陥を見つけ出さずにはおられない心があるだけなんです。
問題は急いで解決しようとしないことが肝心です。
(ΦωΦ)
すんげえブス

友人がいました。
はじめにハッキリ言っときますが男女の関係ではありません。
20代に東京に住んでいたころアルバイトで知りあって、
のちにすごく尊敬することになった女です。
>あたしブスやけん、
>おかあさんに子どものころからずーっと言われとったたい。
>あんたブスやけん、
>男に食わしてもらおと思たらあかんって。
>他んとこで負けんようにしいって。

そういうことを大胆にふつうに誰にでも言うんで、
びっくりしました。
福岡県の出身で、
そういう訛りがある。
ツナギ着て男と同じ仕事してました。
フォークリフトの運転もうまい。
配送業者の現場仕事だったんです。
ダンゴ鼻で、
大きくてまん丸な2ツの穴が正面を向いてこっちを睨んでいるような。
目はちっちゃいし、
強度の近眼で、
赤いフチの牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけて。
おまけに太っていて、
顔全体が丸い。
確かにどう見てもブスでしたが、
男に溶けこんで紛れてしまっているのでぜんぜん気にならない。
要するにはじめっから女として扱ってなかったわけですが、
こういうの、
ブスがブスであることを忘れるにはいい手かも。
豪快な笑い方が印象的だったナ。
>ぐわっはっはぁ!
もしくは
>ぬわっはっはぁ!
というような感じで、
一日に何回も、
口を全開して愉快そうに笑う。
美人がそういう笑い方をしたら頭がおかしいと思われますね。
社会の偏見が生む無言の圧力で止められる。
だからあの笑いは
ブスならではだな。
で、
職場でものすごく愛されてた。
わたしも何回か自分から誘って飲みに行った。
あいつのあの明るさはなんだったんだろう。
まるで怪物みたい(顔がじゃなくて中味の強さが)だったっていうか、
底なしで異次元だったな。
男からも女からも好かれいて、
人気ナンバーワン。
みんな励まされてたんだなあ。
ほとんど全員、
彼女になにかしら救われてたと思う。
>あたしみたいなブスがこんだけ明るく生きとったらどげんね。
>あんたらの悩みとかそんなもん、
>ばからしくなるっちゃろ。

って。
もう、
返す言葉がないですね。
年下のあいつは当時22か23。
恋愛もしたい盛りだったと思うけど、
そういう話題にはぜんぜんならなかった。
あいつは自分のブスをきちんと自覚して、
それをかる~く乗り越えて、
まわりを励ます道具に使っとったんやなあって。
いまならわかるわ。
バイトを辞めたあと、
別の男友達からあいつに彼氏ができたって話を聞いた。
どんな男だったか。
みなさんの想像どおり、
まわりがひっくりかえるくらいのええ男やったらしい。
見てみたかった。
(ΦωΦ)
余談ですが半年ほどまえ、
男のわたしが、
美容整形外科ってところを訪れました。
まぶたのたるみを切除する手術を受けたのです。
ジジイだって綺麗になりたいんだよっ!
って
思ったんでしょうか?
──いえ、
そんなわけでは(ё_ё)
わたしはもう何年ものあいだ、
ひどい眼精疲労にも悩まされていました。
パソコンと向きあって画面を凝視することの多い仕事ですから、
職業病みたいなもんで、
目が疲れるのだけはしかたがないとあきらめていました。
ぎゅーっと眼を閉じると、
乾ききった瞳に塩水が染みるようなもんで、
涙がこぼれました。
シバシバとまばたきするのが癖になり、
よくマッサージがわりに目元をゴシゴシこすってました。
そのことをある日、
行きつけのお好み焼き屋さんで、
おばちゃん(おねえさんかな?)にグチったんです。
>もう何年もひどい疲れ目で、
>目ぇ開けるんがしんどくなってきた。
>なんかこう、
>まぶたが重たいっていうか、
>目の上になんか乗ってんのかなぁ~て思うくらいや。

って。
そしたらお好み焼き屋のおねえさんが、
>あんた、
>それ「がんけんかすい」やがな。
>切ったらええんや。
>うちの親もそれで手術したんやで。
>保険きくし、
>安いもんやがな。

って教えてくれた。
へっ?(。・・。)
知らんということは恐ろしいもんです。
すぐにネットで調べたら情報はなんぼでも出てきました。
わたしは
眼瞼下垂(がんけんかすい)
っていう病気で、
目が開けにくくなっていたんです。
直すとしたら保険適用で4万円くらいの手術。
わずか1時間くらいで、
入院もしなくていい。
すぐに診察を受けた結果、
明らかな眼瞼下垂ということでしたので、
迷わず予約を入れ、
2週間後には手術台の上に乗っていた。
痛みというほどの痛みはないですが、
なんせ場所が場所ですから、
かなりコワいです。
局部麻酔なので意識ははっきり。
ブシュ、パチッと、
肉や糸を切る音が聞こえて、
血が噴き出していく感じがわかります。
顔を直す女の人たちは、
みんなこの恐さを乗り越えるんでしょうか。
先生のおっしゃるには
>男性のほうが怖がりますよ。
>この機械で脈拍の変化がわかりますからね。
>切った瞬間にからだがこわばるのもたいてい男性。
>女性は血を見てもわりと平気な人が多いです。

──ですってε=( ̄。 ̄;)
わたしのまぶたから切り取ったたるみは6ミリくらいだそうです。
その肉片をお見せしましょうかと言われましたが
断りました。
手術直後から効果はてきめん。
まぶたの上にズドーンと重しが乗っかっていたような
長年の圧迫感は消えました。
まばたきが軽い。
パッと目が開く。
しかもそれで眼精疲労の症状が劇的に改善しました。
目がショボショボしない。
美容整形ではないので、
見た目はほとんど変わりません。
十数年前までの、
もとのまぶたに戻ったっていうだけですから。
手術の直後は「あれ?」っていう顔をされることもありましたが、
いまは誰ひとり気づきません。
わたしの汚いツラを気にかける人なんて‥‥
いないってことなんでしょう・゚゚・(×_×)・゚゚・。

頼まれごとは断らない

こないだは、
一日も早く独立したい人に向けたアドバイスを書きました。
別にふざけたつもりはないですが、
現実的じゃなかったかもしれません。
こんどは、
自分が何をやりたいかよくわかっていないあなたのために、
じっくり天職を探す生き方を考えてみましょう。
キーワードは「頼まれごと」
誰かに何かを頼まれることに身を委ねる
というか、
頼まれごとを水先案内人としてついていく感じ。
わたしはわたし、オレはオレ、
自分らしくっていうのはもちろんすばらしい。
やりたいことがあるならそれをやったらいいでしょう。
でもまだ自分が何をすべきかがはっきりわからない‥‥
さぁ、
そのときです。
不安や恐れにつけこまれないように。
あれこれ考えない。
ひたすらほんとうの自分であることに努め、
思いやりを絶やさず、
ひたすら頼まれごとが増えていくようなイメージで
生活を組み立ててみたらどうかなって話ですね。
そしたらしぜーんと人の世のために役に立っていく
──という順序。

天風先生の教えにこういうのがあります。
私は今 
人の世のために何事かを創造せんと欲する心に燃えて居る。
そしてかくの如くに心を燃やして居れば、
いつかは 
神は私に何を為すべきかを教えたまうにきまって居る
「統一箴言」から

大好きな一節なんです。
わたしは会社設立からもうすぐ16年になりますが、
いまなお事業の方向を探るときなどに何度も心に浮かびます。
焦る必要は一切ない。
道は見えてくるんです。
人の世のために役立ちたい。
まわりの人びとに喜んでもらいたい。

──意識を
そういうふうに絞っていけばいいだけ。
千里の道も一歩から、
人と関わりを求めていかないと話になりませんね。
まずは身近なところ、
家族から、会社から、所属するグループから、地域から。
誘われたり、招かれたり、
頼まれごとをされることに敏感でいてください。
それがあなたのアンテナだ。
したいことをするっていうのは、
方向性としては立派だが、
はじめの一歩からして自分中心にかたよる恐れがありますね。
わかりますか?
あなたがしたいことをするんですよね?
わたしがあなたにしてほしいことをしてくれるのとはちがうわけだ。
自分のしたいことをする
という姿勢で一歩を踏み出す人と、
誰かが自分に求めていることをしてあげる
という姿勢で踏み出す人とでは、
はじめから方向が分かれてます。

>わたしはやりたいことやって生きてます。

という言葉だけを聞くと見分けがつきませんが、
成功している人っていうのは、
自分のやりたいことを好き勝手やっているだけのように見えても、
実はそれがちゃんとまわりの求めるものに合っているんです。
人に喜んでもらいたい
という本質的な欲求は、
いちいち言うのもいやらしいんで、
カバーされて見えなくなっているだけです。

そこに気づくための、
シンプルなアドバイスがこれ、
頼まれごとは断らない
ってことなんですね。
もしあなたが、
誰からも何も頼まれないタイプだとしたら、
いつでも急いで答を求めすぎているのではないですか。
中味が濃いとか薄いとか、
効率が良いとか悪いとか‥‥。
「時間がもったいない」という想いのために、
どれほど多くのつながりを避けてきたでしょうか。
あなたの目には、
もしかしてこの世の中が「くだらない人間だらけ」と映っているのではないですか。
くだらない人間どもに自分の時間を食われるのは耐えがたい、
と。
たいていのつきあいはくだらないし、
そんなくだらないつきあいは時間を割くに値しない
と。
──そんな、
時間の概念による束縛から自由になりましょう。
つながりのために時間をかけるのです。
自分の時間とは、
他人様からの頼まれごとを受け入れるためのスペースなんです。
あなたは、
いつでも時間にたっぷり余裕のある自由人です。
はっきり頼まれていなくても、
>そういえばあいつ、
>ダビングしてほしそうにしてたなぁ~

って気がついたときとか、
さっさとやってあげてください。
それでも頼まれごとが少ないときは‥‥、
ただひたすらここに在る自分を感じるんです。
そうすれば、
実行すべきことがわかります。
ニコニコしててください。
それが、
なんでも引き受けますよっていうメッセージ。
ニコニコしてたらなんでもだいじょうぶ。
誰かを不愉快にさせる気づかいがなくなって、
人間関係がちっともわずらわしくなくなる。
だから、
あっちこっちの集まりに顔を出しても疲れないし、
役を頼まれたら二つ返事で引き受ける。
引き受けたからには、
その役割を全力でやりとげること。
そこがもちろん大事。
あれもこれも引き受けて、
どれも中途はんぱになっちゃったなんていうのは最低。
>だったらそれは、
頼まれごとを断ることになるんじゃないの?

