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仕事を紹介してもらってますか

独立して、
まずいちばん苦労すること。
新しいお客さんをどうやって見つけたらいいか
ってこと。
実はこれは、
独立直後にかかわらず、
ビジネスをやっていく上ではずーっずーっとずーぅぅっと
特大の課題であり続けるわけなんですけど、
はじめは特に経験値ってもんがありませんから、
つい見通しが甘くなりがちです。
商才がズバ抜けた人にかぎり、
独立してからずっと仕事の量には事欠かない
っていう事例も稀に見聞きしますが、
わたしはそんな人に興味ありません。
不器用でがさつな
凡才経営者の味方なのでございます(;^ω^A

2か月ほどまえに、
今期は赤字ペースですって書いたあと、
別々の方から計2社、
新しいお客さんを紹介していただきました。
その方たちはわたしのブログなんて読んでませんので
>あいつが赤字だそうだから助けてやろう。
なんてことは絶対にないのですけど、
そこが天の配剤ってやつのおもしろいとこ。
逆転黒字が見えてきました。
ありがとうございます。
さてこんなふうに、
仕事を紹介してもらうっていうのはありがたい。
数字がしんどいときは特に
ありがたさが身に染みるもんであります。
わたしは、
1998年に会社をつくってからしばらくのあいだ、
新規の受注はすべて既存顧客からの紹介でした。
中には、
うちの親に世話になったからっていう人が、
仕事をくれたりしてましたが、
コネ
みたいなもんを使うのは好きじゃなかったし、
積極的には受けませんでした。
紹介コネはぜんぜんちがいます。
ITによってあるていど操作できる
クチコミ
っていうのともちがいます。
商品やサービスに対する評価はもちろんあるが、
そこは二の次。
あなたという人間を見て、
仕事ぶりを見て、
そこを見こんでお客さんを紹介してあげましょうっていう話。
新規のお客さんを紹介してもらうってことは、
営業や宣伝にコストが1円もかかってないわけですから、
これほどありがたいことはない
って、
思いますよね。
そこをまたしっかりやれば、
紹介の紹介でまたお客さんの輪が広がるんですから、
それがいちばんの理想
って、
思いますよね。
でも、
確かにそうですか?
しくじったときには、
紹介していただいた方の顔をつぶすことになりかねないってことを
考えたことありますか。
力のある方にご紹介いただければ、
仕事は一発で決まります。
ウンスンもない。
サービスの内容や料金を確かめることもなく、
>あの人の紹介ならまちがいないじゃない。
>もう決めてるから契約書持ってきて。

って、
それでおしまい。
信用
っていうのはえらいもんだな

感じるのはそういう瞬間です。
これにちょっとでも傷をつけるようなことになったら、
こっちの信用が消し飛んでしまうわっていう感じで。
もっとも、
こっちにはまだ
信用っていうほどたいそうなもんはないんですけどね。
あなたもそうですよ。
別の誰かに紹介してもらった仕事をしくじったとしたら、
自力で顧客を開拓した場合より、
あなたの名前の傷つき度合が大きいってことなんです。
それを小さなことだと片づけないように。
ぜんぜん小さくないですから。
せっかく紹介してもらった案件が、
まとまらないってこともよくありますが、
それはいいんです。
安請け合いとかしたばっかりに、
約束を守れないって状況のほうが致命的にアウトです。
変に手付金とかもらわないように。
できないことを正直にできませんと言って、
まとまらなかったならOK。
あっちが「ごめんね」っていうくらいの終わり方ならぜんぜんだいじょうぶ。
またいつの日か仕事をまわしてもらえる日がきます。
資金繰りがしんどいなら、
そういうときほど心はペイフォワードに保つことが肝心なんだ

