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経営指針作成の手引き

経営についてのあれこれを学ぶなら、
中小企業家同友会
ってとこに
入会することをおすすめします。
日本全国どこの都道府県にもあり、
まぁだいたいは同じようなカリキュラムだと思います。
そして
経営指針書
ってもんの
つくり方を学ぶことをおすすめします。
自分がつくるだけではなしに、
大勢の経営者仲間がいっしょになって、
お互いにお互いの経営指針を切磋琢磨できるところが
中小企業家同友会のいいところ。
そのつくり方を具体的に学ぶ
「経営指針書成文化セミナー」は泊まりがけなんですが、
脳みそパンパンになりながら、
みんなでいっしょにメシ食ってフロ入って、
酒飲んでヘロヘロになりながら、
ほとんど徹夜の勢いで明け方までかかって経営指針書を仕上げていく。
自社の指針書をつくるだけでもすごく勉強になりますが、
そうやって他社の指針書づくりに数多く立ちあうことで、
さらに深い学びが得られる。
JC盛和塾なんかと比較して、
中小企業家同友会は会員のレベルが低いとおっしゃる方もおられますが、
別にいいじゃないですか。
来る者は拒まずって感じで、
味噌もクソもいっしょくたのごった煮で学ぶ。
このリトルリーグっぽいとこがわたしは好きですけどね、
こんなとこじゃないと続かなかったでしょうし。
何年商売をやっていても、
決算書が読めない経営者ってザラにいるんだ
ってわかって、
>あ~、
>自分だけじゃなかったんだぁ‥‥

と、
ちょっと安心したり。
中小企業家同友会では、
経営指針書をつくらずに会社を経営するなんてのは、
免許を持たずに車を運転するようなもの
だと言われます。
実際に作ってみて社員さんとベクトル合わせをやってみると、
その意味がよく飲みこめることでしょう。
同友会で学んだことを自社に持って帰って実践。
学んで実践、学んで実践‥‥

くりかえし。
そのくりかえしから自分なりの気づきが得られて、
また試行錯誤して‥‥
「経営指針作成の手引き」
という小冊子を、
中小企業家同友会全国協議会が発行しています。
60ページあまりの
ほんとうに薄っぺらい400円の冊子なんですが、
経営指針作成に必要なエッセンスが、
業種業態の枠を越えて最大公約数的にコンパクトにまとめられてます。
  • 第一章‥‥同友会らしい「経営指針」の確立、成文化の進め方
  • 第二章‥‥経営理念
  • 第三章‥‥経営方針
  • 第四章‥‥経営計画の策定
  • 第五章‥‥経営計画の実践とフォロー
  • 終章‥‥これからの中小企業

全体の構成はこんな感じ。
単純化すると──
指針 = 理念 + 方針 + 計画
なんですね。
ですから、
これから指針書を作成しようとされる方も、
この3つのバランスを踏まえて取り組まれるのがよいと思います。
わたしのサイトのこのセクションも、
なるべくこの冊子に沿って進めていくつもりです。
右手にロマン、左手にソロバン
っていう言葉があります。
理念 + 方針 + 計画

3つのバランスを意識する意味でもいい言葉ですよね。
わたしがこの言葉を初めて耳にしたのも同友会の例会でしたが、
そういえば同友会には、
>右手に労使見解!!

言い切る人もいてたりして。
おもろいですε=( ̄。 ̄;)
>数字がぜんぜんわかんな~い(@ε@)
って方、
ほんとうに多いです。
理念のところは瞳をキラキラ輝かせながら夢いっぱいで取り組むのに、
利益計画を作るところに来ると顔が青ざめてしまう‥‥。
できあがった経営指針書に売上総利益の見通しすらない‥{{{{(+_+)}}}}
‥‥なんて言語道断ヾ(☆o☆):
いますぐもよりの中小企業家同友会に電話して
経営指針成文化に真剣に取り組んでください。
同友会では
「経営理念」
「経営方針(ビジョン)」
「経営計画」
の三つを総称して「経営指針」といっています。
このように「経営指針」を
「理念」、「方針」、「計画」の三つに定式化しているところに
同友会らしい特徴があります。
 「経営理念」とは、
企業の目的とは何かを考え、
経営にあたっての根本的な考え方を明示するものです。
 「経営方針」は、
この理念に基づいて、
経営の基本的方向を確立することです。
時代の流れをするどく洞察し、
企業の事業機会を変化の中から見つけ出し、
自社の長所、短所を見きわめ、
長所を生かし、短所を改善し、
未来を切り開く目標とそれを達成するための戦略を明らかにします。
 「経営計画」は設定された目標と戦略にもとづき、
それを達成するための手段、方策、手順を具体的に策定するものです。
中小企業家同友会全国協議会「経営指針作成の手引き」より

よろしいでしょうか?
ちなみに、
>右手にロマン、左手にソロバン
という言葉、
もともとは「日本資本主義の父」といわれる渋沢栄一翁が
1926年(大正5年)に著した
「論語と算盤」

由来するらしい。
渋沢栄一翁(1840~1931)のことはもちろんご存じですね?
明治維新後、
大正初期にかけて活躍した日本の武士(幕臣)であり、官僚であり、実業家。
第一国立銀行のほか、東京ガス、東京海上火災保険、王子製紙、
日本郵船、秩父セメント、帝国ホテル、秩父鉄道、京阪電気鉄道、
東京証券取引所、キリンビール、サッポロビール、東洋紡績などなど、
500以上といわれる多種多様の企業の設立に関わったといわれています。
「道徳経済合一主義」を提唱し、
清廉潔白な経済人としての姿勢を貫いて多くの人々の尊敬を集めました。
じゃあ渋沢さんが「左手に論語、右手に算盤」と言ったかどうか?
そんなの韻も踏んでないし、
わたしは言ってないと思うけど、
>正しい道理の富でなければその富は永続することができない。
>論語と算盤という懸け離れたものを一致させる事が
>今日のきわめて大切な務めである。

とおっしゃったのは確かです。
フロックコートのポケットに、
小さな「論語」の本を入れていて、
ボロボロになるまで読み返していたそうなんです。
ロマンソロバンとのあいだの、
バランスの神さま
みたいな人だったのですね。
そう‥‥
むかしの日本にはグレイトなリーダーがたくさんいた。
その渋沢栄一翁の教えの中で、
特に有名な「夢7訓」というのがありますので、
最後に紹介しておきましょう。
夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず
  **
一人ひとりに天の使命があり
その天命を楽しんで生きることが
処世上の第一要件である
渋沢栄一「夢7訓」


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