って、
それは屁理屈。
あなたが全力で何かに取り組んでいる姿は、
外から見ててもわかります。
引き受けるときの約束のしかたにあらわれます。
全力を出していつまでにどれくらいのことができるか
それを正直に答えたらいいんです。
そしてやりきる。
まわりのみんなが協力してくれないからって、
凹まない腐らない。
そんなもんよくあることでふつうのこと。
ニコニコ顔をくずさず淡々とやりきる。
するとまた別の頼まれごとが増えてくる。
もうなんでもかんでも引き受けるんです。
頼まれごとは断らないとハラを決める。
そして、
頼まれごとが増えることを喜んでください。
あなたは、
なにかお役に立ちたくて組織に加わっているんですから、
どんな役でも喜んでやらせていただくんです。
けっきょくのところ
商売繁盛
っていうのは、
頼まれごとで埋め尽くされている状態なわけだ。
無償で引き受けてたらあふれてきちゃったけど、
それでもニコニコして全力で取り組んでたら、
お金を払ってでもあなたにやってほしい人がまわりにたくさんいたわけだ。
頼まれごとをいやがっている自分がいるなら、
気づいてくださいよ。
それは自分がスタンバイできていない状態。
20ラウンドまで持ちこたえるスタミナがないなら、
まだリングに上がってはいけません。
自己犠牲でボロボロになってしまうかもしれませんのでね。
それからついでに、
あなたがいい人で終わらないためのアドバイスをひとつ──
相手があなたを利用しようとしているだけのときは、
その頼まれごとは断ってよろしい。

人に物を依頼するときの相手の態度を、
きっちり見定めなさいってこと。
人数が足りないから来てほしいとか、
チケットが余ってしまいそうだから買ってくれとか、
メールひとつで夜中に呼び出されたりとか、
自分が軽く扱われることを許すことはありません。
リスペクトのかけらも見せない相手なら追い返すべきですね。
┐(-。-;)┌
頼まれごとっていうのは、
引き受けてあげただけで相手の心が喜ぶものです。
なんとか人を喜ばせようとして方法を探さなくても、
相手のほうから飛びこんできてくれるんです。
断るなんてもったいない。
あなたは、
自分の奥底にある消極エネルギーの動きを止めようとしています。
内側を流れるエネルギーの向きを変えようとしています。
思考には外側でワーワー騒ぐしか能がありません。
新たな積極エネルギーを「実感」すれば、
内側の流れにダイナミックに影響を及ぼすことができるのです。
ま、
のんびり気長にやってください。
独立するのに年齢制限はありませんから。

一日も早く独立したいあなたのために

成功したくてもがいているあなたに、
おめでとうを言いたい。

焦って追いつめられて苦しんでいるあなたの、
その苦しみに、
ゆがんでしまそうな性格に乾杯しよう。
苦しいことがいつでも悪いこととはかぎりませんよ。
わたしの現在の価値観では、
「苦しみは成長の糧だ」っていうふうに、
もうすっかり変わっています。
以前は、
苦しみは苦しみであって苦しい以外の何物でもなかったんですがね ε=( ̄。 ̄;)

「変な人の書いた成功法則」という変な本があります。
ごぞんじ斎藤一人さんという変な人が書いた本です。
この本が出たばっかりのころ
──初版は1997年ですからわたしは35歳、ちょうど独立準備中でした──

本屋さんで平積みしてあったのをたまたま買ったんですが、
「宇宙の摂理」だとか「神様の意思」だとか、
とらえどころのない抽象的なことばっかり書いてあって
意味不明だった
ことを覚えています。
ほどなく処分してしまいました。
が、
>困ったことは起こらない。
という
変な言葉だけは頭に残ったんですね。
わたしが独立したのはその直後、
1998年1月です。
困ったことがアホみたいに起こりました。
これは覚えておいてください。
独立してからしばらくは、
困ったことしか起こらないと言ってもいいほど、
苦しくて苦しくて苦しい毎日です。
困ったことばっかり続きます。
もしあなたのまわりでスマートに格好よく独立した人があったとしたら、
よく確かめてみてください。
その人は初めてのチャレンジなのか、
すでに何度か荒波を経験して学んでいる人ではないか。
パパやママに甘やかされているだけの坊ちゃん嬢ちゃんか。
うしろについている組織に操られているだけのお人形さんではないのか。
自分が稼いだわけでもないお金がどこからともなく出てきてないか。
この文章は20代後半~30代の人に向けて書いてます
あなたにはできるかぎり、
他の誰かにお金を出してもらうことに厳しい制限をかけてほしい。
別のところからお金が出ている人のことを気にかけてほしくない。
ふつうは思いどおりにならないことの連続でボロボロになるんです。
もっとも独立直後の当人は、
たとえ独りよがりであったにしても無我夢中で燃えてますから、
苦しいことを苦しいと感じる神経が麻痺してます。
あとから振り返ってみると、
泣きそうになるほど苦しかったなぁと実感するわけです。
それでいいんです。
それが、いいんです。
独立してから5年、6年、7年‥‥、
あっちでゴツン、こっちでゴツンと頭を打ち、
災難に恵まれ、出会いにも恵まれ、
天風哲学を学び、宇宙真理に触れるうち、
浅はかだったわたしにも、
この言葉の意味があたりまえのようにわかる日がきました。
>困ったことは起こらない。
そんなのあたりまえのことが、
つい数年まえまで
なんでわからなかったんでしょう?
不思議です。
それから斎藤一人さんの本をもういちど買い直して読み返してみました。
びっくりするほどあたりまえのことばっかり書いてありました。
読めば読むほどおもしろくなってCDも聴いてみました。
ぜんぜん変な人じゃないじゃない。
しあわせなことに、
一人さんのおっしゃることがあたりまえの真理になってたんです。
だから、
いま、もがき苦しんでいるあなたには、
おめでとうを言いたい。
意味なんかわからなくてもいいんで覚えておいてください。
>困ったことは起こらない。
いつかきっと、
わかる日が来ます。
あなたは、
本気で成功したいと願っている数少ない人間のひとりですね。
まちがいないですか。
獲物を捜し求めるヘビのような目つきになっていますか。
「成功」の2文字があまりにも重く、
いまは確かに幸せなはずなのに、
それを実感するヒマもない。
あなたは怒っている。
そして追いつめられている。
いらだっている。
とてもいらだっている。
狭いところで身動きがとれない自分に腹が立っている。
にっこり笑うことなんてできない。
思いやりなんてどこにもない。
だとしたらそれが正常。
ゼロからスタートして、
これから成功するかもしれない人の、
正常な状態。
そうじゃないほうがおかしい。
あなたはマスメディアを通じて、
もっとスマートな独立を見ているかもしれない。
成功とは億単位のお金で語られるものと思っているかもしれない。
そんな金、
ほんまにいりますか?
>年収1千万なんて低すぎる。
>恥ずかしくて目標にできない。

なんて言うまえに、
いまいくらもらっているんだか知りませんが、
とりあえず2倍にしてみてください。
それさえなかなかできないから。
スマートに独立したい方は、
ここから先は読まなくてよろしい。
ていうか、
このサイトに来なくていい。
用事ない。
苦しいあなたをわたしは応援しよう。
あなたのことを悪魔と呼びたいヤツには呼ばせておけばいいじゃない。
いまのあなたは尊敬されるに値しないかもしれない。
賞賛に値しないかもしれない。
ただのエゴイストかもしれない。
それでもいい。
いまはまだ、
きれいごとを言うときじゃない。

一から十まで自分のためでいいじゃない。
自分が満たされもしないのに他人のことなんて考えなくていい。
まわりの友だちがヘラヘラ楽しんでいるみたいに、
あなたも遊びたい?
あなたがふだん相手にしている連中が、
たとえ怠慢に見えても、
ずるがしこく卑怯に見えても、
無気力で退屈に見えても、
そんな些細なことに惑わされてどうすんの?
あなたはそいつらと違っていてあたりまえ。
だって、
成功したいんでしょ。
たぶんその怠慢な人たちは、
あなたほど成功したがってないんでしょ。
そしてたぶん、
あなたほど多くを得ることはないでしょう。
それでいいでしょ。
あなたはエラい。
すでにすばらしい。
あの手この手、
いろんなことを考えてる。
悩み尽くしている。
自分なりの勝ちパターンを積み上げてきている。
あと10年もがき続けても、
まだわたしより若い。
あなたは必ず成功する。
あなたのようなタイプの人間こそ成功するはずだ。
いま自分がやっていることを過小評価すべきではないよ。
>わたしのやっていることなんて、
>その気になれば誰にでもできるんだから、
>これじゃあカネにならないよ。

って、
いや、それは違う。
けっきょくは自分のいいところなんて
自分でははっきり自覚できないんだ。
世に問う
っていう姿勢がゼッタイに必要だ。
これとこれとこれとこれ、
っていうふうに、
自分がいま、
しないといけないことがクリアに整理されてくると、
退屈な状態というのはなくなる。
くすぶっている感覚もなくなる。
そうなると、
あとは成功へのキッカケひとつ。
突破口だ。
穴はひとつでいいんだから、
ワンチャンスで浮上できる準備を整えよう。
勝ち残るためにしなければならないことはいくつもない。
いくつものことができるわけではない。
あれもこれもできるほど器用ではない。
自分を勝たせるためにすることを、
たったひとつに絞りたい。
それは、
ただひとつのこと以外は何も社会に貢献しないというくらい、
一点に対する集中力をマックスまで高めることだ。
じゃあ突破口とはなんだろう?
一日も早く独立したいと焦っているキミには、
もっと具体的なアドバイスが必要だね?
>成功への近道を教えてほしい!
と、
キミは言うのかな?
近道‥‥ねぇ。
ああ‥‥
近道と聞くと思い出す女性がいる。
>男はね、
>わたしが膝の上に手を置いて、
>しばらく話し相手になってあげたあと、
>ニコッと微笑むだけで何万でも置いていくのよ。

って
豪語してた。
>手を置いてもらうだけじゃいやだよ。
って、
わたしは思ったが、
実際にこの人は開業資金をその類のやり方で集めた。
男でも女でも、
美しいと生きるのは楽になるね。
天性のもの、
持って生まれた容姿や才能を生かすっていうのは、
近道というより必須条件なわけだけど、
親からもらったものの中に群を抜いたものがないときはどうするか
っていうのがいまのテーマだもんな。
成功への近道
って
意外とむずかしいテーマかもな。
ネットワーク・ビジネス(MLM)とか、
先物とか、FXとか、
アフィリエイトとか、
そんなんで威勢よく儲けている人は確かにいるみたいだが、
それが成功への近道になるのかどうか、
悪いけどよくわからない。
話してて楽しくない相手とはそれ以上はつきあわないので、
詳しくは知らん。
否定はしないが、
経験としてはやってみてもいいんじゃないっていう程度だ。
ところでキミは
>2週間で英語がペラペラ!
っていう、
英会話教材の宣伝文句を信じるタイプか?
めでたいな。
キクゾウはそういう類の謳い文句にはまったく反応しない。
条件反射なんだろうな。
そもそも近道に興味ないのかも。
Mなのかな?
だって道のりが楽しいんだから、
ひょっとして近道のほうが損じゃないの?

