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聞き上手になるには

中小零細の経営者なんていう人種はだいたいが、
人の話が聞けないようになってますね。
いちいち聞いてたら身がもたないとでも言いたげに、
人の話は聞きません。
聞こうともしない。
日々刻々、
山積する問題解決に追いまくられていますから、
脳がそんなふうに習慣づいている。
聞く耳もたず。
ご多分にもれずこのわたしも、
人の話は耳に入らないタイプ。
自分のことを棚に上げたりはしません。
だからしょっちゅう社員から
冷たい視線でにらまれる。
衝突が起こる。
なにか課題を示されると、
それはこうしたらいいじゃないか
とか、
あれを試してみようよ
とか、
いろいろ出てくるんですが、
具体策を考えることはできても話は聞けない。
できそこないのロジカルシンキングなんですね。

気持ちの問題はロジックでは解決できない‥‥
ってことは重々承知しております。
典型的なのは、
社員が会社を去るときですね。
>辞めさせてください‥‥
と、
これを言い出すときの社員の話は、
ロジックで理解できてもどうにもなりません。
中小零細にとって社員の退職は、
マテリアル(=物質的)ダメージより、
メンタル(=精神的)傷のほうが深い。
手遅れにしないためには、
部長も課長も、
リーダーと呼ばれる立場の人が皆
聞き上手でなければなりません。
相手の気持ちを受け止められるか。
ロジカル(=論理的)理解ではなく、
エモーショナル(=情緒的)共感が肝心。
ハートアタマ
に、
もし変えられたら、
会社の雰囲気は一変し、
あらゆる問題が一気に氷解‥‥なんてこともありえます。
そんな力を、
人徳

呼ぶんでしょうけども。
そんなもんがそなわってない(=器が小さい)から、
いつまでたっても会社が伸びないんでしょうけども。
社員の不満の根っこには、
たいがい──
>自分は認められてない
って感覚があります。
理解されていないとか、評価が低いとか、
表現はいろいろ変わっても、
けっきょくのところ、
自分の言い分を聞いてもらえてないことに端を発しているんです。
>給料が安すぎる
っていう不満を、
文字どおり金銭的な話と受け取るのは早計ですよね。
>ほんとうは給料なんて問題じゃない。
>高いの安いのと言ったって2000円、3000円のこと。
>そんなのどうだっていい。
>やっている仕事がしんどい‥‥

──うん、
お金の問題じゃないんですね、
やっぱりね。
>いや、
>ほんとうは仕事がしんどいっていうのもちがう。
>からだはぜんぜん疲れてない。
>帰る時間が遅いとか、現場が暑いとか、立ちっぱなしとか、
>そういうのはぜんぜん平気だ。

──ほう、
仕事がしんどいわけでもないと。
>耐えられないのは上司の態度だ。
>何も考えずにだらだら働いてる。
「こんなふうにやりましょうよ」って言っても、
「ああ」とか「ほう」とか生返事ばっかりで、
>ちっとも相手にしてくれない。
>だからこんな給料じゃやってられないって気になるんだ!

──ってこと‥‥なんですね。
こういうのはアタマで聞いてるとわかりませんので、
話がおかしな方向へ行くんです。
>ふ~ん、給料が安いだと?
>何様のつもりか知らんけど、
>もっといい給料を取れるようになるためには、
>どんな仕事すればいいか考えろって伝えとけ。

──みたいな展開、
前向きなようで噛み合ってないじゃないですか。
こんなにチグハグしてちゃあ社員は救われません。
聞き上手っていうのは、
耳やアタマで聞いているんじゃないんですよね。
心で感じているかどうか、
要はハートの問題。
そんなふうに見えてなかったとしても、
認めてほしい、褒めてほしい、
励ましてほしい、期待して欲しい‥‥
自分は重要な存在だと感じたい。
>聞いてるよ、
>聞いてる聞いてる。
>おまえの言っていることの意味、
>よーくわかるよ。

‥‥なーんてね、
こんな口ぶりの上司にかぎって、
ぜんぜん聞いてない。
表面的に答えてるだけで、
やっぱり噛み合ってないんだから。
相手は自分に対して共感してくれることを求めています。
>なにそれ共感?
>それって女の部下が男の上司に対して求めるもんだろ?

──??
いやいやどうしてどうして。
うんざりしてしまってへこたれそうなとき、
むなしくて心が折れそうなとき、
男も女もいっしょです。
ソリューションなんて求めてません。
ただただ、
心が受け入れられることを望むんです。
つまり、
話を聞く側に求められるのは、
小手先の技術ではなく、
器としての心の豊かさ
全人格を懸けたものという意味で
人間力

問われるということです。
>やぶから棒に「辞めます」って言われるのいやなんで、
>きょうから聞き上手になりま~す!

みたいに、
セミナー受けて一朝一夕にいくもんじゃありませんよね。
これは、
人格改造級のヘビーなテーマ
ですよね。
ハートにはハートで、
エモーションにはエモーションで。
人の話を聞くときは、
自分の価値判断基準を棄てて、
心を空っぽにするくらいでないと。
ロジカルな相談ならロジカルに対応していいし、
テクニカルな相談ならテクニカルでいい。
しかし、
心のテンションが下がってむなしく弱っている相手なら、
あなたに求められているのは
共感
です。
そんなときに自分の頭がごちゃごちゃしてたなら、
感情移入していくなんて無理ですね。
まずは心を自分から離せるか。
アタマの活動(=思考)
止めることができるか。
入れ物を空っぽにすることができれば、
そこにスペースが生まれます。
相手の気持ちを入れてあげるためのスペースです。
人の話が聞けない人 自己中心的な人
っていう
明らかな傾向がありますね。
>おまえの言いたいことはさ、けっきょくさ、こういうことだろ。
>わかってるよ。わかってる。まえにも聞いたし。
>いや、そうじゃないでしょ。いや、だからね、わからないかな。
>そういうやり方じゃあさ、うまくいかないんだってば。
>キツいこと言うみたいだけどね、キミのためを思って言うんだよ。

