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頼まれごとは断らない

こないだは、
一日も早く独立したい人に向けたアドバイスを書きました。
別にふざけたつもりはないですが、
現実的じゃなかったかもしれません。
こんどは、
自分が何をやりたいかよくわかっていないあなたのために、
じっくり天職を探す生き方を考えてみましょう。
キーワードは「頼まれごと」
誰かに何かを頼まれることに身を委ねる
というか、
頼まれごとを水先案内人としてついていく感じ。
わたしはわたし、オレはオレ、
自分らしくっていうのはもちろんすばらしい。
やりたいことがあるならそれをやったらいいでしょう。
でもまだ自分が何をすべきかがはっきりわからない‥‥
さぁ、
そのときです。
不安や恐れにつけこまれないように。
あれこれ考えない。
ひたすらほんとうの自分であることに努め、
思いやりを絶やさず、
ひたすら頼まれごとが増えていくようなイメージで
生活を組み立ててみたらどうかなって話ですね。
そしたらしぜーんと人の世のために役に立っていく
──という順序。

天風先生の教えにこういうのがあります。
私は今 
人の世のために何事かを創造せんと欲する心に燃えて居る。
そしてかくの如くに心を燃やして居れば、
いつかは 
神は私に何を為すべきかを教えたまうにきまって居る
「統一箴言」から

大好きな一節なんです。
わたしは会社設立からもうすぐ16年になりますが、
いまなお事業の方向を探るときなどに何度も心に浮かびます。
焦る必要は一切ない。
道は見えてくるんです。
人の世のために役立ちたい。
まわりの人びとに喜んでもらいたい。

──意識を
そういうふうに絞っていけばいいだけ。
千里の道も一歩から、
人と関わりを求めていかないと話になりませんね。
まずは身近なところ、
家族から、会社から、所属するグループから、地域から。
誘われたり、招かれたり、
頼まれごとをされることに敏感でいてください。
それがあなたのアンテナだ。
したいことをするっていうのは、
方向性としては立派だが、
はじめの一歩からして自分中心にかたよる恐れがありますね。
わかりますか?
あなたがしたいことをするんですよね?
わたしがあなたにしてほしいことをしてくれるのとはちがうわけだ。
自分のしたいことをする
という姿勢で一歩を踏み出す人と、
誰かが自分に求めていることをしてあげる
という姿勢で踏み出す人とでは、
はじめから方向が分かれてます。

>わたしはやりたいことやって生きてます。

という言葉だけを聞くと見分けがつきませんが、
成功している人っていうのは、
自分のやりたいことを好き勝手やっているだけのように見えても、
実はそれがちゃんとまわりの求めるものに合っているんです。
人に喜んでもらいたい
という本質的な欲求は、
いちいち言うのもいやらしいんで、
カバーされて見えなくなっているだけです。

そこに気づくための、
シンプルなアドバイスがこれ、
頼まれごとは断らない
ってことなんですね。
もしあなたが、
誰からも何も頼まれないタイプだとしたら、
いつでも急いで答を求めすぎているのではないですか。
中味が濃いとか薄いとか、
効率が良いとか悪いとか‥‥。
「時間がもったいない」という想いのために、
どれほど多くのつながりを避けてきたでしょうか。
あなたの目には、
もしかしてこの世の中が「くだらない人間だらけ」と映っているのではないですか。
くだらない人間どもに自分の時間を食われるのは耐えがたい、
と。
たいていのつきあいはくだらないし、
そんなくだらないつきあいは時間を割くに値しない
と。
──そんな、
時間の概念による束縛から自由になりましょう。
つながりのために時間をかけるのです。
自分の時間とは、
他人様からの頼まれごとを受け入れるためのスペースなんです。
あなたは、
いつでも時間にたっぷり余裕のある自由人です。
はっきり頼まれていなくても、
>そういえばあいつ、
>ダビングしてほしそうにしてたなぁ~

って気がついたときとか、
さっさとやってあげてください。
それでも頼まれごとが少ないときは‥‥、
ただひたすらここに在る自分を感じるんです。
そうすれば、
実行すべきことがわかります。
ニコニコしててください。
それが、
なんでも引き受けますよっていうメッセージ。
ニコニコしてたらなんでもだいじょうぶ。
誰かを不愉快にさせる気づかいがなくなって、
人間関係がちっともわずらわしくなくなる。
だから、
あっちこっちの集まりに顔を出しても疲れないし、
役を頼まれたら二つ返事で引き受ける。
引き受けたからには、
その役割を全力でやりとげること。
そこがもちろん大事。
あれもこれも引き受けて、
どれも中途はんぱになっちゃったなんていうのは最低。
>だったらそれは、
頼まれごとを断ることになるんじゃないの?

って、
それは屁理屈。
あなたが全力で何かに取り組んでいる姿は、
外から見ててもわかります。
引き受けるときの約束のしかたにあらわれます。
全力を出していつまでにどれくらいのことができるか
それを正直に答えたらいいんです。
そしてやりきる。
まわりのみんなが協力してくれないからって、
凹まない腐らない。
そんなもんよくあることでふつうのこと。
ニコニコ顔をくずさず淡々とやりきる。
するとまた別の頼まれごとが増えてくる。
もうなんでもかんでも引き受けるんです。
頼まれごとは断らないとハラを決める。
そして、
頼まれごとが増えることを喜んでください。
あなたは、
なにかお役に立ちたくて組織に加わっているんですから、
どんな役でも喜んでやらせていただくんです。
けっきょくのところ
商売繁盛
っていうのは、
頼まれごとで埋め尽くされている状態なわけだ。
無償で引き受けてたらあふれてきちゃったけど、
それでもニコニコして全力で取り組んでたら、
お金を払ってでもあなたにやってほしい人がまわりにたくさんいたわけだ。
頼まれごとをいやがっている自分がいるなら、
気づいてくださいよ。
それは自分がスタンバイできていない状態。
20ラウンドまで持ちこたえるスタミナがないなら、
まだリングに上がってはいけません。
自己犠牲でボロボロになってしまうかもしれませんのでね。
それからついでに、
あなたがいい人で終わらないためのアドバイスをひとつ──
相手があなたを利用しようとしているだけのときは、
その頼まれごとは断ってよろしい。

人に物を依頼するときの相手の態度を、
きっちり見定めなさいってこと。
人数が足りないから来てほしいとか、
チケットが余ってしまいそうだから買ってくれとか、
メールひとつで夜中に呼び出されたりとか、
自分が軽く扱われることを許すことはありません。
リスペクトのかけらも見せない相手なら追い返すべきですね。
┐(-。-;)┌
頼まれごとっていうのは、
引き受けてあげただけで相手の心が喜ぶものです。
なんとか人を喜ばせようとして方法を探さなくても、
相手のほうから飛びこんできてくれるんです。
断るなんてもったいない。
あなたは、
自分の奥底にある消極エネルギーの動きを止めようとしています。
内側を流れるエネルギーの向きを変えようとしています。
思考には外側でワーワー騒ぐしか能がありません。
新たな積極エネルギーを「実感」すれば、
内側の流れにダイナミックに影響を及ぼすことができるのです。
ま、
のんびり気長にやってください。
独立するのに年齢制限はありませんから。


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