──っていうのがわたしの答かもな。
近道を求めている時点ですでに、
成功から遠ざかっているのかもしれないさ。
どうせいつかたどりつけるところ
だと想っていないわけだからな。
観念で負けてる。
急がばまわれ。
それがパラドキシカルおじさんからのいつもながらのアドバイスだ。
ギブ・アンド・テイク
っていうけど、
はじめのうちはそんなに甘くないよ。
ギブ・アンド・ギブ・アンド・ギブ・アンド・ギブ・
アンド・ギブ・やっと・テイク

ぐらいの気長な姿勢で行けよ。
喜んでいただきましょう!
けっきょくのところ、
それしかないんだわたしの結論は。
──と、
ここまで読んでもまだ、
自分だけはどうしても早く独立したいんだというせっかちなキミに言おう。
そんなに急ぐということは、
社会のお役に立ちたくてしかたがないというよりも、
単にいまの仕事が気に入らんからか?
ま、
どっちでもいい。
それが若さという武器かもしれない。
成功への近道はないかもしれないが、
独立して社長になるだけでいいならいくらでも近道はある。
まず、
いますぐXデーを決めること。
具体的に、
何年の何月何日に独立するのか。
自分の独立記念日を自分で決め、
その日に独立を宣言することだ。
社長になるのは実は簡単。
自分で宣言すればすぐなれる。
会社の名前を決めて、
社長という肩書きの入った名刺をつくれば臨場感もバッチリ。
どこかに届け出る必要もない。
>それじゃあ法的に問題があるんじゃ‥‥?
あるか、そんなもん。
ないない。
これで完了。
最短で社長になりたいなら、
Xデーを今日にすればいい。
いまどっかに勤めてるんなら、
あした辞表を出してこい。
>それで、どうやって食べていくんですか?
みたいなことは、
あとから考えるんだ。
どんなに周到な計画を立てたとしても、
どうせそのとおりにはならないんだから。
>独立と失業って何がちがうんですか?
‥‥って?
志がちがうやんか、
ココロザシが!
v(≧∇≦)v
助けてほしいなら、
助かると信じて黙ってついてこい。
ムリとかダメとかムズカシイとか、
そういう言葉を
ここで口にしないでくれ。
うしろ向きなヤツは、
悪いけどここでまわれ右だ。
ここは初心者のグループだ。
だから近寄らないでくれ。
否定的な雰囲気は感染するんだ。
おまえが疑うなら
共倒れだ。
大切に扱えば夢は育つ。
どうせ実現する夢なら、
大きな夢を見たほうがいいじゃないか。
だから、
辛気くさいヤツは、
ここから立ち去れ。
仲間に入れてほしいなら、
腹をくくってついてこい。
気持ちいいときはみんないっしょ。
クタバルトキハミンナミチヅレ。

お金は必要×夢は不要

だいぶまえにお金は不要って話を書いた。
したくない仕事はしなくていい‥‥と。
ありがたいことにその投稿は、
すごくたくさんの方がずーっと読んでくださっている。
ありがとうございます。
でも今日は
それと正反対のことを言う。
お金は必要ですよ‥‥と。
うん、
でもそれってあたりまえすぎて、
オッサン何を寝ぼけてけつかるねんって叱られそうだ。
が、
ブレているわけじゃない。
物事を教える側っていうのは往々にして、
同じ相手でさえ正反対のアドバイスを与えることがある。
キミたちも会社で、
上司からまったく正反対の指示を出されてムカついたことがあるだろう。
きのうは
>焦らなくていいよ。
>のんびり取り組んだらいいんだよ。

って言ってたくせに、
きょうは朝からいきなり
>おい、なにやってんだ!
>ぼーっとしてないでさっさと用意しろ!


怒鳴られる。
ま、
その上司はほんとうにいい加減ででたらめで、
ちゃらんぽらんでブレまくりなのかもしれないが、
そうでない場合もあるってことを言いたいわけだ。
キクゾウおじさんは常日頃、
そこのところを可能なかぎり意識し、
受け手がいまどんな状態にあるかを見極めながら使い分ける努力をしている。
それでも部下にはときどき、
方針が一貫してないと責められるくらいだから、
伝え方っていうのはつくづくむずかしいもんなんだ。
キミも
部下をもったら同じ思いをするかもしれない。
たとえばこのサイトは基本姿勢として
執着するな
というアドバイスを発しているのだが、
若いキミたちを相手にするときは、
執着しろ
って言いたいときがある。
どっちがウソでどっちがホントということじゃなく、
そのときにはそのアドバイスがいちばんいいと信じてそう言う。
真理を脇へ置いてでも言う。
方便として言ったにすぎないとしても、
そのときはそれがわたしのベスト。
この文章は20~30代の人に向けて書いてます
まえに「お金は不要」って言ったのもウソじゃない。
めちゃめちゃほんとう。
ただそれを、
思いっきり誤解する若ゾウが多すぎたので、
キクゾウおじさんは少し悲しんだ。
できればもう1回ちゃんと読んでほしいんだが、
あれは
>お金が必要だと強く思いこみすぎているために、
>かえってお金の苦労を増やしてしまっているタイプの人たちのための、
>パラドキシカルな対処法


と書いてあるね。
>がんばれ社長!

言われ続けてお疲れの経営者を見ていると、
>がんばるな社長!

言いたくなる。
それといっしょ。
ほんとうはお金で苦労する必要なんてないんですよと伝えたいわけだ。
なのに、
お金の苦労なんかハナっから知らん若ゾウが
>わたしはお金にこだわりありません。
>これまでもボランティア活動に真剣に取り組んできました。
>お金なんかなくても充実した人生です。
>仕事が覚えられたらそれでいいので、
>給料が安くてもちっともかまいません。
>とにかく将来独立するのがボクの夢なんです。
>だから
>ここで働かせていただけませんか。

みたいなことを
いけしゃあしゃあと言ってくる。
あのね、
そういう意味じゃないだろ。
ボランティア活動は立派ですよ。
しかしね、
>お金にこだわりがないからボランティア
ってね、
それなに?
お金ってどうやって稼ぐもんなのか、
わかって言ってるならいいんだけどもね。
そんなことすら知ろうとしないで
独立とか
なんていう言葉を軽々しく口にするなよ。
それだったらよっぽど
>いっぱいカネ欲しいんでいっぱい働きます!
って言ってくれたほうが若者らしくて健全だ。
キクゾウおじさんは、
キミらの使うなんていう言葉、
申し訳ないけどぜんぜん信じてない。
ちょっとやってみてダメだったらすぐにペシャンコ。
心が折れそうだのなんだのとやかましい。
が純粋でかわいいのは、
せいぜい中学校を卒業するあたりまでで、
それをすぎると早くも将来不安ってやつが混じってきて歪みはじめる。
ちがうか。
自分が小学生か中学生のころに見たを、
いまもちゃんと覚えていて大事にしてるか?
世のため人のためっていうのはもちろん大切。
でもそんなこと
20代で思うほうが立派すぎて不自然だな。
もっとギトギトした感情のほうがよっぽど信用できるわ。
いま自分が置かれている境遇に、
腹ワタが煮えくりかえるほどの不満はないのか?
殺したいヤツとかいないの?
希望もなくていい。
ただひたすら、
いまの生活がイヤでイヤで耐えられないから独立します
──みたいな。
夫のDVから逃れたい一心で‥‥
とか、
子どものころイジメにあった傷を消したくて‥‥
とか。
そんなんでいいじゃないか。
っていうか、
そんなんのほうがいい。
本田健さんの本とかDVDとかいっぱい買って勉強して、
幸せな小金持ちふうに独立するっていうのもいいかしらんけども、
そんな軽やかな話にはキクゾウの心はときめかない。
もっとキナくさい独立を歓迎したい。
ポコポコ自殺するやつはいっぱいいるのに、
死ぬくらいなら死ぬ気で独立してみろよって言いたい。
国が独立するときだって、
血なまぐさい戦闘がつきものでしょ。
クーデターが起きたり大統領の命が狙われて亡命したり。
否定のエネルギーがしばしば世の中をくつがえす。
うまくいかない確率は高いが、
はじめはそれでもいいかなと思う。
心はあとからいくらでも浄化できるから
いいでしょ、そんなんで。
きれいごとはぜんぶ忘れて、
お金に徹底的にこだわってほしい。
あぶく銭じゃなしに、
なが~くず~っと入ってくるお金にこだわってほしい。
そうすると市場原理ってもんが最高の先生となって
いろんなことを教えてくれる。
お金は、
キミが自力で生きていくために必要な武器。
自立に踏み出す勇気を補強するために、
最初のうちはお金が必要。
甘えを断ち切るために必要。
しかしやがてお金は要らなくなる。
お金のことなんか意識しなくても、
それはいつでもあるものになる。
いまの自分を取り囲んでいるすべての理不尽を、
ぜんぶブッ壊すつもりならお金が必要
いや、
もっと正確に言葉を使うなら、
お金を手に入れるちから

必要だ。
もしあなたに貧乏の経験がないなら、
それはすばらしいこと。
親の期待どおり、
そこそこいい大学を出て、
いい会社に就職して、
つりあう相手と結婚して、
計画どおりの安定を手に入れた。
でもそんなキミが手に入れていないのは、
お金を手に入れるちからではないのか。
不安定な境遇に対して、
ばくぜんとあこがれることがあるとすれば、
それは不安定を恐れていることの裏返し。
せっかく手に入れた安定をすべて捨てて、
なにもないところから自分を試してみたい衝動がどこかにありはしないか。
お金は絶対に必要だろうがもうそんなものにしがみつきたくない。
不安定に立ち向かう勇気を試したい。
それは、
しあわせなキミたちに一生つきまとうアンビバレンスだ。
安定をむさぼり、
追いまわし続けてきたあげく、
不安定という名の亡霊がいつまでも立ち去らないことに気づき、
あてがわれた安定にうんざりしかかっているキミがいる。
アンビバレントな魂に必要なのは、
自分が生きて働いて稼いでいる実感のあるお金だ。
安定のためのお金ではない。
ついでに言うとくと、
独立するのになんてもんはいらん。
理念もいらん。
創業社長に必要なのは、
利益を生むビジネスモデルだけ。
とにかくが大切ですよ──なんてね、
いまでこそキクゾウも相手によってはそんな美しい励ましを口にするけど、
ホンネのところではどうだろうか。
なまじっかなんて見ないほうがいい

思ってるかもよ。
だってキミらの語るなんて、
少なく見積もっても8割は現実逃避の口実に使われているだけだろ。
先に成功している人の真似をしてっぽいものを語れば、
まわりが感動してくれて協力者が現れると勘ちがいしている。
でも現実にはわりと冷たい反応が返ってくるから、
たちまち心がポキポキポッキーに折れまくり。
だったらはじめっからなんか見るなっつーの。
理解されようがされよまいが、
協力してもらえようがもらえまいが、
やると決めたことをやれっつーの。
ほんとうに大切なのはじゃなく、
を実現する途中で体験する挫折のほうだろ。
そしてまたへこたれずに再チャレンジする姿勢だ。
なんかどうでもいいからガツガツ行け。
そんなもんなしでやってみろって。
>僕には大きながあるから貧乏なんて平気です。
っていうタイプ、
お金のない状態をでごまかしてるだけじゃないの?
こんな男と所帯をもったがために、
気の毒なことになってる女性を何人か知ってます。
あのな、
お金がなければ不安になるのはあたりまえ。
それはとても正常な反応。
不安で不安で気が狂いそうになるのがノーマル。
でもそれこそが最高の学び。
真の安心は不安からしか学べない
しつこくしぶとく、
心を灰色に曇らせる不安‥‥。
長くそいつとつきあうことからしか学べない。
逃げてごかましてたら一生つきまとわれる。
保証書付の安定を握ったまま、
ちょっとずつステータスを上げていこうなんて、
そんな姑息な独立には真の喜びはない。
そう思わないかな?
ああ‥‥
そういえば、
この話とは関係ないのですが‥‥
「夢は夜ひらく」

藤圭子さんが1週間まえに亡くなられました。
飛び降り自殺。
このサイトのタイトル
「人間活動に専念します。」は、
歌手の宇多田ヒカルさんの使った言葉をパクったもの。
その宇多田ヒカルさんの母親が藤圭子さん。
平成のスーパースターを娘にもつ昭和のスーパースターです。
美しくてお金持ちで才能があって有名‥‥
でも、
長いあいだ精神の病に苦しまれてたんですってね。
あるときは
人生は長い
と言い、
またあるときは
人生は短い
と言います。
あるときは
夢がいちばん大切
と言い、
またあるときは
夢なんかいらない
と言います。
お金は不要だと言うこともあれば必要だと言うこともある。
でも、
どんなときでも変えないアドバイスがあります。
それは感謝
生きていることに感謝しましょう。
何事があろうと心が引きずられないことに感謝します。
藤圭子さんのご冥福を──。
目を見開いたまま
死んだのさ
脳ははたらかない
神経もとぎれとぎれ
からだは冷えて硬くなった
毎日まいにち
僕の友だちの
芝居を見ていた
題は「罪と罪」
魂も抜けているというのに
一心に見つめてた
みんな人形
ひとりよがり人形
目を見開いたまま
死んだのさ
まばたきもしない
だから何から何まで目に入り
そしたら僕
発芽しちゃったのさ
目を見開いたまま
死んだんだ