思い出すように。
厚意に甘える
っていう心の姿勢だけは、
厳に歯止めをかけたいものです。
>だれかお客さん紹介してくださいよぉ~
なんて、
めったやたらと口に出すもんじゃないですよ。
ひとくちに紹介っていっても、
顔つなぎだけの無責任なやつとか、
仲介料を取るくらいのビジネスライクなやつまでいろいろあるんですけど、
どんなケースであってもそこに人が噛んでいる以上、
恩義
っていうもんは、
決して軽んずべからざるものっていうのがわたしの価値観です。
反対にいつか自分が立派に一本立ちして、
信用がついてきたら、
後輩にお客さんを紹介してあげられるくらいになりたいじゃないですか。
それもひとつの
恩送り
ですもんね。
かけだしのころ
お客さんを次から次と紹介してくださった大恩人が
3人も4人もいるわたしはしあわせ者だと思います。
その人たちがいなかったら
いまの自分はないわけで。
ありがたすぎて泣けてきます。
そして、
知らないあいだに自分が縁結びのきっかけをつくっていた
なんてことも増えてきた。
>えっ?
>あんたにあいつ紹介したの?
>オレが?
>いつよ?

なんて、
すっかり忘れてるのが自分でもコワいけど、
そんなのが後に、
けっこう大きな仕事になってたりするみたい。
仕事を紹介してあげる側の心持ちっていうのは、
案外こんなもんかもしれませんがね。
>おまえらみたいな若ゾウがなんぼしくじったからって、
>そんなんでつぶれるほど綺麗な顔とちゃうよ。

って、
もしかしたら忘れられてるかもしれません。
だからふつうは、
それほど神経質に義理堅く構える必要はないのかもしれませんけど、
でもやっぱり
恩返しは一生かけてでも
っていう気持ちでちょうどいいと思いますよ。
ひとことの報告もないのはどうかと思いますし。
ところで、
わたしの好きな諺のひとつに
後の喧嘩先でする
っていうのがあります。
だいたいの意味、
わかりますかね。
あとになってモメないように、
はじめのうちによく話し合っておけってことですね。
わたしは特に、
あとからごちゃごちゃ言われるのを避けたい気持ちが強いらしく、
自分についてのネガティブな情報をあえて先に出そうとする。
そこはたぶん、
みなさんの平均的な姿勢と大きくちがうところでしょう。
はじめに相手に良い印象を与えようとしない
そういう習性が身に染みているんです。
第一印象が最低
スタートするときが最悪。
なぜか、
そっちのほうが好きなんですね。
わざわざ嫌われるようなことまでしてるつもりはないですが、
心情的にはそれに近いかも。
だってそうしておくほうが、
あとから印象が右肩上がりでいいじゃないですか。
‥‥なんていう計算が頭にあるわけじゃないですけど、
はじめに調子のいいことを並べて
近づいてくる相手は受けつけないようにできています。
なにかトラウマでもあるんでしょうか?
それだけ、
あとで期待を裏切ることが多かったんでしょうか?
>わたし詐欺師でーす。
>こう見えてプロでーす。
>これからあなたをじょうずに騙しまーす。
>スキがあったら盗みもやりますんで、
>お気をつけあそばせね。

──こんなふうに近づいてくるヤツとつきあって、
ほんとになんか盗まれちゃったとしてもですよ、
ちっとも腹も立たないし気持ちよくていいじゃないですか。
受けつけないのはこの反対のタイプだな。
つきあってくれるならこっちのことをよくわかってからにしてほしいと、
願ってしまうタチなんだな。
だからわたしにお客さんを紹介してくれる人っていうのは、
いろいろ前置きに苦労するみたいです。
>ちょっとマニアックな変人だから、
>コミュニケーションは秘書とやれよ。

とか、
>ときどき毒矢が飛んでくるから、
>そこだけ気をつけてね。

とか。
ご配慮に感謝します。
しかしそんなぐあいだから、
おまえに女性を紹介してやろうっていう奇特な方が、
いつまで待ってもさっぱり現れません。
ツラいっす(◎_◎;)


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