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感情的にならずに感情を伝える

この、
感情的にならずに感情を伝える
っていう
めちゃめちゃすばらしい心がけ

御社のグランドルールにも加えられてはいかがでしょうか。
‥‥
はい?
グランドルールがそもそも設定されてません?
え?
グランドルールって何かってことをご存じない?
はいはい。
わたしも去年まで知りませんでしたので、
ぜんぜん気にしなくていいですよ。
たぶんね(ё_ё)
えーっと、
グランドルールっていうのは、
会議やミーティングを開く際に設定するルールのことで、
参加する全員で共有して守るものですね。
ルールなんてもん、
そもそも好きじゃないわたしが、
自社のミーティングにあえてグランドルールを設定しているのは、
コミュニケーションが下手くそすぎる!
っていう自戒をこめてのことです。
世の9割以上の社長が、
社員の話に耳を傾けていないという説もありますが、
わたしは
社員から日々ボロカスに叱られているくらいなので、
ぜんぜん話を聞けておりません。
I am totally guilty
──全面的に罪を認めます。
さすがにこれじゃあマズかろうってことで、
社員のほうから項目を出してもらうかたちで、
グランドルールを決めました。
人の発言は最後まで聞く
とか、
否定語は使わない
など、
耳の痛い項目が並んでおります。
他にも、
言い訳はしない
とか、
人のせいにしない
など、
なかなか立派な心がけを、
社員みずからがグランドルール化して実践してくれています。
実効性が上がって成果が出ていますので、
大いにマネしてください。
会議やミーティングには、
職場のコミュニケーションパターンが凝縮されていますよね。
この組織は
いつも
こんなやり方で意見をまとめていく
っていう、
クセっていうか、
型っていうか、
流儀みたいなもの。
つまり習慣
会議で自由にものが言えない組織っていうのは、
飲みに行こうがBBQパーティを開こうが、
やっぱり風通しはよくない。
自由にものが言える
ってえのはどういう感じなのか、
とっくの昔に忘れてしまって思い出せない。
そんな具合なので、
ミーティングの進め方にあらわれる
コミュニケーションパターンこそが、
社風の中核にあるもので、
企業文化を形成する土台だといっていいでしょうね。
いやまったく、
子どもじゃあるまいし、
いやですよ、
ルール
なんて
押しつけがましくて。
でもこれは、
そこまでしてでも組織の習慣にしたいんだという
わたし(=社長)の強い意思表示です。
これを、
わが社の経営習慣にしたかったんです。
中でもとりわけ
感情的にならずに感情を伝える
は、
部長が出してきたものなのですが、
実にすばらしいと思います。
わたし個人としても
感情のコントロール

きわめて価値の高い習慣と位置づけていますから、
そういうところが社員と共有できるってことは、
ほんとうに喜ばしいことです。
まず大前提として、
感情は抑えないほうがよい
と考えています。
ネガティブな想いを心に
しまいこんでしまうのがいちばんよくないんです。
一時的には波風が立たなくて場が丸く収まるかもしれませんが、
しまいこんだ本人のメンタルがダメージを受ける。
出さないよりは出したほうがよいはずです。
だから出し方が大切。
「出し方」とはすなわち感情表現です。
汚い出し方でも出さないよりはいいんですが、
できることなら綺麗に出したい。
きちんと感情がコントロールされた状態で、
ニュートラルな言葉に置き換わって出てくるのがいい。
マネーロンダリングならぬ
感情表現のロンダリング
みたいなことを
やるんですよ。
たとえば‥‥
>なんでそんな言い方するんですか!
って、
ある女性社員──A子さんとしましょう──が
男性で上司のあなたにブチ切れたとします。
8割以上の確率で、
あなたの脳は
>そんな言い方ってどんな言い方だよ?
>何がどういけなかったっていうんだよ?

って、
ぜんぜん意味わかってない状態になってます。
しかし
そこの理解できない部分はそのままにして、
>おい、ちょっと待てよ。
>アホかこの女は。
>上司に逆ギレするなんて考えられんぜ。
>これだから女は使えないっていうんだ。
>まったく!
>組織をなめてんじゃねえよ。

となる。
はい、
アホはあんたです。
(わたしもですけど。)
アホな男の上司に、
そういうキレ方をしたら、
こういう展開になるとわかってて、
やっぱりキレたA子さんもちょっとアホ。
要は
どいつもこいつも全員アホでおめでたいんですけど、
こんなことからみんな少しずつ学んで、
同じ衝突はくりかえさないようにしましょうね
っていうのがグランドルールの趣旨。
じゃあA子さんは
どう言えばよかったのか。
感情的にならずに感情を伝える
──その心がけでがんばってみてたらどうなったか。
>いまの言い方、
>おかしくないですか。
>なんかカチンと来ましたけど。