俺の目を見てみなよ
何もうつってないだろ
なあわかるだろ
俺がどうやって生きてきたか
俺の寝顔を見てみなよ
なあわかるだろ
わかるだろ?
俺がどんな道を歩いてきたか
くつも新しいのに替えて
この目でちゃんと前を見て
俺が考えて歩きたいのさ
このままじゃ悔いが残るから
ほら俺の
泥まみれのくつを見てみなよ
なあわかるだろ
楽じゃなかった
少しも楽じゃなかった
なあわかるだろ
俺は俺をこれ以上責めない
俺の目を見てみなよ
何もうつってない
俺は何て言ってたか
俺の感情はどこなのか
あんたも俺をあやつったひとりなのか
かつて俺が毒を飲んだ日
俺は思った生きるんだと
誰かがクスクスと
笑うのを聞いたとき
さあ俺の
泥まみれのくつを見なよ
ばさばさの心を見なよ
なあわかるだろ
こいつが俺の言い分だって
楽じゃなかった
俺たちは忙しすぎた

じっとしていることがむずかしいんだな
ひとりでいることがむずかしいんだな
おいおまえ
どこへ出かけるんだ
医者が嫌いなおまえ
クスリが嫌いなおまえ
そんなもの必要ないと思っている
けど複雑に肥大しすぎたそのアタマには
やっぱりメスが必要だ
きょうももまた
わけのわからない病魔に襲われて
苦しいか
去年の夏
おまえのからだを汚したのも
実はこいつなんだ
誰と寝て誰の子を宿したかも思い出せない
おまえ
イライラ
この瞬間を解剖するんだ
遅れているとか
取り残されるとか
いったいなんの話だ
くつろげないおまえ
絶えず「前進」を実感していたい
おまえ
またイライラ
虚無感という使い慣れない言葉がよく似合う
この瞬間を解剖するんだ
原因はどこだ?
おまえの過去にはたしかに
不幸なことがひとつあった
すべてのまちがいは
そこから始まったのかもしれないさ
自分の内側にじっとしていられない
何をやっても集中できない
それなら
耐えかねて飛び出すのもいいだろう
けど
行き先がまちがってないか?
そこは所詮一時の気休めだ
同じことのくりかえしだ
耐えかねて飛び出すのもいい
ただ
行き先をまちがうなってこと

中小企業を選ぶという生き方

>相手が中小企業だと思って舐めんなよ
カッコよかったねぇ~、
仲村トオル
思い上がった大企業のボケナス相手に、
いちいちケンカ腰になるのは大人げないとしても、
こう怒鳴りたくなる気持ち、
よくわかります。
感情移入しすぎて泣けすぎるシーンの連続でしたね(。・・。)
「空飛ぶタイヤ」
っていう、
WOWOWで放送されたテレビドラマの話です。
空飛ぶタイヤ
原作は池井戸潤の同名小説(2006年)。
三菱自動車工業による、
悪質きわまりないリコール隠し問題をモチーフとしたストーリー展開。
実際のリコール隠し事件では、
現実に2件の死亡事故が発生(2002年)しています。
わたしは先にドラマを見ましたが、
まだ見てない人、
さっそくTSUTAYAで借りてきてください。
そしてまず1回、
ふつうに見てください。
のんきに先入観なしに楽しみましょう。
ただし「これは大げさな作り話」と思わないように。
このドラマは、
若いみなさんがこれから体験する現実の社会とほとんどいっしょ
だと思ってもらいたい。
2回めは、
職場を選ぶなら大企業か中小企業か‥‥という目線。
もっと細かくいうと、
あなたがもしこれから自由に自分の立場を選べるとして、
それぞれの登場人物のどの人生を選ぶだろうか
‥‥という目線で見てみる。
大手の自動車メーカーの重役も出てくるし、
歯車のような社員も出てきます。
会社を辞めてフリーランスで働く女性も登場するし、
公務員(警察)という役もある。
それぞれが抱える人間としての「弱さ」にフォーカスしながら、
あなたならどの生き方かと真剣に選んでみる。
そしていよいよ3回めは、
ふつうじゃない見方をしてみましょう。
中小企業の社長になるとはどういうことか。
自分がもし赤松社長(この物語の主人公)の立場に置かれたとしたら‥‥
の視点で見てみる。
そして原作も読んでみる。
そんな味わい方を、
ひつまぶし的に3段階でやってみてほしい。
中小企業vs大企業
‥‥っていう構図は、
あとからドラマ化された「下町ロケット」も同様、
池井戸作品の十八番です。
中小企業の汗くささと大企業のいやらしさが、
バツグンな対比で描かれてます。
そして言うまでもなく、
中小企業に勇気と元気を与えてくれる応援歌になってる。
大企業の傲慢さやズル賢さをコキ下ろす。
そこが痛快なんですが、
弱者と強者の対立軸に目を奪われすぎて、
自分自身のスタンスってもんを忘れないように。
あなただって、
社会の中で何らかのキャラクターを演じています。
組織の中で役割を担っている。
それはあなた自身の選択の結果です。
選んだ自覚がなくても選んできたし、
これからも選び続けます。
学生さんたちの就職活動が終盤にさしかかるこの季節、
大企業から内定をもらって大喜びしている学生が目につきます。
大企業が中小企業に比べて楽だとはちっとも思ってませんけど、
やっぱり「保証」が大きいから安心なんでしょうかね、
中小企業vs大企業
の構図を、
いやでも意識してしまうことの増える季節です。
有名で安定した大企業に採用が内定した学生のみなさん。
とりあえずおめでとうございます(ё_ё)
もしかしたらあなたは、
ホープ自動車の沢田のような人生を歩むかもしれません。
激戦を勝ち抜いて大手金融機関に決まったみなさん、
ま、よかったですね(ё_ё)
あなたはホープ銀行の井崎のようなポジションに立たされるかもしれませんのでね、
このドラマを他の人たちよりもいっそう楽しめるでしょうね。
わたしは大企業をあっさりドロップアウトして、
それからしばらく中小企業で働きましたが、
けっきょくは組織になじめずに独立しました。
組織
ってなんなんでしょう?
────────ここから先はネタバレ注意です────────
ドラマの第2話で、
ホープ自動車の狩野常務が、
なかなか融資に応じようとしないホープ銀行の井崎に対して──
>井崎くん、
>キミは組織というものを考えたことがあるか。
>企業は組織だ。
>たったひとり足並みを乱す者がいるだけで崩壊することだってある。
>わたしには、
>ホープ自動車の社員とその家族、
>数万人の生活を守る義務がある。

──っていうシーンがあるんですが、
どこまで勘ちがいしてるんでしょうか、
この御仁は。
狩野を演じているのは國村隼
極悪っぽいコワさを醸し出すことにかけては当代随一。
それが最後に墜ちていく姿もまた痛快なんですが、
ま、しかし一般的にも、
大企業の中で使われる「組織」の意味あいは、
中小企業のそれとはちがうようですね。
‥‥っていうか、
組織をどう定義づけるか
それこそが中小企業と大企業の決定的なちがいである気がします。
組織が大きいと、
その大きさゆえに所属していることの安心が生まれるんでしょうけども、
きっちりそのぶんしんどくなります。
守られることは縛られることでもあるわけですからね。
縛られてカタにはめられて、
その息苦しさに精いっぱい抵抗しながらやっていく‥‥。
沢田の選択はそんな感じ。
でも、
大きな組織の人間がみんなそうではありません。
守られることをアテにしていない人たちももちろんたくさんいる。
ドラマの中で超カッコいいのが杉本。
ホープ自動車品証部、
ネットワーク管理者の杉本恭子です。
空飛ぶタイヤ

原作では関西弁コテコテの男性ですが、
ドラマでは尾野真千子が扮する銀ブチ眼鏡のサイバーな女性です。
最初は冷た~い感じでヒンヤリ登場しておきながら、
実は正義の味方、
リコール隠しの証拠品を確保する決定的な存在。
まぶしすぎるL(・o・)」
その杉本が第2話で、
沢田と小牧を呼び出して3人で密談するシーンがあります。
ビューティフルドリーマーに構造的な欠陥があることを、
沢田と小牧、そしてわれわれ視聴者が初めて知らされる瞬間です。
部屋の外から覗き見するようなピーピングちっくなカメラワーク。
ここでの演出はたまりませんC=(^◇^ ;
これ一発で尾野真千子にホレてしまったわたしは、
現在公開中の映画「探偵はBARにいる2」もすごく楽しめたんですけど、
えげつない関西弁をラフにまくしたてるバイオリニストの役。
そっちもええよねぇ~(≧m≦)
‥‥って、
すいません脱線です。
ただのエロおやじに戻ってしまいました。
え~っと、本題は‥‥
中小企業の社長になる
とはどういうことか、
です。
ドラマ前半の赤松運送はもう過酷の一語。
絶体絶命の倒産危機
大企業の連中にはコケにされ、
徹底的にナメられる。
被害者からは訴えられるし、
銀行からは貸し剥がし、
子どもも学校でイジめられて家族まで崩壊の危機。
かなりエグいんですけど、
いったん信用を失った会社には
このくらいのことはあたりまえに起きる。
>あんたにはわかんないだろうが、
>中小企業っていうのはいつも
>そういう崖っぷちを歩いてんだ!

──と、
これはドラマの第2話で、
ホープ自動車の沢田が新しい部品を赤松運送に持参したときの、
赤松社長のセリフ。
思わず拳を握りしめて応援してしまう、
仲村トオルの演技が圧巻の傑作シーン。
はい、そうです。
崖っぷちを歩いてるんです、
わたしたち。
それをキビしいとかコワいとか、
そんなふうに受け取るか。
だからこそ鍛えられて大きく成長できるんだと取るか。
大企業の方々とは、
鍛えられる箇所がちがうし成長の実感もちがう。
わたしは零細の社長でよかったです。
最高です。
有名で安定した大企業を辞めて市場原理にさらされていること、
いちどもみじんも後悔してません。
中小企業を舐めんなよ
っていう、
おとなげない心意気はいつでもアツアツのまましまってある。
だから好きでたまらないんですね、
「空飛ぶタイヤ」が。
主演の仲村トオル自身が
いちばん印象に残ったベストシーンとして挙げていたのは、
第4話のラスト、
赤松社長がホープ自動車に乗りこむ場面です。
>この車の場合、
>整備状況を調べる必要なんて
>なかったんだよ!!