‥‥みたいな言い方をしているあなた。
これ、
ぜんぜん聞けてない証ですから。
あなた、
まちがいなくジコチュウですから。
人の話が聞けない人 自己中心的な人
ってことは‥‥
聞き上手になる コミュニケーション能力を上げる
自己中心性を改める
‥‥ってことでして、
やっぱりこれは、
人格改造級のヘビーなテーマ
ってことです。
自己中心的な人は自己中心的でいることがラクだから自己中心的であり続けます。
食べたら太るとわかっていて、
それでも甘いものやら脂っこいものを食べてしまうのと根っこは同じ。
自己中心的な姿勢を改めるのが苦痛なので、
どうしても自己中心的な姿勢を改めることができなくて、
ずっと自己中心的な人間として生きてきたし、
たいていはこれからも自己中心的な人間として生きていくんです。
ジコチュウって最高!
だかんね。
しかし
本人が自覚しているかどうかは別として、
自己中心的な人は人間関係を楽しめません。
他人と良好なコミュニケーションが保てませんから、
人間関係においてもろい傾向があります。
友だちが少ないのも当然です。
そんなのいやでしょ?
不安で不安でしょうがない人
っていうのはけっきょく、
まわりの人のことを大切にしていない自分勝手な人のことです。
人間性の芯から変わる決意がないと、
コミュニケーションが真に豊かになることはありませんね。
なので、
テクニックに頼るのはやめたほうがよろしいです。
内面に目を向けましょう。
真に愛されている実感があるか、
ないか。
寂しい気分を紛らわせる材料をいくつも用意していませんか。
感情のままに振る舞うということと、
正直だってことを混同してませんか。
もう1回くりかえしますけど、
これ、
人格改造級のヘビーなテーマなんです。
エゴの解体が必要なんですから。
他人の気持ちがわからない‥‥というか、
そもそも他人の気持ちを思いやることもないという人は、
自分や自分の人生に不満があるんです。
だから自分優先でガツガツやる。
すごいエネルギー。
なんぼでもがんばる。
自分の欲望実現のためですから。
そこそこ成功します。
めちゃめちゃ成功することもある。
地位やら財産やら名誉やら、
そんなもんで塗り固めてしまうとよけい自覚ができなくなってしまいますが、
見栄でしあわせを気取っていても、
ほんとうのところでは薄っぺらいもんです。
だからいつまでも自分の利益が優先する。
古今東西、
そういう事業家が圧倒的に大多数を占めてます。
中小企業の経営者が人の話を聞かないのはむしろあたりまえなんです。
ズラーッとわがまま揃い。
しかもスジガネ入りのわがままです。
お互い気をつけましょうナ。
(ё_ё)
言葉は全人格
です。
人格を磨きましょう。
遠まわりなようでもそれしかない。
見る人が見れば、
情緒的な成熟度はすぐに知れてしまいます。
わたしですら、
2~3分もしゃべれば自己中心的な人はすぐにわかる。
情緒的に未成熟なまま歳をとるなんて、
恥ずかしいと思いません?
いつまでも自己中心的でいたいですか?
相手の話を聞くために立ち止まる習慣

いま、ここから始めません?
自己中心的な人は自己中心的でいることがラクだから自己中心的であり続けます。
自己中心的な姿勢を改めるのが苦痛であるにもかかわらず、
やっぱり変わろうとするのは、
自己中心的なままでは達成できない目的が生まれたときです。
その目的をどうしても達成したい
という気持ちが苦痛を駆逐するときです。
あなたの近くにいる人の幸せについて
あなたには責任があるのだ


気づきましょう。
えらそうに上から言って申し訳ないですが、
これはわたし自身が自分に言い聞かせてることでもあります。
自己中心のスタイルを捨てるのはラクじゃないです。
ラクじゃないけど変わるしかない。
より崇高な目的を優先するために。
心のお手入れを入念にやってですね、
感謝感謝で満ちて満ちてみちみちて、
しあわせ満タンになってください。
なりましょう (*^_^*)
全身が聞く耳になります (*^_^*)
なりましょう (*^_^*)
(ё_ё)
最後にオマケ。
人の話をよく聞くためのコツを3つ挙げます。
(請け売りですけど。)
  1. うなずき
  2. あいづち
  3. オウム返し

たったこれだけのことができたらほとんどOK。
できませんけど (*^_^*)
あなたはたったいまから
コミュニケーションの天才
で~す☆(*^o^)乂(^-^*)☆
天才ナメてますけど (*^_^*)
たったこれだけのことができると、
聞き上手ってことなんですがな。
頭ではわかっていたとしても、
なかなかできない。
不思議ですよね(。・・。)

ここのところ、
テクニックとして受け取ってるとできませんね。
コーチングかなにかの研修を受けて、
傾聴というテクニックをテクニックとして身につけると、
ちゃんとそれなりに効力はあるんですけど、
テクニックだけに偏りすぎると、
やがてどこかでボロが出る。
だからやっぱり先に心を鍛える。
心がのんびりゆったりくつろいでいることと、
聴く力は大いに関係がありますね。
自分を空っぽにすることができれば、
だんだんできるようになるはずですよ。
いっぽうで心のキャパを広げながら、
もういっぽうでテクニックを学びましょ。


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