くらいにしとけばどうだろう。
それなら男性脳にもわかりやすく入るし、
ちょっと反省してみようかなっていう猶予もある。
>え、そうなの?
>悪かったね。
>じゃ、どう言えばよかったか、
>ちょっと考えてから言い直してみるわ。

と、
そんな流れになればひとまず衝突回避。
時計の針を戻し、
そこから真剣に言葉を選び直していく作業が始まります。
しかし、
このとき謝罪したつもりの「悪かったね」っていう言葉は、
A子さんの耳にはちっとも反省しているようには聞こえてないので、
さらに火に油を注ぐ展開となり、
部下による上司の躾(調教?)がエンドレスに続く
‥‥みたいなことが
わが社ではわりと日常茶飯事だったりします。
──がんばっとるんだよ、
コミュニケーション。
(ё_ё)
職場に一歩足を踏み入れたら、
なごやかなムードかどうかわかりますね。
だいたいの人間模様が伝わる。
表面的には衝突がなく静かであっても、
抑えられているだけかもしれません。
みんなが自分の感情を
少しずつ抑えている。
そんなのがなんとなく気配で知れる。
>え?
>でも、それってあたりまえじゃないの?

と、
思われる方も多いはず。
個人の感情をいちいち浄化するのに手間ヒマかけてたら、
組織活動が成り立たないわ、
と。
わたしもしょっちゅうそう思います。
コミュニケーションコスト
っていう概念が
頭に何度も去来します。
しかしそこで
個人の感情を組織のために抑える必然の結果として
うつ病やらなんやらでメンタルヘルスが損なわれ、
貴重な人財が第一線から抜け落ちてしまうとしたらどうですか?
耐えられなくないですか、
そういうの。
もっとも信頼する最良のパートナーである社員が、
心で苦しんでいると思うとそれだけでつらい。
社長は
会社の中では最高の権力者です。
それはつまり、
社員を抑うつに追いこむことができる絶好のポジションでもあるわけで‥‥
恐ろしいことです。
経営者は経営のエキスパートであると同時に、
心のエキスパートたるべしと思います。
1年や2年ですぐ辞めるやつのことは、
ま、
大目に見てもらいましょっか。
だめ?
だってそういう人材は、
どこへ行ってもやっぱり続かないんですから。
まだまだ修行半ばで二流経営者にもなりきれないわれわれが、
そこまで気にしてたら組織がもたないでしょ?
だめ?
少なくとも3年以上がんばってくれてる人だけでもね、
その苦労に報いたい。
三流経営者のダメダメな舵取りに、
辛抱強く耐えてくれている人たちです。
まじめにがんばって会社の中軸に成長しようとしている。
だからこそ、
メンタルなクラッシュは一気に来る。
積もりに積もったものの重みで、
つぶれるときはあっという間。
それだけは絶対に
避けたいじゃないですか。
ね?
部下の話に耳を傾けることに、
じゅうぶんな時間を取ろうではないですか。
口にチャック。
死語かもしれませんが‥‥
耳はダンボに。
どれだけ責められてもなじられても誠心誠意、
感情移入に努めましょう。
努力に裏切られることはありませんから。
ちがいをちがいとして認めることができる企業文化

徹底されてくれば、
意見が真っ向から対立していてもなごやかに話せます。
お互いがお互いに
銃口を向けあいながらでも、
なごやかに
笑顔で話せる。
テレビや映画で
そういうシーンを観たことないですか?
かっこいいでしょ。
はらわたが煮えくりかえるくらいの修羅場でさえね、
感情表現をコントロールできるっていうのは、
かっこいいことの象徴なんですね。
実社会でもそれをやるんですよ。
やれなきゃおかしい。
だって、
わたしとあなた、
あなたと彼女、
ちがうのがあたりまえ。
>撃ち殺してやりたいほどムカついてまーすb(⌒o⌒)d
って、
クールに言いましょう。
感情表現のコントロールが感情のコントロールに直結してますんで。
ぎゃあぎゃあ大きな声出さない。
取り乱さない。
カチンッ
ときたその刹那に
表現の変換アダプタが機能するかどうか。
そこに、
オトナとコドモの境界線があると思います。
感情コントロールのベストな手段として、
わたしが選んだのは安定打坐
そして心身統一法の体系をつかんで実践していくことが、
感情的にならずに感情を伝えるためのベストな方策であると考えます。
入社した者全員に「成功の実現」を贈るのは、
かっこいい会社にしたいから。
誰かが感情的に取り乱してしまったときは、
その場ですべての業務を止めて、
10分間の瞑想がはじまります。
かなり特異な経営習慣ですが‥(ё_ё)


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