──と
絶叫するところから、
もう涙が炸裂して止まりませんよね。
あなたもきっと、
一気に最終回に突入しちゃいましたよね。
でも実は最終回に入っても、
けっこうやきもきさせられるシーンが続くんですけどね、
それをブッ飛ばす爽快感がビリビリ味わえて、
スカーッとシビれましたよね。
いいんです、中小企業。
原作の小説に、
こんなくだりがあります。
 中小企業経営の難しさは、やってみた者でないとわからない。
 取引先や古参社員の離反、売上の減少、コストの増大
──いろいろなことがあった。
そのたびに赤松はまさに血の滲むような努力をしてここまでやってきたのだ。
 社長になってまっさきに学んだことは、
「社長なんてもんはなるもんじゃねえな」ということだ。
こいつは地獄だ。
どれだけ頑張っても、出来上がった決算書をみるといつもトントン。
赤字にならなきゃ“御の字”の世界である。
 しかし、
「こりゃあ運送業で食っていくのは並大抵じゃないぞ」
と思った瞬間、はっとなった。
 親父からそんな愚痴を聞いたことがないと思い出したからだ。池井戸潤「空飛ぶタイヤ」から

さあ、
それでもあなたは、
社長になりたいと言うか。
赤松社長は二代目。
先代社長の病気がきっかけで後を継ぐことになりました。
二代目さんには二代目さんなりの、
創業社長には創業社長なりの地獄があります。
でも、
それを自分にとって地獄にしてしまわないのが肝心なとこ。
誰も守ってくれないかもしれませんよ。
守ってくれるのは、
あなたの信じる神さまだけかも。
でも、
誰かに守ってもらうことなんてアテにせず、
誠実に正直に本気でやってたら、
味方がいっぱいあらわれる。
どこからともなく次から次へとあらわれる。
いや実は、
すぐそばにずっといてくれたことに気づかされる。
中小企業家でなければ味わえない幸福があったんだとわかってくる。
いいですよね、中小企業。
赤松社長をずっとそばで支える宮代専務、
彼の存在がまた渋い。
強い会社には強いナンバーツーがいるもんです。
どれだけ追い詰められても、
最後の最後まで社長と苦楽をともにする覚悟の番頭さん。
いいですよね。
忠義
って、
古くさい言葉ですけど、
けして軽んじてはなりません。
義理を欠いたら人間おしまい。
小説の最終章は、
「ともすれば忘れがちな我らの幸福論」
という題。
社長やってて良かったよ。

っていうのがもちろんオチなんですが、
はてさて、
わたしたちが忘れがちなものとはなんなんでしょうね。
見つけた人は教えてくださいな(≡^∇^≡)

それでも仕事を辞める女たち

事業所内保育園・院内保育所の運営で業績を伸ばす
株式会社ゼブラキッズ(仮称)。
経営するのはわたしと同い年(50歳)の富永摂津子さん(仮名)。
約30人の社員さんがおり、その8割以上が女性。
創業してから20年、
いちども赤字を出していない。
歯に衣着せぬ物言いと、
こうと決めたらまっしぐらな行動力。
すごく尊敬している経営者のひとりだ。
女性がはたらきやすい職場という課題に率先して取り組まれている経営者で、
ワークライフバランスについての考察も鋭い。
そんなゼブラキッズ社は、
これまで通算で100人くらいの女性を正社員として採用してきたとか。
ところが、
社員が在職中に結婚して子どもができて、
産休を取得した前例がただの一度もないのだという。
>若いコはみんな結婚して辞めちゃうのよ。
>っていうか、
>結婚するまえに辞めちゃうパターンが多いわね。
>もったいないわよね。

‥‥と語るその口調は、
特に残念そうな様子でもない。
もう慣れっこなのか。
子どもを産んだ女性が、
あたりまえのように働き続けられる社会。

その実現に向かって働く女性をサポートするのが富永社長の使命のはずだ。
ところが自社の職場がまだ、
女性が安心して子どもを産める環境になっていない‥‥とは?
この現実に忸怩たる思いがないのだろうか?
子どもを産む女性社員が、
あたりまえのように産休育休を取得して、
祝福されながら職場復帰できる会社‥‥
>そりゃ理想はそうよ。
>誰だってそれができたらすばらしいって言うわよね。
>でもね、
「言うは易く行うは‥‥」よ。

>会社としてはとりあえず、
>まあまあ仕事のできる女性には辞めてほしくないわよね。
>でも正直なところ、
いちど抜けた人には戻ってきてほしくないっていう気持ちもあるのよ。
>わかるでしょ?

あ、はい。
わかりますとも。
人のやりくりの問題もさることながら、
なにかこう、
途中で放り出されたような寂しさが、
わだかまりとなって残るケース‥‥
>いい話があるならかまわないわよ。
>さっさと辞めちゃっていいわよ。
>子どもがほしくないなら別だけど、
>ほしいんだったら出産をいちばん優先に考えたらいいのよ。
>気合いさえあれば産めるってもんじゃないんだからね、
>なにもかもかなぐり捨てて突き進んだらいいのよ。
>女にはタイムリミットがあるんだからね。

はい、はい、
たいへんよくわかりますです。
おっしゃるとおり。
結婚は、
出産の序幕としてすごく重い意味を持ちます。
だから男と女ではスイッチがちがう。
男は外に出てエサを獲ってくる役割、
女は子どもを産み、
その子を安全な巣の中で育てる役割。
乳をやり、
くるむように暖め、
あやして寝かしつける。
それが女の遺伝子に組み込まれた指令。
はたらきながら‥‥
っていうんじゃ気が散るんですよね、
それもわかります。
だって、
ストレスは胎児の健康にモロに影響しますものね。
だから、
仕事のことはスパッと忘れて家庭のことに集中する。
自然な流れに従うとそうなる。
子どもができたとわかったその瞬間から、
からだもあたまもこころも全面的に出産モードになる。
プツッ‥‥
>男はそこでほったらかしにされちゃうのよねぇ~。
>いくつになっても男は子どもなのにね。
>ヒゲが生えてもアタマが禿げてもオチンチンがおっきくなっても中身は子ども。
>それなのに別の子どもにオッパイを奪われちゃうわけよ。
>かわいそうよね、男たちは。

(-“”-;)
だから女には責任のある仕事は任せられないんだ!
‥‥っていう男の恨み節が始まるんでしょうか。
プライド高き男たちの阿鼻叫喚が何百年ものあいだ積もってきたんでしょうか。
だとしたら、
ビジネスの現場における女性蔑視の風潮は、
そう簡単になくなりませんよね。
>そのとおりよ。
「せっかくオレがここまで育ててやったのに」なんてね、
>冗談じゃないわよ。
>育ててやったつもりで悔しがってる自分だって、
>ちょっとまえまで母ちゃんのオッパイで育ててもらってたくせにね。

──女性差別には、
そんなふうに捨てられた男の怨念がこもってたんですかねぇ‥‥。
いちど仕事を辞めた女たちの社会復帰が、
並大抵ではない理由がわかる気がします。
元の職場に戻るには、
ことさらに大きな抵抗があるわけです。
>わたしはやってきたわよ。
富永社長自身はご主人とは別居中の身ながら、
一児の母。
35歳のとき、
会社設立5年めで女の子が産まれている。
>何回か流産してるしね、
>もうあきらめてたときにポコッとできちゃったもんだから、
>逆にあわてたわヨ。
>ちょっと危ない状態でね、
>最初の子のときは出産前にもちょっと入院して、
>けっきょく3週間も休んじゃったのよ。
>でも本業が保育園だから助かった面はあるわよね。
>赤ちゃん背負ってヨダレだらけになりながら、
>おカネ借りに銀行まわったこともあるわよ。

──こんな人、少ないです。
よほどの使命感が植えつけられた人にしかできません。
途中で責任を放棄するかもしれない可能性
について考慮するタイプの賢明な女性は、
はじめから男たちの上になど立とうとはしないもの。
かくして、
あらゆる組織の重要なポストは男たちによって独占されました。
ま、ふつうは、
出産の可能性が目の前に開けるというと、
そっちに吸い寄せられるように他のことから身を引く女性のほうが多いでしょう。
「女は使えねえ!」って男は言うでしょ。
>しかたないわね。
>わたしは何も途中で投げ出さなかったつもりだけど、
>過去にはいろいろ投げ出してきた女たちがいるからね、
「女はダメ」ってひとくくりにされちゃうわけよ。
>最初のうちはわたしもだいぶ苦労したけどね、
>子どもが高校生になったらもう男も女も関係ないわね。

サバサバした感じではあるけれど、
言葉の端々に長年の喜怒哀楽がにじみ出る‥‥。
こういう人、好きです。
(≡^∇^≡)
いま、
時代のムードは変わりつつあります。
女性の方たちに子どもを産んでいただかないと、
国がまわらなくなってきたんです。
産んで育てていただきながら、
しかも外で働いて稼いでいただかないと、
家計もまわらない。
女たちの事情も変わりつつあります。
昭和の女たちは、
4人も5人も子どもを産んだから、
そのうえに外へ出て働けとまでは言われませんでしたが、
けれど1人、2人の出産なら、
じゅうぶん時間があります。
家に閉じこめられるほうがかえってしんどい。
家庭とは別の生きがいが、
外に必要です。
だから仕事は辞めないほうがいい。
でも、
辞めちゃったんならしょうがない。
パートでも‥‥なんて言わず、
スマートな社長になってください。
起業したからといって、
男と張りあう必要なんてまったくありません。
>ばかねぇ、
>男なんてねチョロいもんよ。
>子どもなんだから。
>そこのところさえ押さえてたらだいじょうぶなのよ。
「あなたは強いわ頼りになるわ素敵だわ」って言い続けること。
>アカンベェしながらでもしっかり立ててあげればいいの。
>女の敵は女なのよ。
>反対に言うと、
>女に味方してもらえる女がいちばんってこと。
>結婚しない女が負け犬なんてとんでもないわね。
ほんとうの負け犬は「女だからダメ」って考える女よ。

あなたはあなたのままですばらしい‥‥か?

あなたはあなたのままですばらしい
っていう
すばらしい言葉を聞いたことがあるよね。
わたしも好きだけども、
ついこないだ、
この言葉の解釈がおかしい若ゾウに会った。
この文章は20~30代の人に向けて書いてます
いまのままですばらしい
ありのままでいいんだ
っていう言葉を
このまま努力しなくていい
‥‥っていうふうな意味に受け取っていたのですがな。
ありゃまぁε=( ̄。 ̄;)
あのな、
そんなふうに甘えんなよ。
>だから努力しなくてもいい
っていう意味じゃないんだって。
SMAPも歌ってる
ナンバーワンにならなくてもいい
もともと特別なオンリーワン
槇原敬之「世界に一つだけの花」

‥‥ってやつだって、
>つまらない競争なんてやめて、
>みんなで仲良くごろごろ寝ころんでていいんだよ

じゃないだろ。
ここのところの取り方がおかしいもんだから、
会社で上司に「もっとちゃんと仕事しろ!」って注意されても、
>自分はこのままでちゃんとしてる!

変なふうにスジが通って心が譲らない。
なんなんだよ。
ちょっと叱られただけで傷ついて、
心は折れそうになっているくせに、
でもやっぱり自分はこのままですばらしいんだと頭の中で修正する。
けっきょく行動も起こさず努力ってもんをしない。
しんどいことをしないための心の言い訳にあるがままを使う。
いわゆるスピリチュアル系に属する若ゾウたちのうちのかなりの割合が、
こういうおかしな考え方に傾いているってことになってくると、
美輪明宏って人も浮かばれないぞ。
で、
こんな変てこな風潮が中小企業の人財育成の現場で
リーダーの頭を悩ませることになっている。
あるがままでいいという心の姿勢

変わること

一見対立するからだ。
成長することも変わることだし、
挑戦することもそう。
だから!
あるがままでいいと居直られてしまえば
企業活動は麻痺してしまうのだ。
時代のムードとは恐ろしいもんだね。
じゃあ、
あなたはあなたのままですばらしい

ウソなのか?
ていうと、
もちろんウソではない。
これは真理。
右脚に障がいを持つわたしの友人は、
その障がいがコンプレックスで自閉症だった時期もあるけれど、
この言葉を支えに立ち直った。
マイナスに落ちこんだ心をゼロに戻す過程では、
この言葉はすごく大きな励ましを与えてくれる。
いまのままじゃだめだ
と、
変わることを義務のように背負ってしまった心は、
この言葉に救済されるだろう。
トンビの子はトンビ。
どうがんばっても鷹にはなれないのに、
トンビのままじゃいけない。
鷹のように価値の高い鳥に生まれ変わらなければならない‥‥

思いこんでしまった気の毒なトンビを、
この言葉が救うのだ。
変わらなければならないことなどひとつもない。
「変わらなければ」と思いこんでいるあなた自身の考え方のほかに、
変えなければならないことなどひとつもない。
他人と比べて何かが劣っている
という理由で
自分を責める必要はひとつもない。
あなたはあなたのままですばらしい
は、
そういうときの支えであって、
トンビとして生まれたなら鷹になろうする必要はないし、
鷹と比べられることは断固拒否したらいい。
ほかのトンビと比べることもない。
ただし、
自己ベスト更新は大いに意識してほしい。
トンビはトンビなりにトンビのベストを尽くし、
最高のトンビを目指したほうが
トンビとしてより多くの喜びを味わえる。
成長した自分に出会う喜びを知っている人なら、
その途中に出てくる痛みやストレスなど
たいして問題じゃないことも知っているはずだ。
苦労はしなくていい。
しなくていいどころか苦労は厳禁。
してはだめ。
しかし努力は必要だ。
自分と自分の愛する人を喜ばせるために努力しよう。
努力は義務じゃなくて快感をともなう楽しみだ。
なのにキミたちは変わろうとしない。
成長するために努力しようとしない。
そんなキミたちみんなが気づいていない大きな落とし穴がある。
キミたちはすでにあるがままの自分じゃなくなっているってことだ。
もともと特別なオンリーワンだったんだけど、
いまはちがうってわけなんだ。
いわゆる「ゆとり世代」に属するキミたちは、
お互いをあまり競争させないでおこうっていう、
妙な学習指導要領の中で育てられた。
そのせいか闘争心ってもんが希薄で、
やられた相手を見返してやろうっていう負けん気ってもんが感じられない。
平等を愛するように教育されていて、
獲得することを警戒しているようにも見える。
なるほど草食系っていう形容がぴったりだ。
そんなふうにコントロールされているといっていい。
ボケちゃってるんだね。
ま、誰でも、
その時代に即した学習指導要領の影響は免れないんだから、
ゆとり世代をバカにするつもりはないんだが‥‥
「差別されて悔しい」とか「負けてバカにされて腹が立つ」とかいうふうに、
怒りをエネルギーの源泉にすることなく育った。
比較競争をはじめから排除して、
闘うことも負けることもなく大きくなれたっていう意味では
恵まれすぎているのかもしれないけども、
逆に、
ちょっとかわいそうかなと思うんだよ。
ほんとうの自分に出会う機会を奪われている
ともいえる
からさ。
人間っていうのは、
踏まれたり蹴られたり叩かれたりする中から、
それを自己鍛錬に転換して強くなる術を学ぶ。
負けてばっかりいたからこそ、
自分が楽に存在できる場が見つかるっていうこともあるんだ。
競争もさせてもらえず守られてばかりいると
ボケてしまうようにできている。
だから、
そこそこしあわせなんていうあてがわれた豊かさに慣れてしまうと、
なにかこう
人間がぼんやりしてしまう。
自分がいったい何者なんだかわからなくなってしまう自己喪失が起こるわけ。
成長には痛みが伴うのも確かだが
痛み=苦しみ
ではないよ。
筋肉痛という痛みを味わうことなしに、
トップアスリートになるのは不可能だ。
どんどんタイムが縮まって自分が成長していくのが実感できるとき、
ふくらはぎが痛いだのかかとが痛いだのといっても
そんなことで練習を休みたくない。
思いどおりにならないことに直面してあれこれ試行錯誤する、
まさにそのときに人は成長するんだ。
だからパラドキシカルな視点を磨けよとキクゾウが言うんだ。
恵まれている人は実はかわいそうな人なんだ‥‥
っていう見方も
もしかしたらあるかもしれないってこと。
この意味がわかれば「しんどい」が半分に減るかもしれないだろ。
同じくらいキツい仕事をさせられても、
しんどいと感じなくなる。
>あ、
>いま自分は成長させてもらっているんだ、
>これは訓練の道具なんだ


了解できれば、
「しんどい」「楽しい」に変わる。
思いどおりにならないことのすべてに感謝しなさい
──これが本日のパラドキシカルな忠言だ。
あるがままですばらしい

別人のように生まれ変わりたい

実はまったく矛盾しない。
本人が理解してないだけで、
>本来の自分に戻りたい

願っているだけだから。
言葉のアヤってやつで、
変わりたい戻りたいと同じ
なんです。
ほんとうの自分に戻って本然を生きる喜びを知ったら、
もう
別人になりたいとか思いますまい。
そんなふうにして成長していくためのステップが、
あらゆる思いどおりにならないことの中にあるわけだ。
ペットやロボットを相手にするより、
人間のほうがよっぽど思いどおりにならないだろ。
>だから人間関係ってめんどうくさくっていやなんだよ
じゃないんだ。
最悪に思いどおりにならない人間関係こそが、
自分磨きのための最高の道具になるんだ。
キミがつぶれさえしなければ、
ね。
経営者はいいぞ。
ものすごくしんどくて、
ぐちゃぐちゃにめんどうくさくて、
腹立つことやら悔しいことやらが山ほどある。
だからこそ学びの宝庫だ。
こんな屁理屈ばかり並べるジジイはよっぽど歪んでいるのかもしれないが、
これは心の底から感じていることなんだ。
いろいろ毎日しんどいことが次から次と起こって、
思いどおりにならないことばっかりだとボヤきたくなるけれど、
おかげさまで
どうにもこうにも楽しすぎる日常だ。

これはいったいどういうわけだ。

専業主婦を憐れむ歌

ここは社長になりたい人のためのコーナーですから、
専業主婦
の立場に対して
発言がいささか批判的になるのをお許しいただきたい。
いや、
批判的というのとはちがうかな(ё_ё)
あなたが安定志向という魔物に取り憑かれる恐れに対して、
警告を発しているのだと解釈していただきたい。
もうちょっと正確に言葉を使うとすると、
安定志向そのものに問題があるわけではないのですが‥‥
不安定を恐れる心

警戒してくださいってことかな。
不安定が怖いから
っていう動機で安定志向に走るなら、
その安定志向は魔物になります。
魔物に脅かされて専業主婦の道を選んだとしたら、
あなたの家族は魔物と同居することになりますもんね。
まぁそれも自由ですけども‥‥、
できることなら別の動機に転換したほうがよろしいでしょう。
恐れにもとづいて選んだ行動は、
ろくな結果につながりません。

かなり大切な原則がしつこくはたらくからですよね。
なんのことはない、
苦労して恐れの拡大再生産ばっかりやってることになってしまいますもんね。
そこはごまかせません。
あ、
それともうひとつ深刻なことに、
仕事をするのはしんどいことだ
っていう
おバカな思いこみを強化してしまうことにもなりかねません。
専業主婦がほんとうにラクかどうかに関係なく、
「仕事はしんどい」とか「はたらくのはイヤ」
とか、
あなたの想いの背後にそんな動機が潜んでいただけで、
その想いは原則にしたがって強化されてしまう
わけですね。
仕事ほど楽しいことはない
って人もいてますのに‥‥
もったいない。
安定を求めた結果、
外で仕事をしなくてもよくなったあなたのアタマは、
ほんとうは退屈でつまらない生活が続いていたとしても、
>これでよかったのよ。
>仕事なんてしてたら
>もっと苦しまなきゃならなかったわ。

な~んていうふうに
現実を歪めて解釈します。
魔物がいっぱいです(ё_ё)
なにがほんとうでなにがほんとうでないか、
それは一生わからないことですから
あなたはそれでいいんですけど、
やがて魔物はあなたの子どもに取り憑きます。
>ラクなほうを選んで要領よく生きなさい。
>そのために塾で勉強していい大学に入りなさい。
>公務員になれたら最高だけど、
>お医者さんか銀行員ならだいじょうぶよ。

みたいなことばっかり言ってるママが典型的なパターンですね。
>いいえ、
>わたしは決してそんなふうにはならないワ。

って、
みなさん独身のうちはたいていそうおっしゃるんですけど、
実際に受験したり就職してみたりして競争社会の匂いを嗅ぐと、
安定志向の罠にはまります。
>男社会が理不尽だから女はやっていけないのよ。
みたいに、
まわりのせいにします。
オンナのしあわせは結婚して子どもを産むことだ
って、
すご~く説得力のある由緒正しき価値観ですから、
あなたが仕事から逃げ出すことがいとも簡単に正当化されてしまいます。
コワいですね。
魔物だらけですよ。
実際、
この魔物に冒されることなく純粋に専業主婦にやりがいを感じられる人は
100人中5人もいてませんね。
主婦っていうのは、
ほんとうはすごーくやりがいのあるお仕事ですのにね。
子育てなんて感動のかたまりじゃないですか。
それを、
消極的な動機で曇らせてしまうなんてもったいなさすぎ。
専業主婦として家庭に入るまえに、
自分のDNAとよ~く相談してください。
誰からも評価されなくても、
ひとりぼっちでもやり抜く覚悟があるかどうか。
社会から隔離されたような錯覚に陥り、
寂しくて寂しくて気が狂いそうな日々が続くこともあります。
旦那のためにせっせと家事をこなしても、
ちっとも感謝されないことだってある。
だっていまの時代、
家にメシがなくったってたいして困りませんもんね。
男からの感謝は期待できませんよ。
社会経験を積まずに結婚して家庭に入ってしまった女性なんて、
外でバシバシ仕事してる男から見たら退屈なもんです。
話題の幅が狭くって話し相手にもなりません。
不倫でエッチ仲になったとしてもガキっぽくて
途中から面倒くさがられるんじゃないですかね。
女性起業家には、
家庭をもつことへの希望を打ち砕かれた後の人がけっこういます。
結婚の機会を逃して独身だとか、
いちど結婚したけど離婚したとか、
結婚はした(している)けど子どもはいないとか。
あっちがダメだったからこっちで勝負
‥‥ってわけじゃないでしょうけど、
事実としてそういう順序が少なからずある。
あっちもこっちももったいないことですね。
ワークライフバランス
っていう課題が
それだけ侮れないってことなんでしょう。
あまくないε=( ̄。 ̄;)
>仕事も家庭も両立したいですぅ~(^o^)
>あ、それとぉ、
>もちろん遊びも趣味も充実させますぅ~(^o^)

なんて、
軽々しく口にしている時点で世間知らず丸出しですなぁ。
やってから言えって。
充実したワークライフバランスを実現するためには、
あなたのまわりの人たちの理解と協力が不可欠なので、
自己中心的な発想で人生を組み立てていたのでは到底実現しませんね。

実家が近くにあってお母さんに子どもを預けられる環境かどうか、
そこがけっこうキーポイントになったりしますし。
単に
会社経営をうまいことやって財産を残そうというビジョン以前のリアリズムが必要でしょう。
>ワタクシ、
>経営と家庭を両立させてますぅ~(^o^)

っていう
40歳前後の女性経営者にお会いすることがときどきあります。
が、
そういう方の実情をよく見ていると、
要は旦那がサラリーマンで収入が安定していて、
子どもは高校を卒業して家を出たし、
自分は子育てが一段落して時間的に余裕があるので、
なんかちょっとした資格を取って、
個人事業をやってたらけっこう軌道に乗っちゃいました
‥‥的なパターンですね。
ビジネスマナーの講師とか、
色彩のコンサルタントとか、
フラワーアレンジメントの先生とかが多いです。
はじめのうちは事務所も借りず人も雇わずで固定費がかからないし、
がんばったらがんばっただけ収入になるし出会いも生まれますから、
新しいステージの新しい生き甲斐としてはじゅうぶんです。
すばらしいと思います。
専業主婦をまっとうして卒業
って感じで、
とっても素敵なんですけど、
それって経営と家庭の両立っていうんでしょうか?
いうのかな?
これから起業を志すタフな女たちに
課題として考えてほしいワークライフバランスっていうのは、
そういう両立ではないな。
仕事をしながら、
会社を経営しながら、
同時進行で結婚もするし出産もする。
子育てするかたわら事業もまわすし親の介護もやる
っていうナマナマしい両立について考えてほしい。
それをカッコよく実行してほしい。
まだ先のことでリアルにわからんかもしれないけど、
覚悟だけはそのくらいのレベルでしといてほしいな。
結婚相手の男には自分を養ってくれるだけの稼ぎがない
──それが前提であっても、
貴女は独立するか?

もう子どもじゃないんだよ

自分の望むものを得るのにどう活動するか?
──二十歳をすぎると、
こんな質問が意味をもってくる。
この文章は20代前半の人に向けて書いてます
気づいてくれよ。
このままじゃいけない‥‥
とね。
社会に出た以上は、
もう子どもじゃない。
学生とはちがう。
キミたちはこれまで、
欲しいものはたいてい親に買ってもらえた。
望遠鏡もゲームもサッカーシューズも、
簡単に手に入った。
時間もわりと自由に使えた。
さして苦労は必要なかった。
パパとママにちょっとおねだりするだけ。
キミたちは甘やかされすぎてきた。
家が貧乏だったとか親がやさしくなかったとかいう理由で、
欲しいものを買ってもらえなかったとしたら、
キミはむしろラッキーだ。
まわりの同級生より早く社会の厳しさと向きあえたからだ。
自分で自分の望むものをなんとかしなければならないと、
早く気づいた。
これからは追われる側だけど。
いままで、
欲しいものは簡単に手に入った。
何かが欲しいと思うたびに、
パパやママのほうを振り返ればよかった。
キミたちにとっての最初のカベ、
それは、
パパやママが用意できないものだ。
キミが会社に入って、
先輩たちから注意されてばっかりで、
同僚たちにもなじめず、
職場で必要とされていないと感じたとしよう。
「ひどい会社」だと考えることもできるだろう。
でもそうかな?
キミがその場所で人気者になれないのは、
誰のせいなんだ?
キミは早く恋人が欲しい。
でもキミは、
いまの職場には出会いがないし、
まわりには魅力的な異性がいないと思っている。
それを「ひどい会社」のせいにするのか?
そんな会社にしか入れなかった自分の実力を棚に上げて?
じゃあ、
恋人までママに買ってもらうつもりかな?
パパにもどうすることもできないよね?
(どうにかしてくれるおうちもあるかもしれんけどサ、
そんなの最悪だと思わないのかな?)

さぁ困った。
キミがそんなにうろたえるのは、
初めてじゃないかな。
カイシャへようこそ C=(^◇^ ;
シャカイへようこそ C=(^◇^ ;
これから、
自分のちからで生きていくための足がかりを探そう。
キミはまたここでも、
やさしい先輩を探すのかな?
それとも、
同じ夢を共有できる仲間ってやつが他にいるっていうのかな?
その仲間たちと真剣に夢をカタチにしていけば、
結果として生計が成り立つというんだな。
う~ん‥‥たしかに、
おっちゃんとキミたちとではだいぶ価値観がちがうよね。
これがジェネレーションギャップというものか ε=( ̄。 ̄;)
きっとキミたちの言うとおりなんだろうけど、
夢をカタチにするにもパワーが必要だろ?
いまのキミは、
意気地なく寛大な両親によって骨抜きにされている。
寄生虫のように、
誰かに頼って生きていくことしかできなくなった。
それなのにまた、
他人のやさしさにすがるのか。
都合のいいときだけを持ち出すのか。
金銭的に独立するよりまえに、
心の独立があるだろ。
自分の望むものを手に入れることができない怖さ

向きあおう。
たぶんそれが第一歩だ。
無力感とか
そういうのに一度も直面したことがないキミにとって、
これはとても危険なファクターだね。
いつでも親に依存して、
常に守られていたわけだからね。
キミは自分の実力で一度も戦ったことがない。
だから、
「そいつは自分で手に入れることができる」
なんて確信はかけらもない。
自分のちからでやってみたことがないもんな。
依存した状態は危険なことなんだ。
>いますぐ会社を辞めて独立してみろよ。

言われたら、
キミにはそんな勇気はあるかな。
お金の儲け方がまずわからない。
これは決定的にキツい。
心の不安を何倍にも増幅する弱点になる。
いまキミが会社を辞めるとしたら、
それはただキミの心がうしろ向きで軟弱だからかな。
恐怖は不安に姿を変えて、
いつまでもどこまでもキミを苦しめるだろう。
オトナになろうとするたびにキミは不安定にならざるを得ない。
それは当然のことなんだ。
だから勇気を出して、
危険と向きあおう。
たまには厳しいほうの道を選んでみよう。
お金を儲けるというのはひとつの方法でしかない。
それだけじゃ、
手に入らないものも多い。
儲ける額にもよるけれど‥‥ね。
自分の望むものを得るのにどう活動するか?
──キミにはこれからしばらく、
この問いに答えつづけてほしいな。

若ゾウ対談 ── モテる秘訣

とにかく、
この若ゾウとは奇妙な出会い方をした。
このホロ酔いな会話の1時間ほどまえに初めて会ったばかりだ。
いつもは有料でしゃべってるけど、
こうやって隣り合わせになったのもなにかの縁だからな。
今日は特別にタダでしゃべってやってるんだ。

ずいぶん上から目線なんですね。

キミとは出会い方がおもしろかったから大サービスなんだぞ。
うれしいだろ。

あ、
いえ、まぁ‥‥
そんなにズバッと言ってくれる人、
珍しいですから‥‥。

そうだろ。
だいぶ珍しいだろ。
オレのニックネームはな、
「珍獣キクゴン」っていうんだ。

‥‥(-_-)?
だいぶ珍しいです。
いっつもそんなんなんですか。

そんなわけないだろ。
初対面でずいぶん歳も離れてるから
打ち解けようと思って気をつかってあげてるんだ。
いつもはもっと紳士的にしゃべってるけどさ、
キミのように死にそうな顔をしている若ゾウを見ていると、
ついおせっかい焼きたくなるんだ。

死にそうって顔って、
そんな‥‥

老婆心ってやつだ。
オレはジジイだが心はババアなんだ。

はい‥‥(-_-)
ありがとうございます。

モテないだろ、キミは。

え(-_-)?
そうですかね。
いちおう彼女はいませんけど。

うん?
そこで「いちおう」とか言ってる意味がわからんがな。
彼女がいるっていうのとモテるのとは別やけど、
自分から女の子を口説くっていう雰囲気がぜんぜんないもんなぁ。

あ、
ないですね、そういうの。
なんかそういうの、興味ないです。

そういうのは興味なくっても、
事業を興そうという志はあるんだな?
そんなんでほんとうに起業できると思ってるのか?

起業とモテるのとは関係ないでしょ。

あるでしょ。
関係ないわけないでしょ。
商売するにしたってなんやったってさ、
けっきょくはヒトやお金を引き寄せなあかんのやから。
ま、なんせキミみたいにな、
なんて言うか‥‥
色白で女の子みたいに可愛い顔したタイプはな、
名刺交換しても次の日になったら忘れてしまうしな、
アーチスト的ではあっても商売人っぽくないわな。

ちょっとそこはコンプレックスありますね。
だから
ワイルドさを演出するファッションを心がけたりしてるんですよ。

へっ、
そうなのか。
わざわざワイルドさの演出なんかせんでもさ、
クールならクールな路線でええやないの。

いえ、
そこはコンプレックスですから。

自分で「そこはコンプレックスですから」なんて言えるもんは、
コンプレックスのうちに入らんのじゃないか。

じゃあなんて言います?

うん?
「個性」とか「らしさ」でええんちゃう?
ちがうかもしれんけど、
とにかくまぁ、
モテたいと思って努力しているわけだね。

そんなの普通じゃないっすか。

普通じゃないって言ってるんじゃないだろ。
いいんだよ、努力はしても。
ただね、
「モテたいならモテようとしてはならない」
っていうルールがあるのを知らんだろう?

知るわけないでしょ(-“”-;)
そんなの。

なんだ、おまえ。
怒ったのか。
そんなコワい目でにらんでないで、
ビールつげよ、ホレ。
オレのグラスが空になっとるやろが。

あ、
すいません。

よし、
「モテたいならモテようとしてはならない」
っていうのはな、
パラドキシカルな対処法のひとつでな、
偉大な真理なんだ。

だ(◎_◎;)?
誰の言葉なんですか、
それは。

オレだよ。

‥‥

なんだよ。

いえ、
なんなんですか、
だから、それは。

キミがな、
モテようとして雑誌やらブランドものを買うときの気分だがな、
「モテたい」
っていう願望のウラにな、
「自分はモテてない」
っていう想いがあるだろ。

モテてないからモテようとするんじゃないでしょうか。

うん。
まぁそうかもしらんけどもだな、
現状認識としてだよ、
>自分にはワイルドさが欠けている。
>男としての魅力がない。
>とにかく努力してワイルドさを演出しないとモテない。
>これから先も彼女ができない。
>いざというときにエッチできない。

とかなんとか思っているわけだ。

あの‥‥
勝手に増やさないでくださいよ。

お、おぉ、
すまんすまん。
とにかく、
「ワイルドじゃないとモテない」と思ってだな、
それを動機としてあれこれ苦心したとしたらだよ、
モテない想いをいたずらに強めるだけの結果が来るんだ。

ファッション雑誌は買っちゃダメなんですか。

そういうことじゃないだろ。
どういうつもり
それをやるかが肝心なんだ。
動機だよ。
いまでもそこそこモテてるけど、
もっとモテてやろうっていう気分でやるならいいんだ。
同じことをやっても結果が異なる。
心に及ぼす影響がちがうと言えばわかるかな。

じゃあ‥‥
モテないやつはとことんモテないじゃないですか。

ちゃうよ。
気のもちよう

とにかく大事だ
って言ってるんだ。
100回連続でフラレたとしてもだよ、
「次はイケる」
パンパカパーンと信じられるかどうか。

アホじゃないですか。

アホちゃうよ。
そこの変テコな理屈の中にさ、
かなり大切な原則が潜んでるって話なんだ。

はいはい。
ちゃんと聞いてますから、
わかるように説明してくださいって。

え、うん、
わかるように言ってないかな?
ま、
オレも酔ってるしな。
もうちょい具体例を挙げてちゃんと教えてやりたんだが‥‥、
う~んと、
今日はやめとくわ。

えっ、
そこまで言っといてやめるんですか。

うん、まぁとにかくさ、
コンプレックスをどうこうしようと思わずに、
自分の「強み」のほうに集中するんだ。
「ここなら勝てる」っていうところを磨いて、
自分はもうじゅうぶんイケてると信じ切ることだよ。

それができりゃあ誰だって苦労ないじゃないですか。

お、よし。
おまえにな、
オレの名刺をさ、渡しただろ。
そこにオレのホームページのアドレスが書いてある。
読むのはタダだから読んでおけ。

なんでそこまで高圧的で上から目線なんですか。

オレはもう50なんだぞ。
おまえの倍以上も長く生きてるんだし。

そんなとこに年功序列はないでしょ。
それにボク、27ですよ。
倍もないでしょ。

なに?
おまえね、もうそんな歳なの?
だったらもっとキツく言わしてもらうけどね、
教えてくれっていうから教えてやってるんだろ。

まぁそうですけど‥‥。
いや、
そうでしたっけ?

とにかくな、
ワイルドに生まれ変わりたいなら生まれ変わるでいいよ。
そういうファッションしたらいい。
しかしな、
同じことをやってもだよ、
それでモテるようになるルートと、
ますますモテないようになってしまうルートの両方ある。
どっちの道を行くかは動機の差が問題なんだ。

そういうところがホームページを読めば詳しく書いてあるんですね、。

そういうこと。
自分の「強み」の見つけ方も書いてある。
>努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使うな。
だ。
これはオレの言葉じゃないぞ。
ドラッカーだ。

「もしドラ」の人ですね。

‥‥まぁそうだ。
きっかけは「もしドラ」でもいいけどね、
ちゃんと本人の著書も読めよな。
「強み」に集中することの大切さがこんこんと書いてある。

「強み」ですか。
たしかにパッと思い浮かびませんね。

生きる姿勢が消極的だとどうしてもそうなってしまうんだ。
おまえの顔立ちにしたってさ、
コンプレックスがあるとかいうわりにはさ、
城みちるみたいでキュートだぞ。

それ、だれなんすか、
ジョウミチルって?

イルカに乗った少年だよ。
知らんかな。

なんすか、それ?
だから、
キュートだとか少年とか言われるのがコンプレックスだって言ってんですよ!

自分でそうやって「コンプレックスだ」と強調することでだな、
コンプレックスにしなくていいものまでコンプレックスにしてしまってる
って話をしてるんだぞ。
わざわざこしらえたコンプレックスなんだから、
克服しようとがんばったってそう簡単には解けない。
な、
着る物や化粧でいろいろごまかしてワイルドになりきったところでな、
ほんとうの自信はますます小さくなるだけだ。
動機を自覚的に意識しとかないと努力が裏目に出るぞ。

はぁ‥‥。
理屈はわかってきましたから、
たたみかけるような言い方はやめてくださいって。

オレは今日は講師なんだから先生なんだ。
がまんしろよ。

そういうの、
モラルハラスメントですよ。

いまはやりのモラハラってやつか。
ふん、そうかもな。
すまんすまん。
いまどきの社会ではオレは罪人だ。
島流しだ。

あーもう、
わかってるならいいです。

あ、
先生といやぁ、そうだ、
おまえ、
小野先生にお礼したか?

いえ、
まだ行ってません。

アホ。
今日いちにちお世話になっといて無礼なやつだな。
すぐビール持ってあいさつしてこい。
ほれ、行け。

なんですか、
それ。
まるでボクを追っ払おうとしてるみたいじゃないすか。

そこなんだよ。
「自分が追い払われる」

おまえが感じていることが、
オレの行為を「追い払う」に変えてるんだ。
だが実際はな、
オレはおまえが小野先生ともう少し話せる機会を増やしてあげようとしている。
いや真実は、
またそれともちがっているかもしれないが、
ともかくおまえの想うことが現実を良くも悪くも変えるっていう
これが見本だ。
モテる男になってほしいと祈ってるんだからな。
ほれ、
行けって。

いつのまにか「おまえ」とか言われてるし‥‥

なんだって?

いえ‥‥

他人の評価

またパラドキシカルなアドバイスをひとつ──
他人の評価を高めたいなら他人の評価を気にするな
と(ё_ё)?
特に20代から30代前半の若ゾウ諸君には
このことを強く進言したい。
もうちょい噛み砕いていうと──
(結果として)他人の評価を高めたいなら
(直接的に)他人の評価を気にするな

となる(ё_ё)
他の人はどう思うだろう?
っていう評価基準が絶対的なまでに強大で、
それに縛られ、振りまわされ、
押しつぶされそうになっていないか。
いわゆる世間体(セケンテイ)ってやつだ。
それが
まるで悪魔のささやきのように
キミらを押しつぶすんだ。
そればかりではない。
ここでいう他人とは、
血のつながりがあるとかないとかではなく、
自分以外の他者という意味で、
親や兄弟や先生、恋人、上司といった、
身近な存在も含んでいる。
いや、むしろ、
身近にいてキミに対する影響力がある存在を警戒したほうがいい。
キミの人生なのに、
そのうちキミ自身がしっかり決断して選んだ道がいくつあるだろうか。
「社会的評価」という名の幻想に支配されてはいないか。
自分の道を自分でしっかり選んだつもりでも、
その根拠が世間体だったらなんにもならんぜ‥‥っちゅうハナシだ。
いま、キミの頭の中はどんな感じかな?
>そもそも大学に入って体育会系のクラブに所属したのは何のためだっけ?
>就活を有利にするためじゃないか。
>大企業に就職したら親は喜ぶ。
>彼女は公務員になってくれたほうが嬉しいと言ってる。
>そうだよ、それがフツウなんだよ。
>中小企業なんて問題外。
>まして独立するなんてアホだよ、アホ!

‥‥と、
まぁそこまで言うなら止めないけども、
どうせならエリート官僚でも目指したらええでしょ。
でもせっかくたった一度の人生なんだから、
まずなにはさておき、
いったんは他人の評価ってものの一切をナシにして、
人生選択の意思決定をすることを習慣づけてほしいと願う。
他の人はどう思うだろう?

思わない習慣だ。
他人の評価に一切とらわれない選択をしたからといって、
必ずしも誰かを悲しませることになるとはかぎらない‥‥と、
そう考えてほしいもんだな。
だいたい他人の評価を気にしているヤツっていうのは、
まわりの人間関係に配慮する思いやりがあってそうしているんじゃないもんね。
だた単に、
こんなふうに思われたらどうしよう、
そんなふうに見えるのはイヤだ‥‥と、
他人の目線に怯えているだけじゃないか。
意思決定はいつも、
不安か、愛か、その二者択一だってことを思い出してごらんよ。
他人の目を気にするっていうのは根っこに不安があるだろ。
まわりに対する思いやりとは正反対だね。
お芝居の勉強を続けるためにフランス留学したいんだけど、
きっとパパが反対するからやめちゃった‥‥とかいうときは、
パパが寂しがるだろうなっていう心配よりも、
お金を出してもらえないならどうせ行けないしなっていう計算が先に来てるでしょ。
他の人はどう思うだろう?
なんていう評価基準が愛からではなく不安から発しているうちは、
これを気にするのは止めたほうがいいんだ。
まだ実績の少ない若ゾウくんたちにとっちゃ、
人生は他人の評価との闘い
といっても過言ではない。
キミがいくら自分のことを、
>ボクはやりますよ。
>やる気だけは誰にも負けません。
>友だちにも頼りがいのあるヤツだと思われていて、
>悩み事とかいろいろ相談されます。

とかなんとか主張しても、
そんな調子のいいことは誰でも言うんだから。
40歳、50歳になると、
それまで果たしてきた役割が目に見える実績となって積み上がっているから、
あれこれアピールしなくて済む。
>この作品を見ていただければすべてわかります。

ひとことで済むくらいになるとほんとうにスバラシイ。
ええ歳こいてベラベラ自己主張しないといけないっていうのは、
それまでの人生が薄っぺらいことの証拠みたいなもんだから、
よく自覚して反省を‥‥
‥‥?
あ、
これはわたしのことだねっ‥‥Σ(・ω・;|||
とにかく、
実績のない若ゾウは、
自分で自分のことを評価することも困難だから、
なにかにつけて焦る。
わかってほしい気持ちはものすごく大きいのに、
それを証明する手立てがない。
ツラいねヾ(☆o☆):

人生は他人の評価との闘いだ。
若ゾウ諸君はまずその現実を受け入れよう。
実績の欠如はやむをえないことだ。
そんなことで自分を責めて卑屈になったりせず、
ひたむきにやるしかない。
なんとでも思えという開き直りがキミを救うだろう。
誤解が怖いときにはわからせようとすることをやめること。
ウソはつくわけにはいかないから黙るしかない。
ある時期、
社会全体を敵にまわすくらいの覚悟が必要になるかもしれない。
よく思われないといけない‥‥なんてことはない!
正しく理解されないといけない‥‥なんてこともない!
他人の評価がキミの中で過度に重要になっているなら要警戒!
自分について、
いちいち正確に受け取られないとおさまらない傾向があるなら要警戒!
キミはタバコを吸わない。
でもキミの彼氏はキミがスモーカーだと誤解していた‥‥
というようなことにいちいち神経質にならないこと。
「他の人はどう思うだろう?」というモノサシ
を、
自分の中で絶対的なものにしてしまってはいけないよ。
そんなことになるくらいなら、
もがいてもがいてもがいて、
いまいるところから飛び出してしまったほうがマシだ。
よいことなら何でも見せたがり、
よからぬことは何でも隠そうとする。

そういう習慣もまた、
無自覚に他人の評価をキミの中でキミ自身が大きくすることにつながるから要警戒。
>だったら、
>好かれようと努力することはいけないことなの?

っていう疑問、わかりますよ。
とてもよく理解できる。
それはね、
なんども言うようにね、
好かれたいと望む気持ちのベースにある動機によるんですよ。
あなたがね、
「嫌われたらどうしよう?」っていう恐れに突き動かされているとしたら、
それにはしっかり気づいておくこと。
なんせ恐れには従わないこと。
かなり大切な原則
を、
ここでまた思い出しておきましょう。
批判にさらされているという現実──しばしばそれはただの幻想──から
キミが執拗に受けているストレスの危険性に気づいてほしい。
若いころはただでさえ何でも不安なのに、
他人の目を気にすることがネガティブなムードをさらに増幅する。
>へへっ、
>いまに足元すくわれて泣きを見るぜ。
>はじめっからこうなることはわかってたよな。
>ざまあみろ。いいきみだ。

──そんな雑音がやかましく耳にこだまして、
神経がすり減りはじめる‥‥。
他人の怠慢やミスや不正をキミが痛烈に批判するなら、
それがゆえに同じ判断基準にしたがって、
キミは自分自身が許せないという状況にはまりこみがちだ。
自分にも他人にも厳しいタイプのキミは、
実は他人の評価に裁かれているのではなく、
自分で自分自身を裁いて苦しんでいるんだ。
それに気づいておくこと。
キミが勝手に想像しているほど
まわりの連中はキミのやることにこだわってない。
まわりもまた、
自分の得点稼ぎに精一杯なんだ。
成果を見せなければならないプレッシャーはあって当然だけど、
それを強力なストレスにしてしまっているのはキミ自身の勝手な幻想だ。
つっぱるのはもうやめよう。
年がら年じゅう目に見える成果を上げ続けるなんて不可能だ。
あやまっちまえよ。
降参するんだ。
開き直ることがキミを救うだろう。
一時的には惨めな思いをしなければならないこともある。
笑いたいヤツには笑わせておけばいい。
だが最後に笑うのはきっとキミだ。